紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

泣き虫マウマウ(Heul doch! Mau Mau)

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涙ふき用ティッシュ付き(笑)

泣けてくる!
緑の7なら、自分の山に置けるっ!
でも、全く役に立たない隣のやつの山にも置くことができる…
ということは、あいつはにやにやしながら7点も奪ってゆくというわけか…

No.391

・泣き虫マウマウ(Heul doch! Mau Mau)

・Leo Colovini作

・Ravensburger

・8歳から99歳

・3人から6人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

「泣き虫マウマウ」は、ひげダイスさんの紹介を見て、購入。
何を隠そう(隠してない・笑)、わたしはAlex Randolphさんのファンでして、それゆえRandolphさんの共作者のColoviniさんのゲームにも興味を持ちました。
ウチでは、「ケチャップ/ゆかいなふくろ」が大人気です(笑)。

さて、ルールは。
カードはよくきって、裏返しに積み重ねます。
涙をふくためのティッシュは机の上に置きます。

まず、各プレイヤーの前にカードを1枚ずつ表にして置きます。
これが、各プレイヤーのカード置き場となります。
それから、各プレイヤーに手札として4枚ずつ配ります。

手番がきたら、自分の手札からカードを1枚選び、
1.自分のカード置き場

2.左隣、右隣のプレイヤーのカード置き場
に置きます。

カード置き場にカードを置くには…
カード置き場の1番上のカードと、
→色

→数字
が一致していなければなりません。

ただし、自分のカード置き場の1番上のカードと一致していても、左右隣のプレイヤーのカード置き場のカードとも一致していたら、自分のカード置き場ではなく、左右隣のプレイヤーのカード置き場に置かなくてはなりません。

出せるカードがなかったら、手札から1枚選んで自分のカード置き場に裏返しに置きます。

特殊カードは、使ったらカード置き場ではなく、捨て札としてわきに置きます。
カードを出したら、山札から1枚カードを手札に加えて手番は終了です。

これを、繰り返し、手札がすべてなくなったらゲーム終了です。
各プレイヤーは、自分のカード置き場のカードをひっくり返し、数字ごとにまとめます。
裏返しのカードもまとめます。
まとめたら、裏返しのカードの数を数え、その数のついたカードはわきによけます(たとえば6枚だったら、6のついたカード)。
残りのカードの数字をすべて足し、1番多かった人の勝ちです。

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1号と2号は、ねぎたちのイラストにウケてました(笑)

天気のよい午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
すでに1回遊んでみたのだけれど、何が何だか分からないうちに終了。
ぼんやりしたイメージで、はっきりしない…「なんかすっきりしないよね、コレ」とわたしが言うと、2号が「…たぶんさ、みんなカードを他の人にあげるのがイヤで、出せるカードも裏返しにして自分の山にのせたからじゃない?裏返しにしたら自分のマイナスになるっての、もうちょっと気にした方がよかったんじゃないかなぁ」…さすがゲーマー、言うことが違う(笑)。

確かに、他の人にカードをあげるのがイヤすぎて(笑)、システムのバランス崩れてたのかも。
なので、「もう1回遊ぼう。今度は、裏返しにおくと自分のマイナスになるって意識して」と言うと、1号が「わかった、自分がマイナスになるより、相手に押し付けた方がいいかもって考えればいいのか」…なんかさー、ここんちゲーマーばっかりいるんだけど、どーして(笑)?

というわけで、カードを配って開始。
涙をふくためのティッシュも忘れない(笑)。

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さて、ねぎ集めるぞー(笑)

わたしのカード置き場には赤の5…ということは、赤いカードか、5のカードが出せる。
ただし、紫の5と赤の3は2号のカード置き場に、水色の5と赤の7は1号のカード置き場に置かなければならない…こういうときに限って持ってる赤の7…とられたくない(笑)。
しかも、黄色の7もあるんだよねぇ…7を続けて出したいけど、ここはガマン。
じゃあ、黄色の5…次の手番までに1号の7がなくなることを期待して(笑)。

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黄色の5!

2号は紫の4を出し、1号は緑の7を出す…1号、なんで7持ってんのよっ(笑)。
おかげで、わたしの「7連続出し作戦」(…大げさ)は待て状態。

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また7かよっ!

