紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ビーバーバンデ(Biberbande)

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ビーバーたちが大騒ぎ

自分の前にあるカードの数字をなるべく小さくします。
簡単そうにみえますが、問題があります。
自分の前にあるカードが何なのか、誰も知らないのです…

No.42

・ビーバーバンデ(Biberbande)

・Monty & Ann Stambler作

・Amigo

・6歳から

・2人から6人

・時間…20分ぐらい

・日本語化…必要ありません

ということで、今回はビーバーバンデ。
その昔(一体いつだったか思い出せないくらい昔)1号と遊んだ記憶がぼんやりとあるだけなのですが、オメルタ(Omerta)を遊んだら思い出しました。
1号はビーバーバンデの箱を見て、「あ、これ遊んだよねー、覚えてるよ」と言うので、「何を覚えてるの?」と聞いたら「ビーバーの絵」…そっちですか(笑)。

わたしがかろうじて思い出せたのは、たぶん手札を見てはいけないというルールのおかげだと思います。
かなりインパクトの強いルールなので、忘れられません。
オメルタを遊んだあと、アプルクセン(Abluxxen)を遊んだのですが、2号が「…これは、カード見てもいいんだよね?」と確認したぐらい破壊力(笑)があります。

カードをよくきって、各プレイヤーに4枚ずつくばります。
プレイヤーは、表を見ないで自分の前に4枚並べます。
並べたら、両端の2枚の表をこっそりと見て、また戻します。
残りのカードは山札としておき、1番上のカードを1枚めくって捨て札とします。

手番がきたら、プレイヤーは

・山札から1枚とる
こっそり表を確認して、そのまま捨て札にするか、自分の前のカード1枚と交換して、自分の前にあったカードを表にして捨て札にします。

あるいは

・捨て札をとる
捨て札の1番上のカードを、自分の前のカード1枚と交換して、自分の前にあったカードを表にして捨て札にします。

捨て札になったカードが特殊カードだったら、その効力が発動します。
特殊カードには

・交換
他のプレイヤーのカード1枚と自分のカード1枚を交換する

・のぞく
自分のカードを1枚だけ、こっそり表を確認できる

・2回カードをひく
1回目にひいたカードが気に入らない場合、もう一度カードがひける

があります。

手番終了時に、自分の4枚のカードの合計が少ないと思ったら、机をノックします。
そのあと他のプレイヤーは、一手番ずつ行って終了です。

カードをすべてオープンにし、カードの合計を出します。
特殊カードがあったら、捨て札にして山札からとります。
人数分ラウンドを行い、点数が一番少ない人が勝ちです(ちゃんと得点表もついてます)。

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どこになにがあるのか…

1号、2号、わたしの3人でプレイ。
オメルタをやったばかりだったので、スムーズにすすみます。
それでも、プレイ前に2枚もカードを確認したのに、ふと気が付くと何も思い出せない…自分の記憶力のなさに愕然(笑)。

そのせいで、よりによって0のカードや1のカードを捨てまくるわたし…拾いまくる2号…
のぞくカードを使って自分のカードを確認していたら、1号に「そのカード、ぼくでも知ってるのに…」とつぶやかれる…なんで知ってるのよっと逆ギレ(笑)。
ラウンドかさねたら、前の記憶とごっちゃになるし、もうイヤ(笑)。

結局1点差で、1号が1位で、2号、わたしの順。
わたしなんて計算したくなくなるレベルでした。

1号は「ビーバーバンデのほうがいいかな。簡単だし」とのこと、2号は「オメルタのほうが好きだな」とのこと。
わたしは…覚えられないからどっちもヤダ(笑)。

ビーバーバンデは、ビーバーじゃなくてもぐらが合ってたんじゃないかなと思います。
オメルタは、その点イメージぴったりだと思います。