紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

チケットトゥライド ポーランド(Zug um Zug / Ticket to ride Poland)

マップコレクション6 1/2(笑)

チケットトゥライド・ポーランドの世界へようこそ!
バルト海からタトラ山脈まで、ポーランドには発見されるのを待っている場所がたくさんあります。
グダニスク湾の海の空気を深呼吸しましょうか?
あるいは、ザコパネ近くの刺激に富んだハイキングコースを歩きましょうか?
チケットトゥライド・ポーランドで、みなさんは一風変わった過去の旅に出ます。
みなさんは、1950年代の鉄道貴族の役割を果たすのです。
ポーランドにおける鉄道網の発達だけでなく、隣国との結びつきも強化しましょう。

No.426

・チケットトゥライド ポーランド(Zug um Zug / Ticket to ride Poland)

Alan R. Moon

・days of wonder

・8歳から

・2人から4人

・時間…30分から60分

・日本語化…必要ありませんが、地名が日本語だと遊びやすいです。

「チケットトゥライド」大ファン(笑)がいる我が家としては、落とせない新マップ!
新マップと書きましたが、ポーランドマップはマップシリーズの6 1/2として2019年に発売されてます(ちなみに、6はフランス、7は日本)。
その時は、ポーランド向けにポーランド語と英語の説明書のみ添付。
ドイツでも手に入ったのですが、「うぅぅぅぅーん、英語かぁ…」とためらっていたら、あっさり売り切れ(笑)。
今回は多言語版として、ドイツ語、英語はもちろん、フランス語、スペイン語、イタリア語、オランダ語ポルトガル語(ブラジル ポルトガル語)の説明書が入ってます。
「チケットトゥライド ポーランド」は拡張ですので、「チケットトゥライド」か「チケットトゥライド・ヨーロッパ」から、電車カードと電車こま、得点こまを借りてきます。

さて、ルールですが。
基本のルールは、全く変更なしです。
新しいルールは、「国同士を結ぶ」というもの。
これは、チケットなしでプレイヤーが自由に選んだ国と国と結べば、その時点で残っている国の得点カードをもらいます。
2か国を結んだ路線に、もう1か国をつなげると、つなげた3か国分の得点カードがもらえます。
ゲーム終了時に、獲得した得点カードも得点となります。

緑のマップは美しい!

家族で遊ぶ日(262)。
忙しい1号2号が在宅だったので、このチャンスを逃すかーっと、大急ぎでポーランドマップの説明書を解読(笑)。
思ったより分かりやすいルールだったので、ホッとする(笑)。

夫(青)、1号(黒)、2号(黄色)、わたし(赤)でプレイ。
ざっとルールを説明して、電車がいつもより少な目ということも伝える。
…まぁ、場数だけはこなしてるから、全員さくっと理解。

まずは、チケット確認…うわっ、全然分からない(笑)。
チケットに地図書いて、場所を表示してくれてるけど、相変わらず地名の順番が逆なことが多く(たとえば、北から南に線が書いてあったら、上にかかれた地名が北、下に書かれた地名が南…というのが自然だと思うんだけど、チケットトゥライドでは平気で逆に書くんだよなぁ…)確認するのに手間取る。
夫「なんでわざわざ逆に書くんだろうな」
2号「うん、いちいち分かりづらい」
…アルファベットネイティブがそう言うんだから、日本語ネイティブのわたしはもっと大変(笑)。

ざっとチケットを見ると、一けたがほとんど。
ポーランドマップは、チケット点数低めなのね、なんて、自分の引き運の悪さを忘れたことを思う(笑)。
1枚だけ全く別方面だったので、戻す。
全員1枚戻して、さぁ出発!

わたしのチケットは、シュシェチンールブリン、ウッチーポズナン、ヴェルスコ・ヴャワープウォツク。
シュシェチンールブリンに、ウッチーポズナンを重ねて、足す感じ。
ついでに、ドイツとベラルーシ結ぼうかな…

序盤は、いつものようにカード集め。
マップにウクライナとロシアを見つけて、4人でちょっと微妙な気分になる…

今回、動きだしたのは夫。

夫、出発進行!

あー、リトアニアから出る路線は1本だもんね、そりゃ慌てるわな。
でも、わたしには関係ないか…

…と思ったのに、2号も1号もさっと反応。
そうか、リトアニアは関係ない、じゃなくて、リトアニアからどこに行くか、を予想するのが重要なんだった(今ごろ…)。
なので、わたしも参加してみる(笑)。

つられて、出発進行(笑)

夫が、というより、2号に取られそうだったので、わたしも走る(笑)。
これ、実はアタリだったらしい。
偶然カードがそろってたからよかったけど、そうじゃなかったらかなりの迂回を強いられたかも。

そして夫は…

迫りくる「危機」?

前進あるのみ(笑)。
確かに単線だし、さっさとおさえたい区間だよね。

口火を切った夫は、ひとり黙々とつないでいく。
口火を切られた(笑)残りの3人が、なんかこう…やたら読み合って牽制し合ってめちゃくちゃ熱い。
くーっ、夫、余計なことを…

いす取りゲーム勃発!

