紺碧のSpielplatz

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ロストシティ ロール&ライト(Lost City Roll & Write)

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苦しくない「ロストシティ」(笑)!

さぁ、ジャングルで得点稼ぎだ!
きみたちは、さいころの小さな目でスタートし、だんだん大きくなる探険を開始する!
毎回、この探険を続けるか、あるいは新しい探検を始めるか、悩むことになるだろう。
先に進めば進むほど、勝利は近づく…ただし、ある探検が早いうちに滞ってしまうとマイナス得点となるぞ!
他のプレイヤーの探検の進行具合もしっかり見張っておいたほうがいいだろう。
さいころがふられるたび、他のプレイヤーもそれぞれ探険を進めてゆくのだから。

No.368

・ロストシティ ロール&ライト(Lost City Roll & Write)

Reiner Knizia

・Kosmos

・8歳から

・2人から5人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

「ロストシティ ロール&ライト(Lost City Roll & Write)」は、発売されてすぐ気がついたのですが…わたしの鬼門(笑)ロストシティ系列(笑)ということで、手を出すべきではないと思い、早々に却下(笑)。
ところが、わたしが好きなYouTuberさんが「ロストシティ ロール&ライト」で遊んでいて、それがおもしろいのなんのって…ルールも難しくなさそうだし、遊んでみたくなったし、しかも高くない(笑)。
おもしろくなかったとしても、失うものは何もないわーっと勢いで購入(笑)。

…で、結論からいうと、大当たり(笑)。
よかったです、系列ってだけで敬遠しなくて(笑)。

さて、ルールは。
手番のプレイヤーは、色のさいころ3つ、10面体さいころ3つをまとめてふります。
手番のプレイヤーは、そこから色さいころ1つ、10面体さいころ1つを選んで、シートにしるしをつけます。
手番以外のプレイヤーは、残りのさいころから色と数字を選びます。

たとえば、赤と1を選んだら、赤の列に1を書き込みます。
その際、
・すでに書かれた数字と同じか、大きい数字しか書き込めません。
・0と色さいころを選び、その色の列にまだ何も書き込まれていなかったら、得点2倍ますしるしをつけることができ、ゲーム終了時にその列は得点が2倍になります。
・すでに数字が書かれた列で0を選ぶと、10となります。
・やじるしのますに数字を書き込んだら、もう1ます好きなますに数字を書き込むことができます。
・つぼのますに数字を書き込んだら、つぼの列にしるしをつけます。
・ボーナスを通り越したら、宣言し、ボーナスを獲得します。他のプレイヤーはボーナスにバツをつけます(つまり、ボーナスは1番最初の人だけがもらえます)。
・どの数字も色も書き込みたくない、あるいは書き込めない場合は、さいころにしるしをつけます。
に気をつけます。

これを繰り返して、
・全員、さいころの列を1番上までしるしをつけた(疲労困憊で、探検終了)。
・すべてのボーナスが獲得された。
のどちらかが発生した時点で、終了です。

得点が1番多い人の勝ちです。

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パステルカラーで、優しい雰囲気

天気の悪い(…ばっかり)午後、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ロストシティ」「ケルト」の経験がある2人は、サクッとルールを理解。
ルールがよりシンプルになっているので、すごく分かりやすい。

まず、わたしから。
さいころ3つ+10面さいころ3つをじゃらっとふる。
最初はできるだけ小さい数で始めたい…0があるなら一番いいけど、そうは問屋が卸さない(笑)。
わたしは、黄色と1を選ぶ。
残りのさいころは、1号と2号が自由に組み合わせて使える。

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2倍ボーナスはとれなかったけど、1でスタート!

