紺碧のSpielplatz

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チケット トゥ ライド ペンシルベニア ペンシルバニア(Zug um Zug / Ticket to ride Pennsylvania)

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ペンシルベニアに挑戦!

チケットトゥライド・ペンシルベニアへようこそ!
拡張のひとつで、アメリカで一番有名な鉄道が走り、鉄道の歴史の中心である街ペンシルベニアのマップです。
あなたは、一番利益がある会社に投資できるでしょうか?

No.117

・チケットトゥライド ペンシルベニア(Zug um Zug / Ticket to ride Pennsylvania)

Alan R. Moon

・days of wonder

・8歳から

・2人から5人

・時間…30分から60分

・日本語化…必要ありませんが、地名が日本語だと遊びやすいと思います

家族で遊ぶ日(43)。
このところ我が家では、スイススカンジナビア(北欧の日々)の不良債権化(笑)が問題となっていたけれど、4人で遊ぶなら、スイス、スカンジナビアは休業(笑)。
やっぱりフランスかなぁと思っていたら、2号が「またフランスぅ~?他のはぁ?」と言い、夫も「今回は何でもいいよー」と言うので、思い切って新しい(といっても、わたしたちがまだ遊んだことがないってだけですが・笑)のにしようかなと。
となると…Old West(フランスの裏)か、ペンシルベニアUKの裏)。
で、ルールがより簡単そうってんで、ペンシルベニアにしました。
ちなみに発行は、2015年でマップコレクションの5です(笑)。

ペンシルベニアUKマップとセットで、拡張なので、チケットトゥライドチケットトゥライドヨーロッパから電車カードと電車こま(45台)を借りてきます。

ペンシルベニアの新しいルールは株券です。
マップの路線に横に株券のマークがついていて、その区間を走らせると、株券が1枚もらえます。
株券は種類によって枚数が異なり、ゲーム終了時に種類ごとに1番枚数が多かったプレイヤーから順番に株券にかかれた得点がもらえます。
枚数が同じ場合は、株券番号が早い人がより多い得点をもらえます。

UKのように「線路をひく前」にいろいろ手続きではなくて、「線路をひいた後」株券を選ぶだけなので、こっちならウチでもいけるんじゃないかと。
ただ、マップの第一印象は「路線が長い」…5こま、6こまがゴロゴロしていて、ちょっと不安になるけれど、機関車は通常路線にも使えるから不良債権化は起きにくい…と思いたい(不良債権恐怖症・笑)。

というわけで、暑い日の午後、夫、1号、2号、わたしの4人でプレイ。

最初のチケット…てんでんばらばら
5枚から3枚残すっていうけど、そんなのムリっていうレベルでてんでんばらばら
仕方がないので、Buffalo-PhiladelphiaとSyracuse-Allentownをそこはかとなく(笑)重ねることにして、あとCumberland-Harrisburgを残す。
Cumberland-Harrisburgは短いけど、迂回となるとキツいのでそっちから始めることにする。

…でも、これはいい作戦でした。
電車カードを集めている間に「あ、BuffaloからPhiladelphiaをSyracuse経由にしたらいいんじゃん!そしたらSyracuse-Allentownも通るじゃん!」…それをゲーム開始前に気がつかなかったわたし、ダイジョウブ(笑)?
ただ、その路線は割とこま数が多いことと、色指定がガンガン入っている点が難点。
…てーことは、なるべくジョーカーためて臨機応変に反応できるようにしておきたい…

序盤はみんな電車カード集めに精を出す。
いつものように2号が走り出し(Lewistown-Harrisburg)株券をもらって大よろこび。
Harrisburgがからんでいたので、わたしもカードが集まり次第HarrisburgからCumberlandまで走らせる。
夫はいきなりNew YorkからScrantonへ来るので、わたしはあわてる…2路線とはいえ、集めた色の路線を走られるとダメージ大きいので、夫が取る色に注目。
…緑かー、かぶってるなー、あー、どきどきすんのやだから、走っちゃえ!!
ジョーカー1枚足して、緑でScrantonからBinghamtonへ。

