紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

カボ(CABO)

覚えられない…

カードを覚えろ!

No.588

・カボ(CABO)

Mandy Henning , Melissa Limes作

・Smiling Monster Games

・8歳から

・2人から5人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

よく見かけていたけれど、タイミングが合わなくてなかなか買わなかった「カボ(CABO)」。
先日、別件でネット注文するとき、あ、そーいやコレがあった…ぐらいなノリ(笑)で一緒に注文。
カードゲームって、それだけじゃー送料無料にはならないので、いろいろ工夫が必要なのです(笑)。

さて、ルールは。
図が全くない説明書、ひっさしぶりに見ました(笑)。
どんだけ昔のゲームだよっとツッコミたくなったけど、2010年発売…思ったより古くないんですけど(笑)?

カードはよくきり、各プレイヤーに4枚ずつ裏返しに配り、各プレイヤーは自分の前に裏返しのまま4枚並べて置きます。
残りのカードは、裏返しに積み重ねて山札とし、1番上のカードを表にしてそのわきに置きます。
ここが捨て札置き場となります。
各プレイヤーは、自分の前に置かれたカードから2枚選んで、こっそり表を見ます。

このゲームの目的は、自分の前に並んだカードの数の合計が1番少なくなることです。
手番が来たら…
・捨て札の1番上に置かれたカードを取り、自分の前に置かれたカードから1枚選んで、それを捨て札にします。
・山札の1番上のカードを取り、自分の前に置かれたカードから1枚選んで交換するか、取ったばかりのカードを捨て札にします。
→この場合、もしアクションカードだったら、アクションを行います。
・自分の前に並ぶカードの合計が1番少ないと思ったら、「カボ」を宣言します。
→この場合、宣言したプレイヤーはカードを取らず、他のプレイヤーは全員1回ずつ手番を行い、ラウンド終了となります。
の3つから、1つ選んで実行します。

捨て札、あるいは山札から1枚取って、自分の前のカードと交換する際には、自分の前のカードで同じ数字があれば、一緒に出すことができます(例えば、山札から1枚取り、自分の前に3のカードが2枚あれば、その2枚を表にしてから捨て札にし、取ったカードを裏返しに自分の前に置きます)。

アクションカードは、
・Peek…自分の前にあるカードを1枚選んで、こっそり見ます。
Spy…他のプレイヤーの前にあるカードを1枚選んで、こっそり見ます。
・Swap…自分の前のカード1枚と、他のプレイヤーの前のカードを、交換します(表を見てはいけません)
の3種類があり、山札から取り、それを捨て札にしたときのみ、そのアクションを行うことができます。
アクションを行わないで、捨て札にすることもできます。

誰かが「カボ」を宣言し、他のプレイヤーが1手番ずつ行って、ラウンドが終了したら、カードを表にして、数字を足します。
1番数が少なかった人は、0点、それ以外のプレイヤーはその数が得点となります。
「カボ」を宣言したプレイヤーが、1番数が少なくなかったときは、ペナルティとして合計の数プラス5点となります。
得点を記録し、誰かが101点以上になったらゲーム終了です。
途中、ちょうど100点になったプレイヤーは、得点が50点になります。
101点以上のプレイヤーが出た時、一番得点の少なかったプレイヤーの勝ちです。

グラフィックは…微妙(笑)?

天気の悪い午後、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっとルールを説明するけど、あら、何かに似てる、コレ…
1号「ビーバーバンデじゃん」
わたし「あ、そっか、そーだ、あとオメルタ!!」
2号「そうそう」
そんなら話は早い、と早速始める。

迷わせる裏面デザイン…

…なんかさぁ、もうカードの裏面からして、混乱させようとしてるとしか思えないのは、わたしの被害妄想(笑)?
イヤーな予感…

まず、全員カードを2枚選んで、見る。
わたしは両端を選んで、確認…うんと、8と10か…結構大きめだな…

…っと、思ったはず。
思ったはずなんだけど、ゲームが始まったら、出てくる数字に集中してしまい、自分の前にあるカードが何だったか、全然思い出せないんですけど(笑)?
確か、大きい数もあったはず…どっちだっけ←論外(笑)。

しょうがないから、山札からカードを取る。
小さい数字だったら、自分の前に置きたい。
置きたいけど、どのカードが大きいか分からない…←論外。

山札から取ったら、Peekだったので、よっしゃー、アクション使うっと2号のカードを見ようとしたら「まま、それ、自分のカードを見るやつだよ?」←論外。
英語もできなくなったか…(違っ)

あるいは、山札から1枚ひいたら4だったので、悪くないっと自分の前の覚えてない(笑)カードを捨てると…

なぜ覚えられないのか、ナゾ(笑)

3だったり(笑)。
いや、笑い事じゃないんだけど、どーやったら数が減るのか全然分かんないっ!

どーすりゃいいのよーっとウンウンうなっていたら、2号がノック。
マージーでーすーかーっー!
最後のあがきで、山札から1枚ひいてみるけど、出たのはやっぱりSeek(笑)。
今ごろ見たってしょーがないっつーの(笑)。

手札をオープンにすると、2号、見事に最小点数だった。
1号よりわたしの方が点数少なかったのは、意外(笑)。

でも、1ラウンドやってみると、あっさり理解できるのはさすが。
その後は、山札から取ったカードを見た2号が「よっしゃー」と言いながら、自分の前に置くと、次の1号は山札からしっかりSwapだして、2号が置いたばかりのカードと交換(笑)。
え、信じていいの、2号のリアクション(笑)?
常にクスクス笑いながらのプレイで、楽しい!

結局、わたしがさっさと得点を集めまくり、いつの間にかゲーム終了(笑)。
くっそーっ、Quandoと同じく、わたしは1度もCABO宣言できなかった…ちっ。

勝ったのは、1号、以下2号、ずっと下がってわたし。
1号「これなら、ビーバーバンデのほうが好きだな」
2号「おもしろいと思うけど、オメルタのほうがもっとおもしろい」
とのこと。

 

これはこれで、アリ、かな。
調べてみたら、ビーバーバンデは1995年、オメルタは2019年、カボは2010年発売。
カボは後発と考えると、それにしては物足りないかなという気はします。
でも、記憶力が弱い(笑)人には、カボぐらいがちょうどいいと思います。
あるいは、あまりゲームで遊ばない人でもすぐ遊べる敷居の低さは、素晴らしいのではないかと。
延々と遊んでしまう中毒性は、しっかりあります(笑)。

グラフィックは、賛否両論あるかもしれません。
わたしは数字を見るのに必死で気になりませんでしたが、よく見ると「…なんでこの絵?」と思うものも何枚かありました。

わたしの記憶力では、ビーバーバンデやオメルタには太刀打ちできないので、カボがちょうどいいかも。
同年代の友達と遊んでみたいです(爆)。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日は、なんと…空が青かった!
しかも、日が照った!
…ありえん(爆)。

その2
見事なほどに、家族の行動がてんでんばらばら
全員それぞれに予定があり、出たり入ったり…こういうの、めずらしい。
おかげで、ゲームができなかったー(怒)!

その3
明日は、ボードゲームする。
絶対。

その4
そのために、説明書を解読しなければっ(笑)。

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん