紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

Quando(クアンド)

おなじみKENDiの新作

同じ数か連番で出そう!
そうやって、手札を減らすのだ。
このカードゲームのすごいところは、カードが気に入らなければ裏返しにできるという点だ。
Quandoでは、どちらも表だ。
とても簡単、とても楽しい、おもしろいのは証明済み!

No.587

・Quando(クアンド)

・Jannik Walter , Reinhard Staupe

・KENDi

・8歳から

・2人から6人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

KENDiは、StaupeさんとBenndorfさんが作った会社。
この2人が作るなら、おもしろそうっと真面目に遊んできましたが、思ったよりも発売ペースが早く(笑)、多少割高な価格設定…なので、そろそろいいかなぁ、なんて思ってました。
ところが、ネットショップで「在庫あと〇個」の表示が出ると、なんとなくヤバいなぁと思って、なんとなく注文(笑)。
惰性って、ホントこわいわー(棒読み)。

さて、ルールは。
Quandoのすごいとこは、何と言ってもカードの裏面がないとこ(笑)。
両面とも数字が印刷してあるんです。
だから、説明書に「初めて遊ぶ時は、少し混ぜたら、カードの半分をひっくり返してまた混ぜてください」とあるぐらい。
こんなカードでゲームになるのかと思いつつ、準備(笑)。

カードはよく混ぜて積み重ね、人数に合わせた枚数を配ります。
配り終えたら、伏せられた面を表とみなし、手札にします。
残りのカードは山札として積み重ねます。

手番が来たら、以下から1つ選んで実行します。
1.連番3枚
連番3枚を出し、山札から1枚手札に加えます。
2.同じ数
同じ数なら、何枚でも出せますし、1枚だけでもかまいません。
出したら、山札から1枚手札に加えます。
ただし、同じ数3枚はアクションがあります。
同じ数を3枚出したら、他のプレイヤーは手札を確認します。
→0のカードを持っている場合…1枚裏返しにします(複数枚持っていても、裏返しにするのは1枚)
→0のカードを持っていない場合…山札から1枚手札に加えます。

山札から手札に加える際は、見える面を表とするか、見えない面を表とするか決めてから、手札に加えます(つまり、どちらの面を表とするか決めてから取る。両面見てから決めることはできない)。

これを繰り返し、
・手番で山札から手札にカードを加えた時点で、手札がすべて0のカードになる

・手札の合計が1番少ないと思ったプレイヤーは、机をノックする
と終了となります。

→手札がすべて0になったプレイヤーは、即座に勝ちです。

→プレイヤーが机をノックした場合は、他のプレイヤーはもう1手番行うことができます。
他のプレイヤーは、パスしてもかまいませんし、通常通りカードを出してもかまいません。
全員手番を終えたら、手札をオープンにします。
カードの数を足して、1番少なかった人の勝ちで0点、それ以外のプレイヤーは足した数がマイナスとなります。
ただし、ノックしたプレイヤーが1番少なくなかった場合は、足した数にペナルティとして5点足します。

点数を記録し、誰かがマイナス50点以上になるまで続けます。
マイナス点が1番少なかったプレイヤーの勝ちです。

分かりやすいデザイン

天気の悪い午前中、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっとルールを説明するけど、2号は半分ぐらいしか聞いてない模様…まぁ、いつものことだけど(笑)。

これで準備完了(笑)

こうやって見ると、表になった山札って感じだけど、そーじゃない(笑)。
各自手札を確認。
スタートプレイヤーは、わたし。

一気に3枚出した!

運よく連番があったので、出してみる。
わたし「出せるのは、連番3枚か、同じ数。同じ数は、2枚以上出せるけど、1枚でもいいよ」
2号「え、連番も2枚出せる?」
1号「…話聞いてなよ。まま、さっき連番は3枚って言ったじゃん」
2号、無言(笑)。
わたしは、山札からカードを取る…7って大きいから、裏面にしよう…

2号は2枚

ここは、おとなしくカードを出した方がいいと判断した2号(笑)、7を2枚出す。
わたし「そんで、カード1枚取る。どっちの面を手札にするか決めてから取ってね」
2号「…そりゃ、8なら裏だよね」
2号、カード取って、手番終了。

1号は…

1号も2枚

6を2枚。
山札さっと取る。

Quandoも1手番やったら、流れが分かる優秀なゲーム。
山札どちらの面を選ぶかが、くじ引きみたいでとても楽しい!

