紺碧のSpielplatz

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チケットトゥライド イタリア(Zug um Zug / Ticket to ride Italy)

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今度はイタリア!

家族でゲームの日(17)。
前回のレジェンダリーアジアで勝ったからか、夫は「Zug um Zugなら、なんでもいいよ、新しいマップでもいいよ」…でも、Zug um Zugは指定するわけね(笑)。
まぁ、日本マップにこだわっていたことを考えると、ものすごい成長ではあります(笑)。

レジェンダリーアジアをもう1回かなーと思っていたのですが、やる気にのらない手はない(笑)ということで、イタリアにしました。
別記事にしていますが、イタリアは日本とセットで、マップコレクションの7です。

No.70

・チケットトゥライド イタリア(Zug um Zug / Ticket to ride Italy)

Alan R.Moon

・days of wonder

・8歳から

・2人から5人

・時間…30分から60分

・日本語化…必要ありませんが、地名を日本語にすると遊びやすいと思います

日本マップの裏なので、当然細長いイタリア。
日本と同じく、チケットトゥライドチケットトゥライド ヨーロッパから電車カードと電車こま(45台)を借りてきます。

イタリアマップの新しいルールは、フェリーカードです。
フェリーカードは、電車カードとは別におかれ、手番がきたら電車カードをとるかわりに1枚とることができます。
フェリーの路線はグレーでうずまきマークがついています。
フェリーカードは、1枚でうずまき2個分になり、残りのますの数だけ同色の電車カードを出すことで、電車を走らせることができます。
たとえば、うずまきマークが4個、グレーのますが3個のフェリー路線は、フェリーカード2枚と同色の電車カードを3枚出せば、走ることができます。
あるいは、うずまきマークをジョーカーで出してもかまいませんが、その場合はうずまきマークの数だけジョーカーが必要です。

ボーナスは、地域ボーナスがあります。
自分がつないだ路線の地域の数を数え、その数によってボーナス得点がもらえます。

…が。
この地域ボーナスの説明がひどい!!
何言いたいんだか全然わからない!
日本語でもドイツ語でも英語でもわからなくて、全部まぜて(笑)ようやく「…こういうこと?」程度。

1本線でなくても、二股三股に分かれていても、つながっていれば同一路線と考えて、その路線が走った地域の数(ワッペンで表示されている。同一ワッペンは同一地域とみなされる)によってボーナスがもらえます。
島に関しては、島のすべての街をつないだら+1地域(つまり2地域)と数えます。

…ってことだと思います。
要は、なるべく全部つなげとけってことかと。

それにしてもdays of wonderの説明書って、ほんと…

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めずらしくいい感じの赤(笑)

…気を取り直して、夫、1号、2号、わたしの4人でプレイ。
今はイタリア地図を見ると、「はー、このあたりがコロナのホットスポットだったんだよなぁ」なんて反射的に思ってしまいます…

 ちなみに、イタリアは、目的地チケットの枚数が多く、ゲームスタート時には5枚(内3枚以上残す)、ゲーム中は4枚(内1枚以上残す)ひきます。

わたしの目的地カードは、Bologna発着が2枚も。
1枚はCagliari、もう1枚はCatania…どっちも島なんすけどー!
島はなんとなく危険、地域ボーナスでも配点多いし、なんせフェリー…と理性では思うのだけれど、じゃあ島伝いに行けばいいじゃんっとノーテンキなわたしが優勢で(笑)結局両方残す。
あとは、Venezia-Pisa…これぐらいならなんとかなるかなと、相変わらず行き当たりばったり(笑)。
でも、これのおかげで、あとで助かるのです。
だから、行き当たりばったりはやめられない(そうじゃない)。

前回と同じように、初めてのマップだし慎重に…と、みんな1枚ずつ戻す。
あとで分かったけれど、結構みんな最初から路線がかぶっていたらしい。

序盤は黙々と電車カードをとる…でも、2号が走らせ始めたら、わたしもガマンできなくてBologna-Firenzeをおさえる。
これでなだらかにRomaに向かい、Cagliariを経由してCataniaへと思ったのです。

…結局ジャマされるんだけどね、夫に(笑)。

夫は北イタリアから、1号は南イタリアから、2号は島から出発。
2号の島からは要注意…と思いきや、夫にFirenze-Grossetoをとられる!!
ジー、信じらんなーいーといくら騒いでも後の祭り。
仕方がないから、Revenna経由…でも、結果としてこれは正解。
だって、わたしVenezia-Pisa持ってたんだもん(本人忘れてたけど・笑)。

夫はせっせと内陸を走り、残りの3人はフェリーでさっと走る…結局夫はフェリーカードは使わず…フェリーの路線は走りましたが、1か所だけうずまきマークの3ますのところで、ジョーカーを使っていました。
ルール、理解していると思っていいのだろうか…

終盤はみなさん目的地カードひきまくり…日本と同じく細長いマップなので、通しで1本路線ができれば、わりとどこへでも行けてしまうのです。

いつものように夫の電車が残り2個となり、1巡して終了。

そして得点計算ですが…地域ボーナスの計算がめんどくさいったらありゃしない!
地域ボーナスは夫がぶっちぎりの1位で、以下、1号、2号とわたしは同点。
でも、電車の得点は2号が1位。
目的地カードはわたしが1位。
結果は…わたし、1号、2号、夫でしたー!

でも、28点という高得点の目的地カードを見間違って未完成という痛恨のマイナスがなければ、1号の勝ちでした。

夫は「うん、やっぱりイタリアいいよね。イタリア料理食べたくなった」とのこと。
1号、2号は「フェリーがおもしろい。さっとひけていい」とのこと。

わたしもフェリーカードはいいなと思いました。
延々とジョーカーを待たなくてもいいし、ジョーカーの便利さが少し薄れることで、ジョーカーのめぐりもよくなったと思います。
細長いマップではあるけれど、それをフェリーでつなぎやすくしていると思います。
ただ…地域ボーナスのルールは計算に時間も手間もかかりすぎ。
なるべくつなげるためのルールだとは思いますが、うーん。
このボーナスのためにつなげるというのは、あんまりないのではないかと思います。
せめて、計算しやすいようにワッペンの表でもつけてくれればいいのに。

チケットトゥライド イタリア その2はこちら

 

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