紺碧のSpielplatz

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チケットトゥライド ヨーロッパ(Zug um Zug / Ticket to ride Europa)

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電車の旅・その2

電車の旅は続きます。
今度の舞台はヨーロッパです。
トンネルがあったりフェリーがあったり、変化のある旅になりました。
No.35

・チケットトゥライド ヨーロッパ(Zug um Zug / Ticket to ride Europa)

Alan R. Moon

・days of wonder

・8歳から

・2人から5人

・時間…30分から60分

・日本語化…必要ありませんが、地名を日本語にすると遊びやすいと思います。

チケットトゥライドの第2弾、ヨーロッパです。
基本のルールは変わりませんが、新しくトンネルとフェリー、駅のルールが加わりました。

・トンネル
トンネルマークのある区間を走るときは、線路の数だけカードを出し、山札の上から3枚めくり、出したカードと同じ色が出たら、追加で手札から同じ色を出さなければなりません。
山札から同じ色がでなければ、普通の線路の数で走れるのですが、同じ色が出てしまうとダメージが大きいです。
特に手札に同じ色をキープしないでチャレンジしてしまったときはがっくり…

・フェリー
路線にある機関車の数だけ、機関車カードを出さなければなりません。
機関車カードにジョーカー以外の使い方ができて、機関車カードの回りがよくなります。

・駅
都市におくことで、その都市から出ている路線を1本、他のプレイヤーの路線でも自分の路線として使うことができます。
線路をひきそこなったときの救済策(笑)。

あと、目的地カードが長距離カードと短距離カードの2種類になりました。
長距離カードは、ゲームが始まる前に1枚ずつもらい、補充はありません。
補充は短距離カードだけです。

家族でゲームの日(6)。
夫、1号、2号、わたしの4人でスタート。
今回は、夫が「ルールは増やしすぎないで(懇願・笑)」と言うので、駅ルールはナシで(笑)。
段階を踏んで増やしていく予定(笑)。

わたしの長距離カードは、モスクワ・パレルモ間…距離的にはそーんなになさそうに見えるけど、途中トンネルやらフェリーやら色の決まった線路やらで一瞬やめようかと思ったけれど、20点という点数に目がくらんでキープ。
他の2枚は、パリ・ウィーン、ロンドン・ベルリンだったので重ねていけるとよんでキープ。

まぁ、そうなるかなと思っていたけれど、今回はベルリンが熱かった(笑)。
チケットトゥライドでは、どうも2号とわたしは目的地が重なることが多く(それで大げんかになったこともアリ・笑)今回もお互いベルリンからロンドン方面で熾烈な争い…

でも、フランクフルト・アムステルダムを2号にとられてから、「あれ?わたしアムスじゃなくてパリ経由にしなきゃいけないんだった!!」と気が付く(笑)。
2号が先にとってくれたおかげで、間違いを修正できました(笑)。

2号とわたしが争う横で、1歩どころか2,3歩出遅れた1号が、2号とわたしが走るたびに「ちょっと待て!」「なんでだよー」「あー、間違った!!」と悲鳴上げまくり(笑)。
夫はといえば、1人黙々とカードを集めては走らせる…どうやら今回夫はみんなとあまり重ならなかったらしい。

遠回りもあったけれど、とりあえず目的地はつなげたので目的地カードを取ってみる…と、1枚は運よくすでにできているカードで、もう1枚は絶対ムリ(笑)、最後の1枚がチューリッヒブリンディジ
…ちょっと待った、チューリッヒ行くのって全部トンネル??
これ、いくら山国だからってスイスに失礼じゃない(笑)?

でも、チューリッヒから脱出(笑)できて、パレルモブリンディジをつなげば完成するからやることにしました。
モスクワ・パレルモではトンネル避けて走ったのに、ここでよもやトンネルチャレンジとは(笑)。

その間、夫はトンネルチャレンジで見事に同色を2枚出され失敗してました。
トンネル怖いわー(笑)。

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2号の黄色、がんばった!

結局、僅差で2号が1位、わたし、1号、夫でした。
夫はいい感じに走ってたのに、トンネル失敗(2回も)で後れをとったという感じでした。

よくいわれていますが、ヨーロッパはアメリカのゲームバランスを修正して遊びやすくなっています。
アメリカでは、目的地カードの引き運で勝敗が決まる部分が大きかったのですが、ヨーロッパでは長距離カード短距離カードを作ってその問題を解消しました。
ただ、その分ルールが増えてしまったので、初めてやるならやっぱりアメリカかなと思います。

チケットトゥライドヨーロッパ その2