紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

チケットトゥライド イベリア & 韓国(Zug um Zug / Ticket to Ride Iberia & South Korea)

マップコレクションNo.8

イベリア半島を訪ね、音楽のリズムで印象付けられた各地を電車で旅しよう!
鉄道網を広げつつ、バルセロナのにぎやかな通りから、セビリアの日当たりのいい広場まで、フェスティバルカードを集め、カードセットを作ります。
最初にその街に到着し、フェスティバルカードを集めたら、勝利に近づくでしょう。

No.605

・チケットトゥライド イベリア & 韓国(Zug um Zug / Ticket to Ride Iberia & South Korea)

Alan R. Moon作

・Days of Wonder

・8歳から

・人数…2人から5人

・時間…30分から60分

・日本語化…必要ありませんが、ボードとカードの地名が日本語だと遊びやすいです

日本から戻ってまだ間もないのに、夫がやたらとボードゲームやる気満々(笑)。
うれしいんだけど、主がいなくて放置されたウチをどうにかするのに精一杯で、説明書を解読するヒマなんかあるわけない(笑)。
なので、初回はいつもの「ドーフロマンティック」拡張入りをプレイ…

…とはいうものの、日本ではほとんど遊ばなかったので、わたしだってボードゲームしたいーってところに届いた「チケットトゥライド イベリア&韓国」!!
これじゃん、これならたぶんすぐできるし、夫の「新しいゲームは、休暇中だけ」もクリアっ!
大急ぎで、説明書解読!

念のため書いておきますと、「チケットトゥライド イベリア & 韓国」はマップコレクションのNo.8 です。
拡張ですので、「チケットトゥライド」か「チケットトゥライド ヨーロッパ」から電車を借りてこなければなりません。
あ、電車カード付属してますから、電車カードは借りなくてもダイジョウブです(笑)。

ちなみに、このブログでは他のマップコレクションでも遊んでますので、ひやかしてってください(笑)。

マップコレクション
No.1 …アジア&レジェンダリーアジア
No.2 …インド&スイス
No.3…ハート オブ アフリカ
No.4…オランダ
No.5…UK&ペンシルバニア ペンシルバニア
No.6…フランス&オールドウエスト
No.6 1/2…ポーランド
No.7...日本&イタリア

さて、ルールは。
基本は一緒です。
変更は、チケットとフェスティバルカードの扱いです。

チケット
ゲーム前は、配られたチケットから1枚選び、残りを隣のプレイヤーに渡す、隣のプレイヤーからチケットを受け取り、そこからまた1枚選ぶ…を繰り返します。
また、電車カードの中にドラフトカードを入れ、そのカードが出てきたら同じように全員チケットを受け取り、1枚選んで隣のプレイヤーに渡す、を行います。
電車カードからドラフトカードが出るまで、手番で通常の「チケットを取る」を選択することはできません。

フェスティバルカード
電車カードにフェスティバルカードを混ぜておきます。
フェスティバルカードが出たら、都市別に並べます。
その都市に1番最初に線路をひいたプレイヤーは、それまでに表になったその都市のフェスティバルカードを受け取ります。
フェスティバルカードは、集めた枚数によって得点を得ます。

最長ボーナス、最多チケットボーナスはありません。

土地勘ほとんどないんだよなー

家族で遊ぶ日(452)。
夫(青)、1号(黒)、2号(黄色)、わたし(赤)の4人でプレイ。
わたしのみならず、全員休みボケ(笑)。
慣れたゲームの拡張で再スタートってのは、とても正しい気がする(笑)。
いいタイミングで発売になったマップに感謝(爆)。

さて、まずはチケットをよくきって、配る。
わたし「もらったら1枚選んでください」
夫「なんで?」
2号「そういうルールなの」…2号、フォローありがとう(涙)。
わたし「で、残りを隣のプレイヤーに渡します」
2号「パパ、パパのカード2号にちょうだい。パパはままからもらって」
…2号、ホントにありがとう(笑)。

全員初めてのマップなので、地名チェックに時間かかるけど、1枚目はとりあえず得点多そうなやつ…あ、でも、これかぶると痛いかなぁ…あー、どーしよー(笑)。
いつもそうだけど、1号2号は決断が早く、夫とわたしは右往左往。
若いっていいわね(笑)。

わたし「で、今やったチケットドラフト、もう1回やるの。そのカードが、電車カードの中に入ってて、それが出たらもう1回やるからね。で、それが出るまでは手番でチケット取れない」
夫、すでに飽和状態(笑)。
2号ため息ついてる(笑)。

わたしは、得点が高いってだけでコルドバーフランスを選ぶ。
…てか、他のチケットも割とこの方向(笑)だったし。
その次のカード、コルドババルセロナがあったので、ラッキーっとゲット。
そのあとも、「この方向」というだけで選んでいく。
…そして、あとで微妙に違ったと気が付き悲鳴を上げる、までがセット(笑)。
ただ、このドラフトシステムは、悪くない。
カードをドラフトすることで、ある程度チケットをそろえることができるってめちゃくちゃありがたい(笑)。

