紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

チケットトゥライド ヨーロッパ 拡張 ヨーロッパ 1912 駅入り(Ticket to ride / Zug um Zug Europa 1912)その7

f:id:konpekino:20200627042833j:plain

やっと、やっと駅ルール導入っ!

家族で遊ぶ日(101)。
新しいマップにチャレンジ期間は、残念ながら終了(笑)。
でも、とりあえず今回は「世界旅行(チケットトゥライド レイル&セイル)」は遠慮したい(笑)。
何がいい?と聞いても、3人とも「なんでもいい」とのこと。
で、ふと思いついてダメもとで「じゃー、ヨーロッパに駅ルールを入れてみる?」と言ったら、めずらしく夫が「いいよ、やってみる」とポジティブな返事!
チャレンジ期間は終了したけど、ルール1つ滑り込み(笑)。

というわけで、今回はヨーロッパ、ようやく駅ルール導入です。

チケットトゥライド ヨーロッパ
その1はこちら
その2はこちら
その3はこちら(拡張入り)
その4はこちら(拡張入り)
その5はこちら
その6はこちら(拡張入り)

久しぶりなので、ちょっとおさらい。
「チケットトゥライド ヨーロッパ」は、チケットトゥライドシリーズの2作目(1作目はアメリカ)で、これだけで遊べます。
拡張として「ヨーロッパ1912」があります。
ウチでは、拡張の「ヨーロッパ1912」からチケット(1912バージョン)を追加して遊ぶことが多いです(忘れることもあります・笑)。

ZuZ(チケットトゥライド)が大好きな夫ですが、「ルールは増やさないでくれ」と懇願されていたので、ヨーロッパの駅ルールと、1912の倉庫と車庫ルールで遊んだことはありません(笑)。
ただ、前回駅ルールなしで遊んだときに、駅ルールがあればもっと楽な展開になったのに…となり、次回は駅ルールで遊びたいという話にはなっていました。
そして、今回よーやく!!
…ここまで本当に長かった(笑)。

そして、その駅ルールとは。
駅をおいた都市から出る1区間を、他のプレイヤーが走っていても、自分の路線として走ることができるようになります。
手番がきたら、1つめの駅は電車カード1枚、2つめは同色の電車カード2枚、3つめは同色の電車カード3枚を出して、まだ駅がおかれていない都市に駅をおきます。
一手番に駅は1つだけ建てられます。
1つの都市に駅は1つしかおけません。

ゲーム終了時に、駅をどの区間で利用するか決めます。
2回以上利用する場合は、常に同じ区間しか使えません。
また、誰も走ってない区間を駅を利用して走ることはできません。
使わなかった駅は、1つにつきプラス4得点となります。

…ってことで、駅ルール入り、さぁ行ってみよう(ドリフかよっ…ってこのネタ分かる人、いるんだろうか…)!
さて、今回のわたしのチケット。
長距離…コペンハーゲンーエルズルム…初めてのチケットかも。
できれば長距離はキープして、短距離をそれに重ねたい…のに、短距離チケットは風車状態(笑)。
どれもこれも重ならない(笑)。
でも、点数が高いってだけでアムステルダムヴィルノを残す。
まるっきり十字になるけど…駅もあるし、なんとかなる…と思うことにする(笑)。
世界旅行(レイル&セイル)」や「オールドウェスト」のチケットに慣れると、ヨーロッパのチケット点数がかわいく見える(笑)。

あとの3人も2枚戻して、さぁ出発!
まぁ、このマップなら序盤は電車カード集めが定番…とりあえず自分の希望の路線で単線のところをチェック。
…エッセンーフランクフルト…ここは落とせないな。
あとは…アムステルダムーエッセンかな…エッセンばかりで、悪夢がよみがえる(笑)。

そして今回、走り始めたのは夫。
しかも、ダンツィヒーベルリン…そうきたら、わたしはベルリンーエッセン走るしかないよね。
将棋倒しのように、今度は2号がベルリンーフランクフルトを走る。
…もう始まったよ、いす取りゲームが(笑)。

夫がそこで立ち止まったので、気が気じゃなくてわたしはベルリンーウィーンを走る。
そしたら、それが逆に口火を切ってしまったらしく、夫はミュンヘンーウィーンを走る。
あげく2号まで乱入してきてウィーンーブダペストを走る…うっそー、そこ白で走ろうと思ってたのに、2号は白で走っちゃった!
よりによって手札に赤はない…これで夫にとられたら万事休す…迂回路あるけど、2ます×2だよ??

でも、夫は走らない。
カードがないからなのか、走る必要がないからなのか分からない…しかも、こういう時に限って、赤が場にないから、オープンのジョーカーをとる羽目に。
次の手番で走ろうと思っていたら、夫はミュンヘンーフランクフルトへ…あ、もしかしてあわてる必要ないの、わたし(笑)?
じゃあいいや、場の赤のカードもらっとこ…それにしても、まただまされたよ、夫に(笑)。

ホッとしたのもつかの間、今度は1号がザグレブサラエボを走る。
…そこ?…隣に座ってたし、つい「このあとどこ行くの?」と聞きそうになる(笑)。
すると夫は、ウィーンーザグレブを走る…もー、なんでこんな狭いところでいす取りゲームやるのよーっ(笑)。
さっさとブダペストブカレストのトンネルをおさえたかったけれど、まだ電車カードが集まってないーっ!
仕方がないので、せめて出口と入口(笑)をおさえようとブカレストコンスタンティノープルを走る。

