カードを出すだけ…簡単そう?
でも、相手がジャマできるとなると、話は別。
すき間があれば、他のプレイヤーは「カバンガ!」と叫びながら、カードを出してくる。
マイナス点を減らすために、できるだけすき間がないようにカードを出そう。
でも、最後はいいタイミングですき間を作る勇気のある人が勝つだろう。
No.551
・カバンガ!(Cabanga!)
・Michael Modler作
・Amigo
・8歳から
・3人から6人
・時間…20分
・日本語化…必要ありません
2023年のSpiel新作。
AmigoのYou Tubeでのゲーム説明を見た時は、「ふーん」って感じだったのですが、Scoutaktionのホール1,2,5,6のリストにちょこっと顔を出していたのと、会場で楽しそうに遊んでいる人を見たら、欲しくなりました。
カードゲームは、気楽に購入できるのがいいですね(そうじゃない)。
さて、ルールは。
マスクカード(4色)を並べ、左右にスタートカードを1枚ずづ並べます。
数字カードはよくきって、各プレイヤーに8枚ずつ配り、残りは裏返しに積み重ねて山札とします。
手番では、手札から1枚カードを選んで、同じ色のマスクカードの左右どちらかに置きます。
他のプレイヤーは、その色の左右の数字にはさまれた数字カードを持っていたら、「カバンガ!」と叫びながら、そのカードを出します。
カバンガ!と出されたカードは捨て札になり、手番のプレイヤーは、出されたカードの枚数を山札からとって手札に加えます。
前のプレイヤーが出した色と同じ色を出す場合、出すことはできますが、山札から1枚とって手札に加えなければなりません。
一番最初に手札をすべて出したプレイヤーの勝ちです。
他のプレイヤーは、手札として残ったカードのシンボルの数を数え、マイナス点として記録します。
誰かがマイナス18点集めたら、ゲーム終了です。
一番マイナス点が少なかったプレイヤーの勝ちです。
天気の悪い午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
説明書を読みながら、似たようなゲームがあったよねーと考えたら…思い出したっ、「すき間に入れて(Habe fertig)」だ!
余談だけど、「すき間に入れて」…ドイツ語のタイトルは覚えてたけど、日本語は「あいだに入れて」だと思い込んでた…(笑)
原題とかけ離れた題って、覚えてられない…
ルールをざっと説明するけど、これは一手番やればすぐ分かるタイプ。
ただ、前の人と同じ色のカードを出す場合は、山札から1枚取るというルールが曲者。
不自然なので、すぐ忘れる(笑)。
スタートプレイヤーは、わたし。
運よくすき間なしで、カードを出す。
これなら、絶対カバンガない(笑)。
わたし「これなら、誰も出せない」
2号「そりゃそーだ」
すると2号。
2号「これもアリ?」
そう言いながら、赤の1を出す。
直感的にはダメって気がするけど、説明書には色さえあってれば、スタートカード、数字カードの上にはどんなカードも出せるとあったので、アリ。
わたし「うん、なんでもいいんだって」
1号「ふーん」
1号は…
ぴたっと出してくる。
わたし「もっとすき間できるかと思ったけど、そんなにできないんだねぇ」
1号「でも、まだ序盤だから。みんな手札いっぱい持ってるし」
わたし「あ、そりゃそーだ(笑)」
かくいうわたしも、すき間は作らない(笑)。
そんな感じで、緊張感を保ちつつ3人ともカードを出していく。
黄色がかなり激しい(笑)。
1刻みで出てくるってすごいなー。
そして。
2号、青の12を出す。
1号「ほい、カバンガ」
うおー、初めてのカバンガー(笑)。
青の11は捨て札になり、2号は山札から1枚取る。
わたし「こうやっても、手札が減ることになる」
1号「なるほどね」
次はわたし。
すき間小さ目だからいいだろうと、赤の10を出すと…
2号「カバンガ」
そう言いながら、赤の9を出す…なんでそんなカード持ってんのよっ(笑)。
わたし、山札から1枚取る。
そんな感じで、淡々と進む。
わたし「最後の1枚…出しますっ…カバンガ?」
1号「ない」
2号「ない」
…思いっ切り肩透かし、くらいました(笑)。
なんとなく出せてしまったわたしの勝ち(笑)。
キツネにつままれたようとはこのことだな(笑)。
2ゲーム目も、似たような感じ。
ものすごく淡々と進んで、たまにボソッと「カバンガ」「はい」…
誰がどのカード持ってるかなんて全然分からないから、適当に出すだけなのに、なんとなくまたわたしが手札を全部出せちゃう(笑)。
あまりにも淡々としてて、盛り上がらなかったし、時間もなかったので、ここで終了。
勝ったのは、わたし。
以下、2号、1号。
1号「これ、もっと人数多い方がおもしろいんじゃない?ちょっと単調だった」
2号「おもしろい。結構好きだけど?きっと、人数多い方がおもしろいよね」
だそうです。
これ、たぶん人数少なすぎ(笑)。
あとでBGGで調べたら、おすすめ人数4人だそうで。
3人じゃ、すごく作業的で、ひたすらすき間がないようにカードを出すだけ。
たまーにカバンガがあるけど、たまーにだから「ふーん」って感じ(笑)。
あと、前の人が出した色を出したら、山札から1枚ってのは、忘れます。
少なくとも、わたしたちには不自然なルールに感じられました。
通常、手番以外では次にどのカードを出すか考えるわけで、出そうと思っていた色に出されたら、計画が狂うから、出さないか、それでもあえて出すか。
あえて出すときは、「あ、同じ色だから1枚取るんだっけ」って思い出すかなぁ。
ちょっと違和感ありました。
いずれにせよ、これは4人以上で遊んでから再評価したいと思います。
読んでくださって、ありがとうございます。
☆今日のありがとう☆
このところ、いろんな予定にジャマされて(笑)なかなかいけなかったプール。
先日、ようやく行けました。
これでもかって言うぐらい、みなさんそこに予定突っ込んでくるので、呪われてるのかと思ったぐらい(笑)。
これからはきっぱり断って、プール優先でいきます。
ちなみに、久しぶりのプールは…おぼれるかと思いました(笑)。