というわけで、出発進行!
…って、言ったって、序盤は電車カード集めなんですが。

そして、イベリアマップではフェスティバルカードも出てくる。
フェスティバルカードは、都市別に分けて置くとあったけど、これボードゲームのわきに置いたら、全員忘れる自信があったので、ボートの都市のそばに置くことにする…おかげでボードが見づらいのなんのって(笑)。
次までに解決策、考えとかないとな…

最初に走ったのは、めずらしく1号。
ブルゴスーパンプローナで、パンプローナにあったフェスティバルカードをゲット。
夫「なんでそれもらえるの?」
わたし「1号はパンプローナ走ったから。で、これいっぱい集めると得点になる」
夫「ふーん…」

夫はまだあやふやっぽかったので、わたしはここで実演することにする(笑)。

実演説明(笑)

わたし「レェイダからバルセロナ走ります。そしたら、バルセロナにあるカード2枚もらえる。これ集めれば集めるほど得点になる」
夫「あ、分かったと思う」
それはなにより…でも、焦ってるのはなんで?

…と思ったら。

あ…

…夫、そこ走りたかったのか。

…と思ったら。

そういうことね…

…2号もか(笑)。
2号「あせったよ、まま突然走るんだもん」
わたし「いや、そっちに行こうとは思ってなかったんだけど(笑)」

しばらくすると、ボードがカードでいっぱいになる(笑)。

てんこ盛り(笑)

1号「これ、見づらいんだけど?」
2号「うん」
わたし「でも、ボードのわきに置いたら、絶対忘れるって」
1号「…だよね」
2号「しょうがないか」
フェスティバルカードのある都市のシンボルは、ない都市と変えてあるけど、プレイの時に都市名は確認してもシンボルまで見ないっつーの。
仕方がないので、全員カードをどけて路線を確認しつつのプレイ。
しかも、途中で夫は「フェスティバルカードばっかり出てくる!これ、ジャマ!」と言い出す始末(笑)。
いや、だから、得点になるんだってば。

そして、あっちもこっちもまだ完成できてないっつーのに、ドラフト2回目のカードが出てしまう。
うっそ、間に合うのか、これ…

ここで気弱になったわたしは、得点の大きいカードではなく、小さいカードを集めてしまう。
できなくても、小さい得点ならマイナスになっても傷は浅いと思いまして…(笑)

踏んだり蹴ったりとはこのことか…

その小さい得点カードの1枚が、ヴァレンシアームルシアだったんだけど、1号にバレンシアアリカンテを取られる!
わたし「え、そこ走るの??」
1号「うん、走るの」
わたし「えー、走ろうと思ってたのにー」
1号「え、じゃ、やめようか(笑)?」
わたし「え、いいよ、だって2点のカードだし…」
1号「2点のカード??」
わたし「うん…」
1号「2点のカードなんて持ってんんだ…」
わたし「うるさい」

終盤になると、チケットを取りたくても電車の残り台数が少ない。
夫「あ、そしたら、このカードが置いてあるところを走れば、このカードもらえる?」
わたし「そう、そうやって得点できるよ?」
夫「じゃあ、チケットとらないで…こっち走る」
うむ、夫が自分でこれに気が付いたのは成長だ(笑)。
そのあと、2号もしっかりどっちのカードの得点が高いか確認して電車を走らせておりました(笑)。

そんなこんなで、夫の電車がなくなって終了。

ちゃんとチケット全部完成させた!

電車得点は夫、チケット得点も夫、フェスティバルカード得点は2号で、勝ったのは夫。
以下、2号とわたし同点、1号。
夫「チケットぎりぎりで全部完成できてよかった!」
1号「悪くない。チケットドラフトは、よかった」
2号「チケットドラフト、いいと思う」
とのこと。

 

これは、おもしろかった!!
カードのドラフトで、多少カードをそろえることができる(かもしれない)ってのは、すごくよかった!
結局のところ、全部運まかせではなく、自分でちょっと手を加えたってのがあると、どんな結果でも人間納得できるもんだなーと思いました(笑)。

あと、フェスティバルカードもどのタイミングで走るかってのがより複雑になって、いい感じ。
早い者勝ちいす取りゲームの要素が少し(笑)少なくなった気がします。

ただ、チケットの表記は、相変わらず向きと順番が一致してなくてイライラします。
これ、気にならないもんなのかなー、どーせ地図載せるなら、分かりやすい順番に書けばもっとストレスフリーに遊べるのに。
場所の確認の時間、もっと少なくて済むと思います。

結論的には、やっぱりチケット次第じゃん、なんですが、自分でチケットを選んでるというのがあったせいか、満足度は高かったです。
これは、ぜひ何度か遊んでみたいです。

読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日は、いい天気でした!
思わず写真を撮ってしまったぐらい(笑)。
今日のブログが「今日の空」じゃなかったのは、残念(爆)。

その2
「ねー、ゲームやりたいんだけどー」
「えー、ゲーム…?」
「うん、ゲーム!」
「…分かったよ」
…忙しいのに、ありがとね。

その3
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
今日もHappy!