全員せっせとカードを出しては、1枚取る。
序盤は手札が多くてそれなりに複数枚出せたけど、中盤以降手札の枚数が減るとなかなか厳しい…

すると。

出たーっ!!

1号が、6を3枚!!
わたし「同じ数3枚出したら、他のプレイヤーで0持ってる人は、裏返しにしてください。持ってない人は、山札から1枚補充です」
2号「えー、裏返しにすんの?」
わたし「持ってたらね。2枚以上持ってても、裏返しにするのは1枚でいいよ。わたしは、1枚も持ってないので山札から取ります」
2号「持ってるから、裏返し…げー、数増えた」
しかも、1号とわたしは裏面を見ていたから、何になったのかも分かる(笑)。
これ、めちゃくちゃおもしろいんじゃない(笑)?

1ラウンド目は、2号がノックしたものの、手札をオープンにしたら1号と2号は同点。
こういう場合は、ノックした人がペナルティ。
…ふん、どーせわたしは蚊帳の外(笑)。

1ラウンドやってみて、流れが分かったわたしたち、2ラウンド目から足の引っ張り合いが炸裂(笑)。
わたしはどう頑張っても枚数が減らない、数も減らない、だったんだけど、1で3枚そろったので、それをしっかりキープ。
なぜならば…

順調にカードを減らした1号が、とうとうノック。
わたし…

どーだーーーーーっ!

わたし「はい、1を3枚です。0のカードがあったら裏返しー」
1号「げーっ…」
わたし「2号もだよっ」
2号「えーっ」
…って、これやっても、わたし負けたんだけどね(笑)。

その後のラウンドでは、ノックされて、残った2人が3枚同じ数攻撃をかましたりして、悲鳴が上がりまくり(笑)。
結局、わたしは1度もノックすることができず、ひとりであっさり50点越える(笑)。
勝ったのは1号、以下2号、ずっと下がってわたし。
1号「カードを裏返しにするのが、おもしろかった。0を取っておくか、結構考えるね」
2号「カードを裏返しにするのが、いい!同じ数が3枚そろって、他の人が0を裏返しにするの、楽しい!」
とのこと。

 

めちゃくちゃ楽しかったです!!
お互い読みあって、なかなかノックしない(笑)。
したと思ったら、3枚同じ数攻撃っ!
悲鳴と笑い声が同時進行(笑)。

まず、両面表のようなカード…これカードゲームとしてどうよっと思ったけど、普通に機能してました。
裏面から表面を想像することができそうな気がしますが、まずムリ(笑)。
たとえば、大きい数なら小さい数の可能性は高い、小さい数なら大きい数の可能性は高い、それはそうなんだけど、それが当たるなら山札をとる時に苦労はしません(爆)。
8だから小さめのが来るだろうと裏返したら、10が出た時の衝撃…結局、当てにならないことだけは分かりました(笑)。

あと、「カードがすべて0だったら、勝ち」という条件もあるのですが、これ、まずムリじゃないかなと思います。
でも、0を集めようとすることで、同じ数3枚の効果がより強くなるわけで。
だから、勝利条件に入れる必要があったのかなぁと思いました。

ちなみに、タイトルのQuando(クアンド)はポルトガル語で、「いつ?」の意味。
プレイヤーが「いつ」ノックするか、常に考えていることから名づけられたそうです。
うん、確かに、ノックのタイミング、ずーっと考えてたわ(笑)。

簡単なルールで盛り上がるとてもいいゲームだと思います。
ぜひまた遊びたいです。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日の天気?
聞かない方がいいよ、だってくもりで超寒かったから(笑)。
冬装備で出かけました。

その2
カシミアのマフラーがこんなに暖かいとは…(笑)

その3
天気悪いし寒いから、やる気ないので(笑)、発想の転換で泳ぎに行くことにする(爆)。
ここんとこ忙しかったり、休みだったりで、しばらく行ってなかったので、ハードルが高いのなんのって…ちょっとの差でバスに乗りそこなうし、乗り継ぎのバスは来ないし、天に向かって「行くなって言うのかーっ!」と叫びたくなったけど、プールに着いたら、そういうごちゃごちゃ全部吹っ飛ぶ。
うん、これがスポーツの素晴らしさ(笑)。
水泳やっててよかった!

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん