さいころとカードで盛大に楽しもう！
さいころ6つで、できるだけたくさん得点を集めます。
このカードでなければ上手く行ったのに！
さいころはふられ、興奮は高まる。
トュットが出れば勝つのだ！…あるいはすべてを失って負けるのだ！
No.363
・トュット / フォレロッテ（Tutto / Volle Lotte!）
・作者不明
・Abacus Spiele
・8歳から
・2人から10人
・時間…30分
・日本語化…日本語版が出ていますし、カードの和訳シートがあれば遊べます
「トュット」は、ママ友からのプレゼント（笑）。
お宅にお邪魔したとき、条件反射（笑）でゲーム棚を観察してしまい、ゲームに興味があると思われたらしい（実は、興味があるどころじゃない・笑）。
「トュット」はポピュラーすぎて、持っていなかったのでうれしかったです。
さて、ルールは。
カードはよくきって、裏返しに積み重ねます。
さいころを準備します。
手番がきたら、まずカードを1枚表にして、その条件に従います。
そして、さいころ6つをまとめてふります。
さいころの目が…
5が1つ…50点
1が1つ…100点
2が3つ…200点
3が3つ…300点
4が3つ…400点
5が3つ…500点
6が3つ…600点
1が3つ…100点
得点がもらえます。
・失敗
出た目に、1も5もなく、同じ数で3つそろえることもできなかったら、失敗で手番は終了です。
それまでに集めた得点ももらえません。
・成功
1か5が出るか、同じ数を3つそろえることができれば、成功で、そのさいころを横によけておきます。
ここで、残ったさいころをふり直さずに手番を終了することもできます。
その場合は、横によけたさいころの得点の合計がそのプレイヤーの得点となります。
あるいは、残ったさいころをまたふることもできます。
・トュット
さいころを全部横によけることができたら、トュット！
ここで、さいころをふり続けるか、やめるか決めることができます。
ふり続ける場合は、新しいカードを表にして、さいころを全部まとめてふります。
これを繰り返して、誰かが6000点以上集めたらゲーム終了で、全員の手番数が同じになるように最後の手番を行います。
得点が一番多かった人の勝ちです。
とにかく時間がとれない！
こういうときは、小さいゲームだ！と文字通り小さい箱（笑）のゲームを眺めていたら目があった「トュット」（笑）。
うん、これはさっくり行ける（笑）。
天気の悪い午後に、テスト勉強で忙しい1号、2号、わたしの3人でプレイ。
注・わたしはテスト勉強ありません（笑）。
ざっとルールを説明…まぁ、よくあるシステムだから、さっと理解。
とりあえず、わたしがスタートプレイヤー。
ところが、出たのは…
ストップカード（手番終了）。
まじっすか（笑）。
次は2号。
ボーナスカードで、さいころをふるも…失敗。
1号も…失敗。
そして、わたし…失敗。
2号「ねぇ、これ、何点集めるんだっけ？」
わたし「…6000点」
1号「えーっ、そんなに集まるわけないじゃん」
わたし「そんなことないよ、前に遊んだときはダイジョウブだったもん」
…前は6000点、大変って気がしなかったんだけどなぁ（笑）。
何度かさいころをふってみると、3人とも同じ数を3つそろえるというのが難関と気がつく（笑）。
1号「これさぁ、最初のひとふりで三つ子がでなかったら、まず無理だよね」
2号「てかさぁ、通し（1，2，3，4，5，6）とかってどーやってやるわけ？」
わたし「あ、それは無理だよね」
2号「そーゆーの、カードに書いとく？」
1号「だから2000点なんだよ。3回通しを出せば、ゲーム終わって勝てるじゃん」
2号、「あ、そっか」…え、そっか、ですか（笑）？
最初に得点したのは、2号。
ちまちまと出た1を横によけて、3つで「やめる」…300点（笑）。
…確かに、通しはケタ違うね（笑）。
それからは2号とわたし心を入れ替え（笑）、限界を目指さない（笑）。
1か5をちまちまと出しては…「やめる」（笑）。
これ、トュットどころか、カードの条件もクリアできないけど、得点にはなる（笑）。
そして、次の1号のカードは花火。
花火は、失敗するまでさいころをふり続けることができて、トュットが出てもまだふり続けられて、しかも失敗してもそれまでの得点すべてもらえるという、まさにフィーバー！
1号果敢に攻めて、初のトュット達成！
わたし「トュットがでたら、またさいころ全部戻してふっていいんだよ…一体何点になるんだろ？」