実は、ブカレストコンスタンティノープルと、わたしがさっさと走りたかったエッセンーアムステルダムは両方とも黄色。
走りたい路線が同色だと、ほんっとつらい…

冷や冷やしたけど、1号はサラエボーソフィアのトンネルへ。
…そっちに行くってことは…重なってない…のかな?
どっちにしろ、さっさと同色4枚プラスアルファ集めなければ…と電車カードを集めていたら、今度は2号がダンツィヒワルシャワを走る。
あ、わたしヴィルノ行くんだった!!とあわててワルシャワヴィルノを走る。
すると、1号はヴィルノキエフを走る…また将棋倒し(笑)。

でも、駅ルールのおかげできりきり舞い度(笑)はずっと低い。
特に、わたしが本線と呼んでいるパリーワルシャワは誰かが走るだろうから一枚かんでおけば、駅でフォローできる可能性大。
なので、わたしはベルリンーワルシャワは後回しにする。
でも、2号はまだ誰も走っていないベルリンーワルシャワ状態で、ワルシャワに駅をおく。
「え?駅おくの?」「うん」「…まぁ、いいけど…」…確かに、説明書にもまだ路線がひかれていなくてもおいてよいっとあったからいいんだけど…

1号、2号に続いて夫とわたしもチケット追加。
パリーウィーン…あ、ブリュッセルから行ける!
ワルシャワブダペスト…やったー、ボーナスチケット(すでに完成しているチケットのことをウチではこう呼びます)…って5点だけど。

そして、2号はペトログラードに駅をおく…「え、ちょっと待って、そこにおいてどうしたいの?」と聞いたら、「ストックホルムまで行きたいの」…え?
その時点では、まだ誰も走ってない8ますで、しかもトンネルの区間…このあと誰かが走る気がしない(笑)。
ので、「一応言っとくけど、駅おいてもその区間誰も走ってなかったら使えないからね」と言うと、「え、そうなの?」…そうか、やっぱり勘違いしてたか。
ワルシャワにおいた時、おかしいなとは思ったんだけど…「駅ルールは、誰かの線路を一区間だけ借りるって感じなの。だから、誰も線路ひいてなかったら借りれないよ」と言ったら「えー…でも、ストックホルム行くの、大変なんだもん」…気持ちは分かるけど(笑)。
「そしたら、エッセンからいけば?2号エッセンまで来てんじゃん」と言うと、「あ…」…えー、まさかとは思うけど、気がついてなかったとか?
それじゃー、わたしじゃん(笑)。
トランスヨーロッパ」でもそうだったけど、北欧って行くの、ホント大変(笑)。

f:id:konpekino:20210113220921j:plain

赤、がんばった!

全員電車が減ってきて、チケット追加するか悩む…でも、わたしは電車得点が低かったので、追加することにする。
すると。
ミュンヘンペトログラード…あーっ、ヴィルノから行ける!
行っててよかった、ヴィルノ(笑)。
ミュンヘンはもう満員御礼だけど、駅が使える!
駅ルール、最高(笑)!

とられる前にと、まず駅をおいて、それから走る…運よく場に青が出ていてさっと走れる。
もう1回ぐらい追加できるかなとしてみたら、今度はヴェネチアワルシャワワルシャワはいいんだけど、ヴェネチア…パリからトンネル攻めかぁ…できなくはないけど、2号の電車があと3台…やばいな(笑)。
ということで、ささっと駅をおく。
あー、駅ルールのファンになりそう(笑)。

そんなこんなで、2号の電車がなくなり終了。
電車得点は2号、チケット得点はわたし、最長ボーナスはわたし、勝ったのはなんと1点差でわたし!
以下、夫、2号、1号。

夫は、最後にマイナスチケットが出たことと、1枚チケットつなぎ忘れていたのが痛かった!!
つなぎ忘れたチケットは、1区間トンネルで3ますつなげば完成だったのに、終了直前に点数を増やすために色指定なし4ますの区間を走った夫(笑)。
夫は、「あー、なんであんなとこ走ってたんだー、こっち走った方が点数になったのにー」と頭抱えてましたが、それ完成してたら、当然夫の勝ちだったのです。
…逃がした魚は大きいって、このことか(笑)。

さて、駅ルール…なんでこれをさっさと入れなかったんだっと過去の自分に説教したいぐらいよいっ(笑)!
これのおかげで、ヨーロッパが断然楽しくなりました。
わたしたちは、わざわざ苦しくして遊んでたんですね。
駅ルールありでヨーロッパマップだってのがよーく分かりました。
ちなみに、今回夫は駅使ってません(笑)。
これでも、駅ルール導入できたと言えるんだろうか(笑)。

それと、もう1つ。
今回わたしはミュンヘンヴェネチアに駅をおいて、ウィーンからヴェネチアまでつなぎました。
駅を2つならべることについて説明書にはなにも書いてありませんでしたが、ネットで調べたら作者のMoonさんが「アリです」と答えてらっしゃいました。
迷う方もいらっしゃるかもしれないと思うので、書いておきます。

 

チケットトゥライド ヨーロッパ その8はこちら

 

☆今日のありがとう☆
その1
天気は悪いし、みんな疲れたまってたけど、ゲームで遊んでもらいました(笑)。
つきあってくれてありがとう!
その2
とうとう「ダイ アナザー ディ」を見始めました。
Mのセリフに、夫が「なんで007はこんなヤツの元で働いてるんだ?今までもひどかったけど、今回はもっとひどい。僕ならとっくに辞めてるね!フリーのスパイのほうが絶対いいよっ!」…てか、夫がスパイやるっていう前提はどこから?
夫がスパイって…もう絶対笑っちゃう(笑)。