紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

チケットトゥライド ハート オブ アフリカ(Zug um Zug / Ticket to ride The Heart of Africa)

f:id:konpekino:20210221002110j:plain

今度はアフリカへ!

ハート オブ アフリカにようこそ!
この拡張では、みなさんを恐れを知らない探検家や宣教師、冒険家たちによって発見されるころの大自然にかこまれたアフリカ大陸に招待します。

No.249

・チケットトゥライド ハート オブ アフリカ(Zug um Zug / Ticket to ride The Heart of Africa)

Alan R. Moon作

・days of wonder

・8歳から

・2人から5人

・時間…30分から60分

・日本語化…必要ありませんが、地名が日本語だと遊びやすいと思います

パンパカパーン!!
とうとうこの日がやってきました~っ(大げさ)。
新しいマップの登場でーす!
…とはいうものの、マップ自体は全然新しくなくて、2012年発売です(笑)。

「チケットトゥライド ハート オブ アフリカ(Zug um Zug / Ticket to ride The Heart of Africa)」は、マップコレクションの3で、これだけでは遊べません。
チケットトゥライドチケットトゥライド ヨーロッパから電車カードと電車、得点マーカーを借りてきます。

ハート オブ アメリカで導入された新しいルールは、地形カードです。
電車を走らせたい区間と同じ色の地形カードを出すと、その区間の得点が倍になります。
1台から3台までは1枚、4台から6台までは2枚地形カードを出します。
ただし、その時点で他のプレイヤーが同色の地形カードを2枚以上持っていたら、同数出さなければなりません。
たとえば、3ますの区間は地形カード1枚で得点を倍にできますが、他のプレイヤーが同色の地形カードを2枚持っていたら、2枚出さなければなりません。
地形カードの代わりに、ジョーカーを出すこともできます。
使った地形カードは、捨て札になります。
地形カードを出さなければ、通常の得点となります。

f:id:konpekino:20210222043519j:plain

左から、砂漠、ジャングル、山、です

地形カードは、スタート時に1枚ずつくばり、各プレイヤーの前に表にしておきます。
場に2枚を表にしてならべ、残りは裏返しに積み重ねて山札とします。
手番にカードをとる際、電車カードを2枚とるか、電車カードと地形カードを1枚ずつとるか、地形カードを2枚とるか選べます。
表になったジョーカーをとる場合は、2枚目のカードはもらえません。
1枚とったら山札から補充するのは、電車カードと同じです。

地形カードのルールは、やってみたらすぐ理解できるし、不自然なルールでもありません。
それでも、夫に説明しながら、難しいからやめようって言いだしそうだなぁと思っていたら、意外にも「やってみる」とのこと。
というわけで、家族で遊ぶ日(112)。
夫、1号、2号、わたしの4人でプレイ。

まずは、地形カードを1枚ずつくばる。
実際に地形カードを見ると、そーゆーことか!とみんな理解(笑)。
分かりやすいカードでよかった。

さて、わたしのチケット…全く土地勘がないアフリカ、場所確認に時間がかかるのなんのって(笑)。
しかも、読めないっ(笑)。

こういうときは、控えめに行くべき…と分かっているのに、向きが一緒ってだけでボゴローポート・ノロスとボンドーケープタウンを残す。
ボゴロとボンドをつないで、南下したらできるじゃん!と思ったけど、さてどうなるか。

夫と1号は1枚、2号とわたしは2枚戻してさぁ出発!
序盤は電車カード集め。
初めてのマップということもあって、みんな慎重(笑)。
わたしはボンドとボゴロをむすぶために、青を狙う…そしてせっかく4ますなんだから、地形カードで得点倍にしよう!と思いつく(笑)。
…でも、わたしの手元にある地形カードは砂漠。
ジャングルの地形カードが欲しいけど、地形カードだけじゃ走れないので、どうしても電車カードが優先になる…一手番に2枚だけって、少なすぎるっつーの!!!

四六時中「どうしよう」と唱える状態(笑)…いやーな予感(笑)。
青が4枚そろったところで、「どきどきするのがいやなので」と言ってボンドとボゴロをむすぶ。
地形カード出して、得点倍!!
ドヤ顔のわたし(笑)、

…と思ったら、2号に「え、4ますは地形カード2枚いるんだよね?」と冷静に指摘される(笑)。
…がーん、そうだった…堂々と地形カード1枚だけで点数を倍にしようとしたわたし。
当然2号は大声で「まま、ここ走りたいんだって!誰か走らないの??」…いらんこと、言うなーっ(笑)!

次の手番で場に出ていたジャングルの地形カードをもらって、そのあと無事完成できたけど…めっちゃ疲弊…(笑)。
用がなかったからだとは思うけど、3人とも紳士協定守ってくれてありがとう(一応言っとく・笑)。

すると、1号がダーバンーイースト・ロンドン(アフリカにもロンドンっていう地名があるとは知らなかった)を走る!!
当然(なの?)ポート・ノロスとポート・エリザベスを勘違いしていたわたしは、あわててケープタウンポート・エリザベスを走る…この時点では無意味に(笑)。

あとで、チケット確認して「え…ここ、ポート・エリザベスなの??なんでポート・ノロスじゃないの?」と思ったという…救いようがない(笑)。
走らんでもいい路線を、ムダにあわてて走りましたとさ。

