家族でゲームの日(16)。
「今日は何にする?Zug um Zugだよね?」
「うん、でもどれでもいいよ。新しいのでもいい」
…おっ、新しい展開(笑)。
絶対アメリカだろうと思って、他のマップ全然考えてなかった(笑)。
念のため1号2号に聞くと、1号「日本!(日本の勝率高いからねぇ…)」2号「んー、なんでもいいけど、アメリカ?」とのこと。
でも、せっかく夫が新しいのでもいいと言ってくれたので、アジアで遊ぶことにしました。
ちなみに、アジアマップ自体は全然新しくなくて、2011年発売(笑)でマップコレクションの1です。
No.65
・チケットトゥライド レジェンダリーアジア(Zug um Zug / Ticket to ride Legendary Asia)
・François Valentyne作
・days of wonder
・8歳から
・2人から5人
・時間…30分から60分
・日本語化…必要ありませんが、地名を日本語化すると遊びやすいと思います
このアジアマップは拡張なので、チケットトゥライドかチケットトゥライド ヨーロッパから電車こまと得点こま、電車カードを借りてきて遊びます。
マップは両面で、1面はアジア、もう1面はレジェンダリーアジアです。
アジアはAlan R.Moonさん作で、レジェンダリーアジアはFrançois Valentyneさん作です。
アジアはチーム対決(2人1組になってプレイ)で、敷居が高そうだったので、レジェンダリーアジアで遊ぶことに。
こちらだと、ルールも1つ増えるだけですし(笑)。
新しいルールは、山岳鉄道。
山に線路を引くと、電車が壊れる…と考えたらいいのかな。
印のついたところに電車を走らせたら、印の数だけ自分の電車こまをボードの右隅におき、1台につき2点もらえます。
でも、その電車はこのあと使うことはできません。
また、ゲーム終了時に一番多く都市をつないだプレイヤーはボーナスとして10点もらえます。
1番得点が多かったプレイヤーが勝ちです。
夫、1号、2号、わたしの4人でプレイ。
わたしの長距離カードは、Moscow-Calucutta…へー、これで長距離なのか…とよく見たら山岳鉄道攻め(笑)。
でも、短距離カードにMoscow-Ankaraがあったし、Moscow起点でがんばってみるかと思ってキープ。
それ以外は、めずらしく(笑)無理は禁物っと1枚戻しました(1号に「どーしよーかなー」と言ったら、「迷うときはやめた方がいい」と言われたというのもある)。
他の3人も1枚戻してスタート…みんな初マップということで慎重な滑り出し(笑)。
序盤は電車カード集めなのはいつもと一緒。
2号が電車を走らせ始めて、それに夫もわたしも1号も続く…ただ、いす取りゲーム状態ではなく、それぞれが淡々と電車を走らせるという感じ。
夫は最初からガンガン山岳鉄道を開拓していて、あー、すぐ電車がなくなるタイプだな(いつもだけど・笑)と思ってたのですが、結果からみるとそうでもありませんでした。
Moscow-Ankaraは割とスムーズにひけたけれど、Calcuttaへは微妙に夫(青)に邪魔される…とはいっても、別ルートがあるのでそんなにカツカツではありませんが、その別ルートは電車を廃車にしなきゃいけないので、それなりに「もーっ」とは思っていました(笑)。
夫とわたしが地図の左上で読みあっている間、地図の右半分では1号と2号がつばぜり合い。
相手がおくと、すぐさまおく、という感じでなかなか熱い戦いを繰り広げていたようです…ようです、というのは、それどころじゃありませんから、こっちも(笑)。
いつものように1号が目的地カード追加、続いて2号、わたし、少し遅れて夫。
わたしがひいた目的地カード、なんと1枚はすでにひいた路線!
やったー、たまにはこういうこと、ないとね(笑)。
もう1枚は、Perm-Irkutsk…複線で、1本は普通路線(しかもグレー!)もう1本はなぜか山岳(しかも色指定あり!)…でも、今のところ誰も食指をのばしてきてない…もしかしてチャンス??と思い、チャレンジすることに。
いかにもって感じじゃなくて、こっそり走らせよう(ムリ)…と思ったのに、わたしが走らせるのを見るや否や夫がどーん…グレーの路線で走ってきた!
ちょっとマジ??じゃあ、ここは色指定で廃車決定…もうこれは後回し、他を先にしてやるーっと思ったのは正しかったらしい。
わたしがグレー路線を走ると、今度は1号が声にならない悲鳴…1号、色指定で廃車決定(笑)。
結局、夫とわたしがほぼ同時に電車がなくなり終了。
夫、わたし、2号、1号の順番でした。
全体的にとてもおだやかなZug um Zugでした。
今回の目的地カードの配分のせいかもしれませんが、ソロプレイ感がとても強かったです。
あまり人ともかぶらなくて(唯一争ったのが、Perm-Irkutsk)、かぶっても解決策がわかりやすく用意されてるので、悩まなくてすみます(笑)。
おもしろいことに、今回の順位はそのまま山岳鉄道を使った順位でもあります。
もしかして、山岳鉄道がかなりのポイントなんでしょうか。
余談ですが、アジア人としてはモスクワ、アンカラ、メッカ、バグダッド、テヘランあたりが平然とアジアマップに入っているのが気になります…
アジア…ねぇ。
おまけ。
目的地カードの裏がめっちゃかっこいい!
シルクロードツアー1913年だそうで。
チケットトゥライド アジア・レジェンダリーアジアその2はこちら
☆今日のありがとう☆
ちょっとイライラしていたんですが、夫のひとことでハッとして、すっと落ち着くことができました。
夫、タイミングのいいセリフをありがとう!