紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ロストシティ(Lost Cities)

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失われた都市を求めて…

プレイヤーは、カードを並べることで、人里離れた秘境の一角への道をたどります。
ヒマラヤ、熱帯雨林、砂漠、火山地帯、深海…
大胆不敵なプレイヤーは、成功を信じて賭けカードもおくでしょう。
3ラウンド行い、名誉点が多かったプレイヤーの勝ちです。
ヒント
ルールはとても簡単です。
でも、それにだまされないように!
失われた都市は、見た目よりずっと多くの秘密が隠されているのです。

No.234

・ロストシティ(Lost Cities)

Reiner Knizia

・Kosmos

・10歳から

・2人用

・時間…20分から40分

・日本語化…必要ありません

ボードゲームにハマり始めのころ、あちこちでおもしろいと言われていた「ロストシティ」。
いつもの(笑)Kniziaさん作だし、遊んでみたいっ!と購入したものの…え?
これ?
どうしたらいいの?
苦しいっ、つらいっ、どこがおもしろいのか分からないー!
何度遊んでも、苦しいだけで爽快感ゼロ(笑)。

…という話を師匠にしたら「あー、あれは水の入った洗面器に顔突っ込むようなもん(笑)」と言われて、大納得(笑)。
なので、さっさと売ってしまったのですが、ブログを始めてから古道具やさんで「ロストシティ」と再会(笑)。
再会した…ということは…定番として再度チャレンジするべき…なんだろうなと思い、再購入。
さて、モトはとれるか(笑)?

ボードを広げておきます。
カードはよくきって、各プレイヤーに8枚ずつくばり、残りのカードは裏返しにして積み重ねて山札とします。

ゲームの目的は、それぞれ色別にカードの数字が昇順になるようにならべ、より多く得点を集めることです。
得点を増やす賭けカードもあります。

手番がきたら、以下の2つから1つ選んで実行します。
1.カードをおきます。
ボードの同じ色の下に、自分の手札から同じ色のカードをおくことができます。
ただし、数字がかならず昇順になるようにおきます(つまり、おかれた数字より大きな数字のカードをおきます)。
降順にはおけません。
また、賭けカード(手の絵がついています)は、列の1番最初にしかおけません。
賭けカードは、同じ列に2枚以上おいてもかまいません。

2.カードを捨てます。
列にカードがおけない、あるいはおきたくない場合は、ボードの同じ色の地図の上に手札からカードを1枚表にしておきます。
ボードの上におく場合は、1番上のカードだけが見えるようにします。

1か2をおこなったら、手札を補充します。
手札は、裏返しで積み重なっている山札の1番上のカードか、ボードに捨て札として置かれたカードの1番上から1枚選びます。
ただし、自分がその手番で捨てたカードは、とることができません。

裏返しで積み重なっている山札がなくなったら、ゲーム終了です。
(めんどくさい)得点計算は…
1.色別に、カードの数字を足します(賭けカードは0点)。
2.探検費用として、それぞれ20点ずつ引きます(カードが1枚もおかれていない色は、探検も行われなかったので、マイナス得点にはならず、0点となります。また賭けカードしかおかれていない場合は探検が行われたとみなされ、マイナス20点となります)。
3.2で出た得点に、賭けカードがある列は、1枚なら×2、2枚なら×3、3枚なら×4とします(マイナス得点にもかけます)。
4.すべての得点の合計が得点となります。

これを3ラウンド行い、得点の多いプレイヤーの勝ちです。

 

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大き目のカードで、凝ったグラフィック

天気の悪い(ばっかり書いてる)午後に、1号とわたしの2人でプレイ。
ちなみに、前に遊んだときは1号も「ロストシティ」は苦しい…と言ってました。

まずは、カード(デカい)を見て、えーっと小さい数からならべるんでしょー…って小さい数がないっ(笑)。
んじゃー…なーんも考えないで、賭けカード出してみる。
一応その時点で手札が多そうな色にしたけど、手札が多い=得点も多い、わけじゃないと後で気がつく(相変わらずいろいろザル・笑)。
1号もさくっと、賭けカードを出す。