しかもわたしが出せるカードは1号に緑の3…なんか悔しいんだよね、これ。
一瞬、ま、いっか1枚だし、裏返しにしようかと思ったけれど、コレの積み重ねで前回は8だか9だかマイナス(←この場合は、7と1、7と2が得点にならなくなる)だったし、えぇい、献上してやるー(笑)。

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気分はオウンゴール(涙)

…って、3点なんだけどね(笑)。

そんな感じで、前回は全員ほとんど他の人にカードを渡さなかったけれど、今回はほどほどに渡し合う…このカードは0点になりますようにという呪い祈り付き(笑)。

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ひたすら自分のカード置き場にためこみたい…

途中、1号が7のカードを出したところで、2号は特殊カードのカタパルトを使う。
カタパルトは、出した時にカード置き場にある1番大きい数字のカードが捨て札になる。
1号「え、そしたら…」
2号「うん、1号の7、捨てんの(笑)」
1号「…ずりーっ」
わたし、笑いをこらえる。

かと思えば、メリーゴーランドは、右回りか左回りで、それぞれのカード置き場の1番上にあるカードを移動させるとか、カウントをさせない工夫(笑)がすばらしい(笑)。
カウントが苦手(あるいは、できない・笑)わたしにはピッタリ(笑)。

なんか、献上するか裏返しするかばっかだなぁと思いつつプレイするわたしに対し、2号は点数は低めだけどいい感じに続けて自分の山に出してゆく。
わたし「なんか、あげてばっかり。ままにもちょうだい」
2号「あげてもいいけど、あげられるカードがない」
1号「…てかさ、それ頼むことなの(笑)?」
…え、頼むことじゃないの(笑)?

そんなこんなで、ゲーム終了。
前回は全員7枚以上裏返しだったのに対し、今回は1号7枚、2号4枚、わたしは6枚。
つまり、1号は7、2号は4、わたしは6のカードを捨て札にする。
わたしは運よく6のカードは2枚だけ。
1号は、7が3枚、2号は4が4枚…ただし、2号は7をしこたまため込んでた!
2号ぶっちぎりの勝ち、以下1号、わたし。

おもしろかった!
…コツをつかめば(笑)。
初心者としては、つい「誰にもあげたくない」状態(幼稚園児かっつーの・笑)になりがちですが、それじゃー勝てない。
それに気がついてからは、ものすごくおもしろかったです。

どうしても相手に出さなきゃいけないなら、なるべく小さい数にしたい…自分のところには大きい数を置きたい…でも、ゲーム終わってみたら、まさにその数が捨て札になる数だったり、と最後まで気が抜けません。
一応、自分で置く裏返しのカードの数は数えていたんですが、そんなんすぐにあやふやに(笑)。
たとえちゃんとカウントできても、その数字は出さないようにできるわけではないのであんまり意味なかったかも。

そういう意味では手札が4枚ってのは、効いてると思います。
4枚あると、「出せないから裏返し」ってのはそーんなに起きません。
だから、誰にどれを渡し、どれを自分のものにするか、常に悩ましいです。

そして、涙ふき用のティッシュ付きというのもいいっ(笑)!
机の上に準備しておいたら、2号が気がついて「これ…ついてきたの?」と聞くので、「うん、涙ふくためなんだって。机の上に置いとけって書いてあった」と言ったら、「でも1枚だけなんだ(笑)」。
ちなみに、付属のティッシュは、こちらで普通に売ってるいわゆるポケットティッシュです。
ごわごわしてて、鼻をかむのにはあんまり向いてないです(爆)。

1号は「なかなかよかった。2回目のほうがずっとおもしろかった!」
2号は「1回目はつまんないと思ったけど、2回目はすごくおもしろかった!なるほどなって感じ」
だそうです。

最後になりましたが、ひげダイスさん、おもしろいゲームの紹介ありがとうございました!

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日もいい天気!
風は冷たいんだけど、キレイに晴れてとても気持ちよかったです。
うん、勝ち組(笑)。

その2
スーパーで買い物。
量り売りで、たまねぎを適当につめたら、ピッタリ1㎏!
すっごーい!
なんかうれしい(笑)。

その3
2号がどうしても、というので、今日のお昼はチキンナゲット(笑)。
…わたし、一体何年ぶりに食べたんだろう(笑)?
「むかーし、日本のマックでチキンナゲット食べた時、高いのに数が少なくてがっかりしたから、以来食べてないかも」と言ったら、2号「うん、今もナゲット高いよ?それに少ない」(笑)。
1号も「ナゲット食べるぐらいなら、バーガーの方がいい」とのこと。
よかった、ジェネレーションギャップなかった(笑)。

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