紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ゴーナッツ!(Auf die Nüsse! / Go Nuts!)

ナッツ?どんぐり?

この真四角のさいころゲームは、ナッツが重要。
できるだけたくさんナッツを集めよう!
ただし、欲張りすぎると、他のプレイヤーの犬が追っかけてくるぞ。

No.590

・ゴーナッツ!(Auf die Nüsse! / Go Nuts!)

・B.S.Spence , G.J.Donner , M.S.Steer作

・Game Factory

・8歳から

・2人から4人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

「ゴーナッツ!(Auf die Nüsse! / Go Nuts!)」は、師匠の「ゴールド(Gold)」と一緒に購入(笑)。
Game Factoryのカンカンシリーズ(と、勝手に名付ける)は、小さいけど結構おもしろく、なにより小さくてあんまり高くないから気軽に(!)買えちゃうという利点(メーカーにとっては。わたしにとっては「ワナ」・笑)があります。

ちなみに、「ゴーナッツ!(Auf die Nüsse! / Go Nuts!)」は、2008年にGamewrightから「ゴーナッツ(Go Nuts!)」として発売されました。
そちらは、得点記録用の紙や鉛筆も付属していたようです。
そのあと、Game Factoryはさいころだけにしてカンカンシリーズから発売。
おもしろそうだなと思ったけれど、なかなか見かけなかったので、それなりに(!)人気があるようです。

さて、ルールは。
各プレイヤーは、犬さいころを1つ受け取ります。
手番のプレイヤーは、さいころ5個を振り、出た目を確認します。

・どんぐり…1点で、さらにさいころを振る場合、一緒に振ることができます。
・リス…得点にはなりませんが、さらにさいころを振る場合、一緒に振ることができます。
・ホシガラス…得点にはならず、取り除かなければなりません。

手番プレイヤーは、さいころをさらに振るかどうか決めます。
→これ以上振らない場合
今まで集めたどんぐりの点数を獲得します。
紙に書き留めます(自分で紙と鉛筆用意・笑)。
→さらに振る場合
今までに集めたどんぐりの点数に、今出たどんぐりの点数を加えます。
ホシガラスのさいころは取り除き、残りのさいころを振ります。

これを繰り返します。
ただし、すべてホシガラスが出たら、すぐに手番終了し、この手番で集めた得点は0点となります。
また、すべてリスの目が出たら、"Auf die Nüsse!"と叫んで…
・手番プレイヤーは…
すべてリスの目が出た時点で使っていたさいころを全部使って、何度も振り直して、できるだけたくさんどんぐりを集めます。
この場合は、ホシガラスが出ても、そのさいころも振り直すことができます。
手番以外のプレイヤーに「ワンワン」と言われたら、そこで振るのをやめます。
それまでに集めたどんぐりが、得点となります。
・手番以外のプレイヤーは…
犬が出るまで、犬さいころを振り直します。
犬が出たら、「ワンワン!」と言います。

これを繰り返し、誰かが50点以上になったら、全員同じ回数手番を行って、ゲーム終了です。
得点が1番多かった人の勝ちです。

絵がかわいい!

天気のよい午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
全員疲れていたけど、わたしがどーしてもボードゲームで遊びたくて、妥協案として手軽なさいころゲームで遊ぶことにする(笑)。
それにしても、最近説明書を解読する時間すらないことが多い…なぜなんだろう…(笑)

さぁ、どんぐり集めるぞー!

気を取り直して、ざっとルールを説明するけど、全部リスが出たあたりで1号2号の顔つきがあやふやになる(笑)。
うん、これね、やってみりゃ分かんのよ、やってみりゃ(だんだん夫に似てきたな、わたし)。

なので、わたしがスタートプレイヤーになって、実演(笑)。
じゃらっとさいころ振ると…

ホシガラス1羽出ちゃった…

わたし「どんぐり1個なので1点。ホシガラスは外に出す…まぁ、これならまた振るよね」
1号・2号「ふーん」
ホシガラスをどけて、残り4個のさいころを振ると…

また1個かよっ(笑)

わたし「どんぐり1個で、これで2点目。ホシガラスは外…もう1回やっとこう」
3個のさいころを振ると…

ちまちましすぎじゃない(笑)?