2号「いいなぁ」
ここで、勝負師1号（いつから？）三つ子も出して、なんと2000点集める！
2号「すげー、通しと同じ点数じゃん！ずりー」（笑）。
次のわたしのカードは、±1000点…このカードは、トュットを出すか、失敗するまで途中で降りることができない。
でも、トュットができたら、出目に関係なく1000点もらえて、しかもその時点でトップのプレイヤーは1000点マイナスになるという…今なら1号が1000点マイナスになる…
…って、今までどんなにがんばったってトュット出せなかったしなーと思いつつも、条件に自分で降りられないというのがあったので、適当にふってみると…
…あれ？意外にあっさりできちゃった（笑）。
やっぱ、あれかな、リラックスしてるといいのかな（笑）？
わたし「できるときは、簡単にできるんだね」
1号無言（笑）。
中盤になると、全員コツが分かって来て、ボーナスはあまり目指さない（笑）。
花火は、とことんねばったほうがいい（笑）。
よつばのクローバー（2回連続でトュットを出す）もあったけど、どうがんばってもムリ（笑）。
×2は、運がよければできる…ぐらいのことは分かって来る（笑）。
そしてとうとう、2号が通しを達成！
わたし「うっそ！」
1号「まじ？？？」
2号「できちゃった…」…気持ちは分かる。
2号、一気に2000点！
2号「これはいい！」…だよね（笑）。
あるいは、いきなり1が3つ（つまり1000点）が出て、カードがボーナスだったこともあって、つい欲を出すと…うん、1を1つ出せる…もう1回ふると…うん、5が出せる…あと1つ、いけるやろーっとふってみると…
…なんで6なのよ（笑）。
当然、1号と2号爆笑。
あぁ、1の三つ子1000点が海の藻屑と消える…（笑）
そんな感じで、3人ともせっせと得点を集める。
2号とわたしは5000点台、1号は4000点台というところで、わたしの手番。
カードはボーナス400点…ふーん。
1回目…1を出す。
2回目…やっぱり1を出す。
3回目…そして1を出す（笑）。
…これ、まとめて出てくれたら1000点だったのに（笑）。
そして残りのさいころをふると…え？
3が…3つ！！
本人「うっそ」（笑）。
ボーナス加えてちょうど1000点！！
2号「まま、これで6000点越えた？」
わたし「…越えた…だから、1号と2号、あと1回ずつ手番やったら終わり」
2号すばやく得点表を確認…「あと、1300点あれば、ままより多いか」…この人、ほんっとゲーマー（笑）。
カードはボーナス、果敢に攻める2号！！
トュットを出したけれど、合計は1100点！
6000点は越えたけど、わたしのほうが得点が多い…
1号もボーナスカードだったけれど、早々に失敗してしまい、追加点なし。
そんなわけで、勝ったのはわたし。
以下、2号、1号。
これ、遊ぼうと思ったら延々と遊べるゲームです（笑）。
出目に一喜一憂というさいころゲームの醍醐味を、ぎゅーっと凝縮してある感じ。
加えて、カードの条件付けで煽って来る（笑）という（笑）。
バースト（失敗）を避けてちまちま点数を集めても勝てません（だからゴールが6000点なのではないかと）。
どっかでリスクに挑まないと勝てないし、それを繰り返していくといつの間にかリスクに挑むが基本姿勢になって、燃えてます（笑）。
最初は、かったるそうにさいころをふっていた1号と2号も、中盤以降は「1、1出ろ！」「あと何が足りないんだっけ？」「5出すっ！」とハマりまくり（笑）。
人を引き込む力のあるゲームだと思います。
ちなみに、「トュット」は2人から10人までで遊べるそうです。
…これ、まさに「箸袋ゲーム」（笑）。
ゲームで遊ぶためのゲームじゃなくて、おしゃべりしながら（あるいは飲み食いしながら）遊ぶのにぴったりだと思います。
さっさとコロナ収束して、みんなで集まって食べたり飲んだりしながら、さいころに一喜一憂…したいですねぇ。
☆今日のありがとう☆
その1
今日は、ゲームで遊びました！
なんか久しぶりに「遊んだ！」っていう充実感があって、とても楽しかったです。
その2
クリスマス前って、ほんっと忙しい…日本の年越しと同じで、とにかくやることが多すぎる（笑）。
ゲームで遊んでる場合じゃないけど、でも、ゲームで遊ばないとしおれそう（笑）だったので、遊べてよかったです。
その3
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ！
ルンルン♪
