紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

チケットトゥライド(Zug um Zug / Ticket to ride)

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すべてはここから始まった(笑)!


Linie 1(1号線で行こう)がとてもおもしろかったらしく、夫が「もっとボードゲームやろう!」と言い出したので、心の中でガッツポーズしながら出したのがチケットトゥライド。
乗車券ということもあるZug um Zugです(笑)。
家族でゲームの日(2)。

No.14

・チケットトゥライド(乗車券・Zug um Zug)

Alan R. Moon

・days of wonder

・8歳以上

・2人から5人

・時間…30分から60分

・日本語化…必要ありませんが、地名が日本語だったら遊びやすいと思います。

・Spiel des Jahres受賞(2004年)

このゲームは、ルールの数が多くなく複雑でもないので、初心者も楽しめます。
だもんだから、手を変え品を変えいろーんなマップが出ています。
かくいうわたしも…一体いくつ買ってしまったことか(笑)。
最近日本マップも出ましたが…高くてまだ買ってません(でも、いずれ買うと思います…)←追記・結局買いました(笑)。

ボードをひろげ、電車カードをよく切って各プレイヤーは手札として4枚もらいます。
電車コマ45台と同色の得点コマを受け取り、得点コマはボードのふちの0点のところにおきます。
電車カードを5枚オープンにして、残りを山札としておきます。
目的地カードは3枚ずつくばり、少なくとも2枚手元に残します。

手番がきたら…
・電車カードを取る
2枚とります。
オープンのカードでも山札の一番上のカードでもかまいません。
オープンのジョーカーカードをとる場合はそのジョーカー1枚しかとれません。
・電車を走らせる
自分の目的地カードに合わせて電車を走らせます。
色のついた線路は、同じ色の電車カードを線路の数と同じだけ出すことで、電車を走らせることができます。
色のついてない線路(グレー)は、どの色の電車カードでも枚数がそろっていれば電車を走らせることができます。
・目的地カードを取る
3枚取って、最低1枚は手元に残します。

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プレイ中の写真取り忘れたので雰囲気だけ(笑)。

電車を走らせたらボードのふちの得点ボードのコマを動かします。
誰かの電車コマが2個以下になったら、もう1回ずつ手番を行い、終了です。
達成できた目的地カードは得点になり、達成できなかった目的地カードはマイナスになります。
得点ボードの得点と目的地カードの得点を合計して、一番得点が多い人が勝ちです。

今回は、夫、2号、わたしの3人プレイ。
3人となると、路線が2本あっても1本しか使えないのです。
なので、もう誰かが電車を走らせるたびに、声にならない悲鳴、カードを投げたくなる衝動、盛大な呪い…とまぁ、忙しい忙しい。
「ちょっ、なんでそこ!」「やめろー」「そこはだめだって!!」…なんかは序の口(笑)。
今回はKansas Cityが燃えるのではないかと思うほどの熱い争いがあり、結局2号が勝ちました。

このゲームは、目的地カードの引き運で決まる部分が大きいといわれていて、後発のマップでは長距離と短距離の目的地カードを引くようにしたりと工夫されています。
他にも新しいルールが追加されて、それぞれに感じが違うのでぜひいろいろ遊んで欲しいです。

ちなみに、USA 1910という拡張も出ていまして、それには
・少し大きくなった電車カードと目的地カード
・新しい目的地カード
などが入っています。
オリジナルに入っているカードは小さめで、目的地カードにいたっては老眼にはつらいレベルだったので、カードが大きくなって遊びやすくなりました。

余談ですが、やるたびに「この感じって何かに似てる…」と思っていたのですが、ある時「あ、わかった、ちょっと複雑ないす取りゲームだ!!」と…すみません(笑)。

 

チケットトゥライド 拡張 USA1910はこちら