紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

交易王(Handelsfürsten Herren der Meere)

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どうやって裏をかくか…

16世紀は、新しい時代の幕開けでした。
アメリカが発見され、香辛料の道としてインドへの貿易路が確立されました。
それによって、ヨーロッパとの交易も盛んになり、多くの商人たちが海へ漕ぎ出していったのです。

No.66

・交易王(Handelsfürsten Herren der Meere)

Reiner Knizia

・Pegasus Spiele

・12歳から

・2人から4人

・時間…30分ぐらい

・日本語化…必要ありません

時間が限られているけれど、なんかゲームやりたいっ!と思って、棚を見る…
…と、あ、これ、ずーっとやりたいと思ってたのに、まだやってない!と思ったのが、交易王でした。
また古いゲームですみません。

このゲームは、出てわりとすぐに「おもしろい」「手軽」と評判になり、箱も大きくないしってんで購入。
説明書もとっくに読破して(って、紙1枚裏表だけですが・笑)、遊ぶ機会をうかがって…もう何年?
こういう「積みゲー」が我が家で魔窟化してます(笑)。

商品カードはよく切って、各プレイヤーは3枚ずつとります。
それから、6枚を表に向けておき、残りのカードは山札とします。
各プレイヤーは、船カードを2枚とって自分の前におきます。
各プレイヤーは、順番に商品こまを船に積みます。
商品こまから1つ選んで自分の船に積むのを2回行います。
船に商品は1つしか積めません。

手番は2段階あります。

1段階目

・商品こまを交換する
自分の船に積んである商品こまを、ストックにある他の商品こまと交換します。

・特殊カードを買う
ストックにある特殊カードを、カードにかいてある値段で買うことができます。
船…10金(扱う商品が増える)
商館…8金(2段階目の終わりに商品カードを1枚ひける)
湾岸労働者…12金(1段階目で、追加で商品交換できる)
協定…11金(決算のとき、このカードを持っているプレイヤーが収入がある場合、追加で2金もらえる)

・パス(何もしない)
のうちから1つだけ選びます。

2段階目

・商品カードを出し、決算する
手札から商品を選び、場の6枚のカードうちの1枚の上におきます。
同じ色ならば、1度に何枚出してもかまいません。
出されたカードの商品は、決算になります。
決算は、場の6枚のカードのうち今出されたカードの商品が何枚あるか数えます。
その数が、荷物一つにつきもらえるお金となります。
お金は、カードを出したプレイヤーだけでなく、同じ商品を船に積んでいるプレイヤー全員がもらえます。

・商品カードを2枚ひく
山札から商品カードを2枚ひきます。

のうちから1つだけ選びます。

商品カードの山札がなくなったら、終了です。
お金を一番多くもっているプレイヤーの勝ちです。

 

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最後はカレー攻め…じゃなくて亜麻攻めー(笑)

めずらしく(笑)お昼ご飯の前に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
実は、この前にも何度か遊んだのですが、「同じ色ならば、1度に何枚出してもよい」というのを3人ともどーしても忘れる(笑)。
今回は、それを頭に入れてスタート。

最初のセッティングですでに白の塩が多めだったので、みんな自分の船に塩をのせる…2号とわたしは1個ずつとったのですが、1号は2個…あーやーしーっと思ったときはすでに遅し、手札から2枚出して場には塩5枚!
こうなると、自分の手札に塩があっても出したくない(笑)。

まとめて出せるというのを使って、裏をかきたいのはみな同じ(笑)。
手札を出す前に荷物を交換できるというがミソで、そこでなんでもなさそーなふりして荷物を増やし、手札をどーん。
…ができれば苦労はない(笑)。
どーんってやっても、相手もたいていおこぼれにあずかってくる(それはわたしも同じ)。

お金がたまってきたので、わたしは船を買って、そのあと協定を手に入れました。
11金はかかるけれど、毎回2金というのは結構大きいです。
2号はひたすら船を買い込み、1号は船と湾岸労働者。
今までは、1号も船はもちろん協定や商館を買うことが多かったのですが、「ちょっと試したくなった」そうで湾岸労働者。
これが、結構効いてました。
手番直前まで全く持ってない商品でも2つにできるわけで、裏をかくにはもってこい。
それを使って1号は何度かどーんをしかけてました。

結局、わたし、1号、2号の順番。
2号は「もう、このゲームやらないから」宣言してました。
船しか買わないんだもん、それじゃー…ねぇ。

説明書が紙1枚裏表で、よくもまぁここまでおもしろく仕上げたなぁというのが第一印象。
お互い読みあって、当たるとにんまり。
ここで仕掛けるか、あるいはちょっと待つか…どきどきするのがとてもよかったです。
ただ…お金は両面印刷にしてほしかった(笑)。
裏返しになると、数字が書いてない上に、色も全部一緒で使いにくかったです。
せめて色をかえてくれたらよかったのにー。
でも、短時間で遊んだーっという気分になれる貴重なゲームです。

 

☆今日のありがとう☆
欲しいなと思っていたキラキラペン(笑)が半額に!
もちろん、さっさと購入…セールありがとう(笑)!