紺碧のSpielplatz

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チケットトゥライド フランス(Zug um Zug / Ticket to ride France)

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今度はフランスの旅!

チケットトゥライド フランスへようこそ!
この拡張セットでは、みなさんの慣れが試されることになります。
今までは、すぐに電車を走らせることが出来ましたが、フランスではまず線路をひくことから始めなければなりません。

No.103

・チケットトゥライド フランス(Zug um Zug / Ticket to ride France)

Alan R.Moon

・days of wonder

・8歳から

・2人から5人

・時間…30分から60分

・日本語化…必要ありませんが、地名を日本語にすると遊びやすいです。

家族でゲームの日(31)。
今日は何にする~?と話していると、「ぴんぽーん」!
届いたのは、チケットトゥライドのフランスマップ…そうです、もう開き直りました、わたし(笑)。
他にもいっぱいいろんなゲームがあるというのに、チケットトゥライドしか目に入らない夫のために購入しちゃいました(表向きの言い訳・笑)。

そのかいあってか、早速「地図が見たい」と夫がいうので広げると…「今日はフランスやってみない?」え、いきなりやる気(笑)。
「え、いいけど、じゃあ説明書読んどくわ」と言うと「あ、大変なら別に今度でも。イタリアでもいいし」とのこと。

…まぁ、そういわれたらがんばりますよね、説明書読むの(笑)。
何でネイティブが読まないんだというツッコミはナシで(笑)。
そんなわけで、今回は届いたばかりのフランスマップです。
フランスは、マップコレクションの6になります。

フランスマップは拡張なので、チケットトゥライドチケットトゥライドヨーロッパから電車カードと電車こまを借りてきます。
通常は、電車こま45台ですが、フランスは40台です。
フランスマップは、裏面がOld Westマップです。

フランスマップの新しいルールは「線路をひく」です。
手番で電車カードをとるときは、電車カードをとったあと、必ず線路をひかなければなりません。
線路タイルを1枚選び、色のついていない線路におきます。
交差している線路にひいたら、もうひとつの線路はもうひくことができません。
4人以上でプレイしている場合、複線以上に線路をひくときは、1つ選んで線路をひきます。
電車を走らせる(電車こまをおく)ときは、線路タイルを取り除き、線路タイルで決められた数と色の電車カードを出します。
線路がひかれていない(線路タイルがおかれていない)路線は、電車は走れません。
取り除いたタイルはまた使うことができます。
ストックにないタイルは使えません。

ボーナスは、最長路線に10点、1番多くチケットを完成した人に15点です。

説明書を読んで、ちょっとUKを思い出す…ウチの場合、ZuZは作業が増えるとおもしろくない(というより、慣れるのに時間がかかる)けれど、フランスは電車カードを取るとき必ず線路をひく、なのでダイジョウブ…だと思いたい(笑)。

夫、1号、2号、わたしの4人でプレイ。
今回はめずらしく、わたしが見やすいように地図をおいてみる。
いつもは日本マップは夫、それ以外は2号が見やすいように地図をおいているのだけれど、よく考えたら横文字(笑)、わたしが一番不利じゃん!ということで、フランスはわたしが見やすいようにおきました。

…すっごく見やすい(笑)、当たり前だけど。
地図によっては、チケットをさかさまにして位置を確認したりしていましたが、その必要なし!
これはラクだわ…

わたしのチケットは、Rennes発着が2枚…でも行き先はLyonとNancy…ただ、Suisse(スイス)‐Marseilleがあるので、それとからめたらどっちもどうにかなるかなぁと。
ついでにBrest-Parisもできそう!
ということで、全員1枚戻して出発!

まずわたしは、電車カードとってBrest‐Rennesに線路をひく。
ここ、線路が交差しているのでさっさとおさえたほうがいいと思ったのです。
ただ、色で悩む…何色が1番早く集まりそうかなぁ…

悩んだけれど、当然先のことは分からない(笑)。
なので、その時点で1番いっぱいある色(でも2枚)にする。
タイルをおくと、予約したみたいでちょっと微妙…「ここ走りたいです!」と宣言してるようなもので、他のプレイヤーは邪魔しようと思えばできるわけです。
でも序盤、みなさん自分の路線で手一杯(笑)。
2号はしっかり「これ、線路ひいた人しか走れないの?」と聞いてましたが(答え・誰でも走れます)。

そして、路線の色を選べるって便利と思ったけど、そうでもなかった(笑)。
結局集めなきゃいけないって点では同じだし、線路を早くおきすぎて他のプレイヤーにとられるのは避けたいし、で、とってもなやましい。
夫も2号も1度ずつ、すでに線路をひいた路線にもう1回ひくというのをやり、1路線のみ電車を走らせる…

…となると。
そう、その路線にひかれたタイルは、他の人が走らないと戻ってこない。
2こま、3こまはいいんです、タイルいっぱいあるから。
でも、4こまは各色1本ずつしかないからすぐ品切れに。
だもんだから、よし、ここに4こまのあの色を…と思ったのに、すでに使われていてもうない!
ついでにいうと、いつ帰って来るかもわからない(笑)!
2号は2こまの路線でしたが、夫は4こまでやらかし、他の3人からブーイングくらう(笑)。
電車カード集めたのに、そういう理由で走れない(笑)。

中盤あたりからは、電車カードとっても線路ひきたくないという場面も出てきます。
仕方がないから、みんなが走ってない地域でこそっとひく…あとで、この辺走らなきゃいけなくなったら自分を恨むだろうなぁとか思いながら(笑)。

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1号の黒、お見事!

そして、まず2号、そしてわたし、夫とチケット追加。
わたしはラッキーなことにかなり重なったDijon-Mantpellier…これはいけるでしょと線路をひくと、あわてる人若干1名(笑)。
夫もいそいそと線路をひく…重なってるとしてもここは複線だらけなので、どーにかなるだろうと楽観的なわたしと、なぜかずーっとあわててる夫。
なんでだったんだろう…?

次のチケットは、Toulouse-Nice…あ、これはなんとかしたい!
電車の数もぎりぎりでできる!
そしてここで、2号が線路をひいたけど走らなかった路線をわたしが走る!
「ほーら、先にひいといてよかったでしょ」と2号は自慢げ(笑)。

最後は1号が「終わりまーっす」宣言して、わたしもちょうどで終了。
ボーナスは、1号が最長距離(おいた電車は全部つながってた!)、最多完成チケットは2号(しかも点数が高い!!)、電車得点は2号、チケットも2号がトップで、2号、1号、わたし、夫の順番でした。

ゲーム自体は、とても楽しいです。
線路をひくというルールは、とてもなじみやすく、ますますおもしろくなりました。
ただ…チケットのアンバランスさは相変わらず…1号の最高点チケットは16点、2号は14点、夫とわたしは11点…うーん。
もちろん、今回のチケットのまわり方がまぁまぁだったということだとは思いますが、チケットの引き運で決まってしまうのはちょっと残念。
それも含めてチケットトゥライドなんだろうとは思いますが。

ただ、フランスマップは、全員に好評でした。
なので、また絶対遊びます!

 

チケットトゥライド フランス その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆
1号のひとことから、夫とわたしの2人でSpieleabend!
すっごく楽しかった!!
1号にも夫にもありがとうです。