わたしは、プウォツクとウッチをつないだら、あとはシュシェチンからルブリンをつなげば、自動的に完成…

…と思い込んでいた(笑)。
だから、2号がウッチからチェンストホヴァを走っても、全く動揺しない(爆)。
地図の左から右へどうやってつなぐかに全神経を集中させていたので、他がどこに行こうとお構いなし…

そして、カードを集めつつ、ちらっとチケットを再確認したら…
え、うそ、何これ、ちょっと待って、ぎゃーっ、わたし左右だけでなく上下にも走るんだったー!!と気がつく。
そう、プウォツクとウッチをつないたのは、プウォツクービェルスコ・ビャワのチケットがあったからだった…

なぜ人間は、2つまでは覚えていられても、3つ以上になると何かしら忘れるのだろう…(笑)。

そんなわけで、あわてて2号の動向を観察(笑)。
わたしにプウォツクーウッチを取られたので、迂回しつつ他の都市も結んでいる模様…その迂回路とわたしの路線が重なりまくり。
…でも、2号以外は…興味なさそう?

どの順番でどこを走るか悩みつつ、走りたくてもカードが足りない、ジョーカーなんか来やしないっという、いかーにもチケライ(ZuZ)な展開(笑)。
久しぶりだけど、やっぱりこれおもしろい…

1番最初に国同士を結んだのは、夫。
リトアニアとロシアを結んで、それぞれ1枚ずつ得点カードをもらう。
「これ、もらえるんだよね?」と夫はうれしそう(笑)。
確かに、なんかトクって感じだよね。
夫は、そのままベラルーシもつなぐ。
ただ、リトアニアの得点カードは1枚だけなので、もうない。
夫はロシアとベラルーシの得点カードをもらう。

チケット追加も、夫が一番乗り。
夫は、地図の北の方を占領。
おかげで、ほとんど邪魔されなかった(笑)。

まずはドイツ

わたしは、まずドイツに入っておく。
それから…スロバキアをつなげば、ドイツとスロバキアのカードがもらえる。

追加チケットは、点数は少ないものの(まかせろ、すべて一けた・笑)、運よくすでに走っている区間だったり、すでに走っている区間に足すだけ。
これ、たぶん大動脈を走れたってことかもっ(初めてのプレイなので、土地勘はない)!

このまま、チェコを結ぶと得点高いんだよなぁ…そう、まだ誰もチェコに入国していないので、10点の得点カードがでんっと鎮座している…
でも、わたしは1区間余分に走らなきゃいけない…思わず「いいなぁ、1号、1号ならすぐチェコに入って、10点もらえるね」と言うと、2号が「なんでそういうこと言っちゃうのさ?狙ってるのにー」(笑)。
あ、ごめん、寝た子は起こしちゃいけないのね(笑)。
とはいうものの、チェコ入国1番のりは、やっぱり1号だった(笑)。

終盤、2号と夫の電車の数がかなり減ってきたので、チケット追加はあきらめて、国とつないで得点を目指す。
…追加カードにワルシャワ発着が多かったので、ウクライナよりベラルーシが近くなる。
んじゃ、あ、ちょうどいいや、場に黒が2枚あるからそれもらって、ベラルーシに行くか…

…と思った直後、2号「あ、ごめんっ、電車なくなる!!…待った方がいい??」
夫「待たなくていいよ」
1号「うん、待たなくていい」
2号「でも、ままは…」
わたし「わたしもダイジョウブ。だって、2号が電車なくなっても、わたしはあと1手番はできる。1手番でやりたいことできるから、終わってもいいよ」

ベラルーシ、到着~

最後の手番で、ぎりぎりベラルーシ到着。
ドイツ、スロバキアベラルーシの得点カードをもらう。

最後は、こんな感じ。

電車が映えるマップ

得点カードは、夫が4枚、1号と2号は2枚、わたしは5枚獲得。
電車得点は2号、チケット得点はわたし、国得点もわたし、勝ったのはわたし。
以下、1号、2号、夫。

 

久しぶりの「チケットトゥライド」、やっぱりおもしろかった!
ポーランド」は、マップが小ぶりで使う電車の数も少ないので、ちょっと軽めな感じで、すごく遊びやすかったです。
フランスマップも使う電車の数は少ないのですが、線路をひく作業があるせいかプレイ時間は長めなのに対して、ポーランドは軽くて、時間も短めです。

なにより、チケットがなくても得点ができるというのは、わたしの好みかも。
チケットの引き運次第では、最初から勝負ついてるんじゃないかと感じるときもありますが、ポーランドならそれでも挽回できるかも、と思えるところがいい!

国同士をつなぐのは、スイスマップの国同士のチケットによく似ています。
確かに、国同士はプレイヤーが自由に結んで得点で、いいじゃん!と思いました(笑)。
このシステム、スイスマップにも導入してくれないかなー。
そしたら、チケットの引き運率(笑)がぐっと下がると思うのですが。

いずれにせよ、ぜひまた遊びたいマップです。

 

チケットトゥライド ポーランド・その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日もいい天気でした。
時々ぱらぱらっと雨が降ったけど、すぐにやんで、すぐに乾く(笑)。
ムダに湿度だけが上がったような(笑)。

その2
片づけないといけないことがあって、「めんどーっ」と思ったけれど、でもちゃんと全部片づけた!
エライっ、わたしっ!

その3
マトリックス4」…思わず「フォースだ!」と思ってしまったわたしは邪道(笑)?

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