夫はナイジェリア近くから走り始め、1号はとびとびに走る。
2号はマダガスカルから北上…とりあえずそれなりにすみ分けはできたらしい。(笑)。
夫がリーブルビルからカビンダへ南下してきたので、ちょっとあせる…でも西海岸は複線でしかも同色なので、集めていた色で走られて電車カード集め直しということにはならない。

f:id:konpekino:20210221002244j:plain

全員無言

でも、欲しい色は出てこないわ、ジョーカーは出てこないわ、で、わたしは中盤ですでに電車カードめくりタイム(笑)に突入…
不良債権化とまではいかないけれど、アフリカはほぼ色指定のみの路線なので、うまく集まらないとめちゃくちゃ苦しい…

そんなわたしを横目に、まず2号、それから1号、夫とチケット追加。
…うらやましい、わたしはまだつながってもいなーい!!

夫は、ファショダーアディスアベバでちゃんと地形カードを使う。
思わず拍手しそうになったら、2号が「すっげー、パパ分かってる!!」…失礼だっつーの…と突っ込みたいけど、わたしも同じこと考えてた(笑)。
…って、人の心配してる場合じゃないっ(笑)!

なんとなく、4ますだと倍にしたくなるけど、3ます以下は地形カードをとるヒマなくて、通常得点で必死に走る。
1号は、ダーバンーマダガスカルの6ますを見事に倍にする。
15点が30点かぁ…やってみたいけど、全然余裕がないし、そこ走る用もない(笑)。

ようやくつながったわたしも、チケット追加。
レオボルドビルーウォルビスベイ…レオボルドビルってどこよ(笑)??
…あ。
わたしもう走ってた(笑)…通過駅は地名を確認しないからこういうことが起きる(笑)。
なんと、ひっさびさのボーナスチケット~(すでに完成しているチケットのことをこう呼んでます)。

次のチケット追加では、ナイジェリアーウォルビスベイとドゥアラーケープタウンが出る。
…あ、これ…ナイジェリアまでつなげたら、両方ともできる!!
まだ路線空いているし、行ってみよう!

…とは言ったものの…色指定ありだった(笑)。
どうにかこうにかつないだころには、あとの3人もどんどんチケット追加。
夫の電車がかなり減ってきているけど…うーん、この感じじゃ勝てっこないなと思ったので、どーせ勝てないならチケットのマイナスも怖くないっ(ホントかよ)と、チケット追加(どーゆー論理・笑)。
ヤケ気味だったせいか、ダーバンーアディスアベバが出る!
…これ、さっき間違って走ったポート・エリザベスからダーバンまで行って、ボゴロからアディスアベバつないだらできるじゃん!!
しかも電車も足りるじゃん!
よっしゃー、行けーっ!

…と思ったものの、よく見なくても、白4枚、黒3枚、なんでもいいから同色2枚集めなきゃいけない。
同色2枚は手元にあったものの、白は1枚、黒に至っては0枚…どーすんねん(笑)。

粘り強く電車カードを集めるものの、白が出ないっ!!
カードめくるだけってどーよ…坊主めくりじゃないのにーっ!

そうこうしているうちに、夫が終わらせようとしたので、「お願いっ、ちょっと待ってっ!!」と懇願する(笑)。
わたしの必死さがアフリカの神に通じたらしく、ジョーカーが出てきて、ぎりぎりで完成…ありがとう、待ってくれて(笑)。

f:id:konpekino:20210221002325j:plain

どこ走ってもいす取りゲームみたいだった…

結局、夫の電車がなくなり、終了。
電車得点は1号、チケット得点は夫、勝ったのは…なんと1号!
以下、夫、2号、わたし…わたしだけかなり離れていましたが、あとの3人は僅差でした。

「え?勝ったの?絶対負けたと思ってた」と1号。
「そう、今日からきみは初代King of Africaです!」と言ったら、「あ、それは遠慮しとく」だそうです(笑)。

結果からみても、かなりバランスを調整したなという感じです。
チケットの引き運で勝負がついてしまうのを、地形カードを入れることで、電車得点を増やすことができるようにして、引き運率(笑)を下げたという感じです。

また、欲しい電車カードがなかったら地形カードをとるという手もあり、電車カードめくりに陥ることが少なくなった…と思いたかったのですが、少なくとも今回それは避けられませんでした。
ただし、ウチではここ数回どのマップでも不良債権化しているので、マップのせいだけではないようにも思います。

新しいルールが苦手な夫でもすんなり理解できたというのは、評価高いです。
地名が分かりづらいのを除けば、バランスのとれたマップだと思います。

ちなみに、説明書には「5人で遊ぶと競争が激しくなります。激しい競争を避けたい場合は、4人以下で遊ぶことをおススメします」とありました。
4人でもかなりキツイかったと思うので、わたしは5人で遊びたいとは全然思いません(笑)。

おまけ。
ボードのすみにちゃんと早見表がついてた!

f:id:konpekino:20210222043533j:plain

得点早見表

必要カード枚数も分かりやすく書いてあるし、得点もすぐ分かる!
このころは、こういう気遣いがちゃんとあったのね…

 

チケットトゥライド ハートオブアフリカ その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆
相変わらずツイてない日。
それでも、天気はよかったし、ご飯もおいしかった!
病気になってないし、ブログも書けた。
よし、いいこといっぱいっ!
ホントに感謝です(笑)。