…予想に反して、夫はScrantonからWilliamsportへ。
とりあえず胸をなでおろす…そのあとは、わたしはひとり黙々とカードを集めては走らせる…

…というのも、残りの3人はWarren周辺で盛大にいす取りゲーム大会を開催してたからです(笑)。
誰かが走らせると「…計画思いっ切り壊された」「あー、これでムリ」「…(無言)」などなど(笑)。
自分がその輪に入ってないと、なんて楽しいんでしょう(笑)。

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だまされた…

めずらしく1番乗りでわたしがチケット追加。
なんとそれがYoungstown-RochesterとYoungstown-Scranton…BuffaloからErie経由でYoungstownまで行ければ、両方完成!
カードの引き運も味方してくれて、何とか走り切る…今回は「え、そこ走るの…」「あーあ」という声も聞こえましたが(笑)。

1号はカードをためるだけためて、一気に走らせる作戦だったらしい。
ずーっとひたすらカードを取っていたのに、いきなり走らせだして、みんな真っ青(笑)。
わたしはかすってなかったからいいけれど、思いっ切りかぶっていた夫は頭を抱えてました。

株券は、2号が初めての1枚がうれしかったのかPRRばかり集めまくっていたので、わたしは自分の走る予定の路線(笑)で多そうなのを集める作戦にでる…ざっとみたらErieが多かったので、それと、あとは枚数少な目で1位じゃなくても2,3位ぐらいでなんかもらえそうなとこ(笑)。
1号は、いろいろ集めつつB.R.&P.に重点を置く…夫は…そうなるかもな、と思っていたけれど、案の定「わかんない。それ考えるヒマない」と言い放ち、最初は2号が「パパ紫好きだから紫の株券がいいんじゃない?」とか「赤いのがかわいいから、赤」と適当に助言。
途中からは、わたしが「ねぇ、ちょっと見てもいい?何がいいか考えてあげるから」と言い、わたしが選ぶ(笑)。

…夫に関していえば、夫は株券ルール全然やってません(笑)。
残りの3人が適当に選びました(笑)。

割と長い路線できざんできた夫の電車の台数がかなり減って来る…「もうやめる?」と聞いたら、「まだやめない」…と言ったので、信用してチケット取ったら。
「あ、あと1回でやめる」…なーんーだーとぉー!!

今取ったばかりのチケット、2手番で完成できるチケットないんですけどっ?
しかも、最低得点10点なんですけどっ??

…信じられない。
ホントに、この夫にはだまされる…だまされて結婚しただけあるな、わたし(そーじゃない!)。

結局そのまま終了。
株券の得点は、わたしが1番。
電車路線は、夫。
チケットはわたし。
…だーけーどー、マイナスくらって夫の勝ち。
以下、わたし、1号、2号。

…たった3点差…マイナス10点がなければ、わたしが勝ちだったのにーっ!
教訓・夫は信じるな(笑)。

ちなみに、あんなに適当にやった株券なのに、夫の得点は1号と同じで2位。
1社集中にした2号はビリ。
ちくしょー、夫の株券もっと手を抜けばよかったー(笑)。

ペンシルベニアは、雰囲気としてはアメリカによく似てます。
なので、チケットの引き運で勝負が決まる割合は高めなのですが、そこに株券というくじ引きを投入して、短い路線でも株券で得点できるようにしてあります。
路線によっては、株券がもらえないところもあるし、集めても最高得点がとれるとは限らないし、欲しいと思った株券がもらえるとも限らない…要は最後まで分からないっというのが単純におもしろかったです。
人によっては、余計な作業が増えたと感じるかもしれませんが、ウチでは夫をのぞいて(笑)好評でした(夫は、やってないと言った方が正しい・笑)。
何より不良債権がなかったのがよかった(笑)!

しばらくはペンシルベニア滞在かな。
それにしても、ペンシルベニアペンシルバニア、どっちなんでしょうね。

 

チケットトゥライド ペンシルベニア ペンシルバニア その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆
先日家族で行った場所、2号が生まれる前、1号がまだベビーカーにのっていたころに行ったことがありました。
その写真を見せたら、1号も2号も「あ、ホントだー!でも…パパめっちゃかっこいいんだけどっ!」と。
あったりまえじゃん、わたしの夫よーっと返したら、あきれてましたが(笑)。
それを聞いていたのか、夫はあとで「キミも若いとき、かわいいよね。気がつかなかった?」と言ってくれました。
その気持ちがとってもうれしい。
ありがとね。