わたし「どんぐり1個で、これで3点…なんで1個しかでないの?全然点数増えない…」
悔しくなって、やめときゃいいのに、もう1回振る…

出てしまった…

わたし「あ!!」
1号・2号「え?」
わたし「Auf die Nüsseで、わたしはこの2個のさいころを振りまくって、どんぐり集めるの。この場合はホシガラスが出ても振り直しできる。んで、1号と2号は犬さいころを振りまくって、犬を出す。犬が出たら『ワンワン』って言って、わたしはさいころ振るのをやめる」
1号「あー、なるほど」
2号「そゆことね」
というわけで、突然3人で必死にさいころを振る(笑)。
わたしがどんぐり3個集めたところで、2号が「ワンワン!」。
…結局3点しかゲットできなかったー(笑)!
どんぐり集めって大変なのね(そうじゃない)。

次は、2号。

すっげーっ!

いきなりどんぐり3つ!
次も、どんぐり2つといいペースで集めていく!
ところが…ホシガラスが1羽、ホシガラスが2羽…

(笑)

ホシガラスが5羽(爆)。
2号「なんで??7点も集めたのに?」
1号吹き出す(笑)。
うん、これは笑わずにはいられない(笑)。

そして、1号。
2号「これ、欲張らないほうがいいよ。7点が0点になるからっ」と力説(笑)。
素直な1号、力説にしたがって、どんぐり3個でストップ。
1号「これで、3点」
2号「…ずりーっ」
なんでだよっ(笑)!

その後は、全員さいころに集中(笑)。
特にリスがそろうと、「Auf die Nüsseだー」と叫びながら、全員さいころ振りまくり(笑)。
でも、慌ててるせいか、どんぐりも犬もなっかなか出ない!
Auf die Nüsseでの最高点、なんたって3点止まりですから(笑)。

そんなこんなで、最終的にわたしが50点越えて、ゲーム終了。
勝ったのは、わたし、以下1号、2号。
こういうゲームが得意そうな2号が最下位とは(笑)。
1号「おもしろかったけど、実はさいころ振るだけだよね…」
2号「シンプルで遊びやすい。でも、要はダイス運かな」
とのこと。

 

ダイスゲームの王道って感じ(笑)。
充分楽しかったです。

ルール自体は、目新しい部分はありませんが、手番外のプレイヤーも出目次第で強制参加、しかも邪魔する役というのはよかったです。
手番外は、イコール待ち時間になることが多いけれど、「ゴーナッツ(Auf die Nüsse! / Go Nuts!)」ではそうはいきません。
出目をしっかり観察して、リスがそろったらすぐさま犬を出さなきゃいけないっというのは、常に程よい緊張感があっておもしろいと思いました。

小さな缶入りだし、遊ぶ時も場所を取らないので、例えば電車などの移動中でも遊べます。
その際は、ダイストレイ的なものがあったほうが遊びやすいと思います。

あと…どーでもいいんだけど、ナッツって言ってるけど、さいころに描かれているのは、どーみてもどんぐり…(笑)

…いやー、カンカンシリーズ、お主、小さいけどなかなかやるな(笑)?
他のカンカン(笑)でも遊んでみたくなりました。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日もいい天気。
うん、春追い抜いて、夏が来たかも(笑)。

その2
大したことないトラブルだけど、いくつか重なって、イライラっとしていたら。
夫「…なんかあった??」
…バレてます(笑)。

その3
わたし「大したことじゃないんだけど、あーで、こーで、そーで…で、ちょっとイライラしてる」
夫「そっかー」
…それだけなんだけど、かなり気が済んだ(笑)。
夫、わたしの扱い、ほんっと上手い…わたしより上手いかも。

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん