10、11、12…パス…なぜ?
21にかなり近づいたのに、なぜ負ける?
計算違い、ヨミ違い、勘違い?
計算しつくし、ちょっと勇気をだせば、暗算王は21をたたき出し、カードをかっさらってゆく。
「シュミッツ21」は「17と4」よりもちゃっかりしてる…というのも、「シュミッツ21」には4がないからさ!
No.248
・シュミッツ21(Schmitz 21)
・Süddeutsche Zeitung
・8歳から
・2人から4人
・時間…1ゲーム10分
・日本語化…必要ありません
お店で見かけて、Kniziaさんだしおもしろそっと購入。
Süddeutsche Zeitung(南ドイツ新聞)は、2019年にKniziaさんのゲーム9種類を小箱で発売。
「シュミッツ21(Schmitz 21)」は、そのうちの1つです。
カードはよくきって、各プレイヤーに4枚ずつくばります。
残りは裏返しにして積み重ね、山札とします。
手番がきたら、1枚選んで表にして場に出します。
その際、それまでに出た場のカードの数字の合計と、自分の数字を足した数を宣言します。
それから、山札から1枚補充して、手札を4枚にします。
場の数字の合計は、21を越えてはいけません。
ピッタリ21にできたら、そのプレイヤーは場にあるカードをすべて裏返しに積み重ねて自分の前におきます。
その次のプレイヤーから再び始めます。
どの手札を出しても、21を越えてしまう場合はパスします。
その場合は、最後にカードを出したプレイヤーが場にあるカードをすべて裏返しにして積み重ねて自分の前におきます。
パスしたプレイヤーから再び始めます。
山札がなくなったら、手札を補充せずに続け、手札もすべて出したらゲーム終了です。
最後に出されたカードで21になったらそのプレイヤーがとりますが、それ以外はそのまま場に出しておきます。
各プレイヤーは、自分の前に裏返しに積み重ねておいたカードの枚数を数え、1番多かった人の勝ちです。
数ラウンド行う場合は、枚数をメモし、新しいラウンドを行います。
天気の悪い(書いててむなしい…)午後、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ルールも簡単、さくっとスタート。
手札は4枚だし、最初は悩むこともなく適当にカードを出していく。
まずは3出して「3」。
6出して「9」。
3出して「12」。
2出して「14」。
5出して「21」…1号がとる。
「5」「6」「7」「12」「15」「21」…また1号。
当然2号は「ずりー、なんで1号ばっか??」…確かに(笑)。
何出したらいいか分からないから、とりあえず「10」を出すと…「15」「21」…また1号(笑)。
「もー、何出したらいいか分からーん!」と言ったら、1号大笑い。
なんで笑うのよっ、マジで困ってるのに(笑)。
「5」「6」「8」「10」「13」「14」「17」「18」…「出せない…」「やったー、やっととれたー!」と2号大よろこび。
そんな感じで、とったりとられたりして、結局1号の勝ち。
おもしろいってんで、そのあと何度も遊びましたが、1号と2号が勝つ確率が高く、わたしはもっぱらカード出すだけ(笑)。
あまりにもとれなくて、これじゃーブログに書けなーいと思ったぐらいとれませんでした(でも書いてる・笑)。
ルールは少ない上に簡単、でも、悩ましさがしっかりあります。
全員が手札に小さい数しかないと、細かく刻むことになり、否が応でも高まるドキドキ(笑)。
11だからまだいけるだろうと思ったのに、10出されてかっさらわれるとか、うまくまわってきたのにちょうどいいカードがないとか、いちいち大変(笑)。
でも、遊んでいて単純に楽しい!。
それに、プレイ時間が短いので、「もいっかい!!」コールも出やすい(笑)。
「ちょっとだけ遊んでー」と頼み込んで1号と2号に遊んでもらったのに、1号と2号が「もいっかい!」「あと1回!」と言い出したぐらいおもしろいです。
1号は「すっげーおもしろかった!大きい数でとれるとうれしい!」2号は「簡単で分かりやすくて、ブラックジャックみたいでおもしろかった!」とのことです。
わたしは勝てないタイプのカードゲームですが、すごく楽しいです。
…って、勝てるタイプのカードゲームがありそうに書いてますが、ありません(断言)。
負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、勝ち負けより「おもしろい!」「楽しい!」「すっげー!」「なるほどー!」と思いたくてゲームで遊んでます(笑)。
☆今日のありがとう☆
ひっさしぶりの青空!!
空が青いだけで、こんなに気持ちが軽くなるんですね。
このままコロナは去り、春が来てくれるといいなぁ!