…でも、手元にあるのは相変わらず大きい数ばっか。
どうしよう…やっぱり賭けてみる?と賭けカード出す。
…これだから素人は困るんだよねーって、言われるパターン…

何度か遊べば分かるのです、「とりあえず各列が20点以上になりゃーいいんだな」と(笑)。
でも、最初はたいてい欲張りすぎて自爆(笑)。
わたしの場合、青が集まってきて「あと1枚ぐらい、来ないかな?」なーんてやってる間に山札の残りがなくなって、出し切れないという超初心者プレイ炸裂(笑)。
そっちに気をとられてたから、賭けカードをおいたのにそのあとカード出さない列まで発生。
初心者って、ほんっと困るよね(笑)。

…遊んだことあるんじゃないのっていうツッコミはなしで(笑)。
苦しかったことしか覚えてないから(笑)。

わたしが、全く分かってないプレイをしてるのに対し、1号は最初からポイントをつかんだらしく、1列は探検に出ない作戦。
その列は当然0点だけど、探検費用がかからないので、絶対マイナスにはならない…最初っからそんなことに気がつくなんて誰だ、オマエっ(八つ当たり)。

点数計算するのも嫌になるぐらいのマイナスを食らうわたし。
1号はプラス…なんでこのゲームでプラスにできんのよっ(笑)。

2ラウンド目。
少し学んだ。
とにかく20点以上出せるめどがつくまで出さない…って、なーんーで、手札8枚なのよっ(八つ当たり・その2)。
しかもまた7だの9だの、でっかい数ばっか。
どっかにこう、保管しとく場所、ありませんかね(笑)。

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く、くるしい…

賭けカードをおくのが恐怖過ぎて、捨て札にしたら1号がさらっていく…それはそれで腹が立つ(笑)。
どっかを捨て列にするべきなのに、それが決めきれなくて結局また全部ならべて、また自滅(笑)。
アホ…の一言に尽きる…

当然、わたしはマイナスくらって、1号プラス…どーやったらプラスになるのか、全然分からん…

3ラウンド目。
よし、絶対1列は出さないっ、1号もそうやってるしっ。
で、賭けカード…1枚ぐらいいいかな。
黄色は…多めだしね。
でも、とにかく欲張らないことだ、きっと。
20越えそうだったら、さっさとならべたほうがいいと思う。

…と思って、赤の7出して山札めくったら赤の6が出てくるとか、なんの嫌がらせ(笑)?
もういやーっ(笑)。
やっぱり苦しい…苦しすぎる…酸素ボンベ絶対必要(笑)。

結局何ゲームやったか覚えてませんが、全部1号が勝ちました。
わたしは、1回だけプラス得点になりましたが、あとはすべてマイナス。
何度も遊んでみたけれど、「苦しい」という印象は1㎜もずれませんでした(笑)。

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1列絶対行かない作戦(笑)。

カードの絵は全部違うし(片づける時に気がついて、「えー、絵が全部違うんだー」と言ったら、1号「…気がつかなかったの?」「…だって、数字しか見てなかったもん…」…もうすでにここで勝負アリ)、ルールは分かりやすいけど、とにかく苦しい。
爽快感が全然ない。
しかも、終わった後の得点計算のめんどくさいこと!
だいたい、一生懸命ならべたのに探検費用として20点引くって、何それ(笑)。

探検するというテーマはあるものの、内容的にはかなりアブストラクトだなぁと思いました。
いっそのこと、アブストラクトにしてくれたら、まだガマンできたかもしれない(笑)。

要するに、やっぱりわたしとは合わなかったみたいです。
でも、1号は「全然苦しくなかった。コツがつかめたら簡単じゃない?」…なーんーだーとーっ??
じゃあ、これ、のし紙つけて差し上げてやるっ(笑)!

 

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☆今日のありがとう☆
今日はいろいろ「ちょっとなぁ…」という日だったのですが、おいしいブラックチョコレートを食べたら「ま、そんな日もあるよね!」と思えました。
ブラックチョコレート、ありがとう(笑)!