わたしの黄色の列は、後で黄色の0が出てたとしても、得点2倍にはもうできない。
そのあと、運よく青で0が出たので、いそいそと得点2倍ますにしるしをつける。

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青は2倍!!…でも、マイナスも2倍…

実は、シートをよく見れば一目瞭然だけど、緑・青・紫はターボます(やじるし)が多く、赤・オレンジ・黄色はつぼますが多い。
序盤は、できれば緑青紫でターボかけて、赤オレンジ黄色をひっぱるのが得策かなと考えて狙うけど…

…相手は、さいころだった(笑)。
さいころって気分屋だからなぁ…(爆)

悩むといっても、10面体さいころの出方では手も足もでないこともあり、気持ちいいほどサクサク進む。
あと、書き込めない、あるいは書き込みたくないときのますがあるので、わりと気楽に「パス」ができる。
しかも、ある程度「パス」しとかないと、そこでもマイナス得点になってしまうというのがミソ。

これは「パス」だけに限ったことではなく、どの列もある程度こなしておかないと、マイナス得点になる。
ただし、「パス」列は、一番上までいっちゃうと疲労困憊ということで0点になるけど(笑)。

一番最初にボーナスとったのは、1号。
「青、ボーナスできた」
わたし「え?もうそんなとこまで行ったの?…って、ちょっと待った、2号も紫そんなとこまで言ってんの??」
2号「うん」

…なぜだ?
わたしのシート、1号2号のシートと比べて、真っ白…これ、絶対おかしい(笑)。
ターボかけられる緑と青と紫、ちゃんと得点2倍にしたのに全然伸びてないじゃん!!

わたしはあっという間に疲労困憊(つまり0点。選り好みしすぎたってことだな)。
1号と2号はぎりぎりのラインで、がんばる(笑)。

紫のボーナスは2号がとり、つぼのボーナスは1号…赤のボーナスも2号…
…わたしボーナス取れないんですけどー(笑)。

ターボというターボを全部つっこんで、ようやく緑でわたしもボーナス。
…苦しかった(笑)。

最後は、3人とも疲労困憊でゲーム終了。

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上から右回りに、わたし、2号、1号

勝ったのは、2号、以下1号、わたし。

これ、簡単なのにめっちゃおもしろいってんで、そのまま第2戦(笑)。
今度こそ、緑と青と紫の列でターボかけてやる…

…と思ったやる気(笑)がさいころの神さま(笑)に届いたようで、今度は緑青紫がいい感じにスタートする。
しかも、緑と紫は2倍!

途中2号「まま、自分がさいころふるとき、自分だけいいやつにしてる」
1号「…でも、それ、当たり前じゃん」
わたし「うん、自分でふったら自分が好きなやつとれるんだもん」
2号「そうだけど、残りのさいころが9とか8って…」
…確かにそうだけどー、そこまで責任持てないってば(笑)。

そんな感じで、するする進んで、今回はボーナス全部なくなって終了。

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将棋倒しでターボかかると、すごく楽しい!!

勝ったのは、わたし、以下1号2号。
2号「全然欲しいのが出て来ないんだもん!」
わたし「そういうとき、あるよね」

あー、おもしろかった!!というのが第一印象。
これがあるなら、「ロストシティ」はいらないかも、というのが「ロストシティ」苦手なわたしの感想です(笑)。
…「ロストシティ」ファンには、なぐられそうだけど(笑)。

ダイス版は、なんせ相手がさいころなので、出なきゃしょうがないよね、と、すごく納得できるのです。
これがカードだと、「まだあるはずなのに、なぜ出て来ない?」となってドツボにハマります(笑)。
わたしには、さいころのほうが相性いいみたいです。

そういえば、「ズーロレット・ダイス」も本家「ズーロレット」より好きだし、わたしもしかしてさいころ好きなの??
…知らなかったわー(笑)。

いずれにせよ、悩ましさはそのままに、本家より軽くなった「ロストシティ」のダイス版は、これからもちょくちょく遊びそうです。
見るだけでなく、やってみてもおもしろいゲームです。

 

ロストシティ ボードゲームこちら

 

☆今日のありがとう☆

その1
「ロストシティ ロール&ライト」じゃないけど、今日は疲労困憊。
やることてんこ盛りなのに、雨まで降ってくれちゃって、出かけるだけでも重労働。
それでも、なんとかこなせたんだから、よかった!

その2
久々に家族ゲンカ勃発。
考えてみれば、最近はほんっと平和だったもんなぁ…そのしあわせをちゃんと認識してなかったかもしれないと反省中。
それに気が付けただけでも、よかったのかな。

その3
さぁ、今年もあと2日。
全力で、張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