紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

レイズ(Raise)

見た目では、どんなゲームか分からない~(笑)!

モットーは、競り落とせ!
直感と上手いカード使いで、得点の高いラウンドを競り落とすのだ。
ただし、カードがなくならないように気を配れ!
タイミングよくカードを賭け、抜け出すのは誰だ?

No.425

・レイズ(Raise)

・Peter Prinz作

・Piatnik

・10歳から

・2人から5人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

「レイズ」は、偶然ネットで発見。
デザインがアンティークっぽくて(←物は言いよう・笑)どんなゲームだろうと調べたら…手札を使って、自分のこまをできるだけ前に進めるらしい…
…うーん、これじゃーおもしろいかどうか分かんない…(笑)。
そういうときは…まぁ、買うしかない…よね(笑)。

さて、ルールは。
ボードを広げます。
各プレイヤーは、同じ色のカードセットとこまを受け取ります。
カードはよくきって、自分の前に裏返しに積み重ね、6枚手札として他のプレイヤーに見えないように持ちます。
得点カードは人数に合わせた枚数をよくきり、裏返しに積み重ねてボードわきに置き、1番上のカードを表にします。
このラウンドに勝ったプレイヤーは、得点カードとラウンドで使われたカードすべて自分のものにできます。
スタートプレイヤーは、さいころをすべて受け取ります。

手番が来たら、さいころをまとめてふります。
出たシンボルを、ボードわきの同じシンボルの隣に置きます。

全員手札から1枚選んで、自分の前に裏返しに置きます。
一斉に表にします。
出したカードの数×シンボルの数(ボードに1つかかれているので、最低でも×1となります)の数ぶん、自分のこまを進めます。
スタートプレイヤーから時計回りに、全員こまを置きます。
出したカードは、1か所に集めます。

それから、こまが1番最後のプレイヤーから順番に、

1.カードを出す
2.パスして下りる

のどちらかを選びます。

1.カードを出す
手札から1枚カードを選んで、そのカードの数字×ボードのシンボル数の数だけこまを進めます。
手札は補充しません。

2.パスして下りる
パスを選んだら、ボードの自分のこまを引き取ります。
手札が6枚になるまでカードを補充します。

これを繰り返し、
→1番先に進んだこま
あるいは
→ボードに1つ残ったこま
のプレイヤーの勝ちです。

勝ったプレイヤーは、このラウンドで使われたカード(全プレイヤー分)と得点カードを自分の前に裏返しに置きます。
6枚になるまで手札を補充し、次のラウンドを行います。

これを得点カードがなくなるまで続け、最終ラウンドでは残った手札も自分の前の集めたカードに置きます。

得点カードの得点と、カードの得点(数字ではなく、カード中央にかかれた黒い数字)を合計し、1番多かった人の勝ちです。

手抜きと言われてもしょうがないデザイン(笑)

天気のよい午前中に、1号(黒)、2号(茶色)、わたし(白)の3人でプレイ。
ざっとルールを説明するけれど、難しいところは特にないし、いつものように「とにかくやってみよう」で、始める(笑)。

まずは、わたしがスタートプレイヤー。
得点カードは…8点
2号「8点って多いの?少ないの?」
わたし「少ない方…かな?説明書には20点ってのが書いてあったから」
2号「ふーん…」
…質問がどんどんゲーマー寄りになっていく…(笑)

で、じゃらじゃらっとさいころをふると…

ベル、大当たり!

うわおっ、ベルだらけ…
…となると、このラウンドはベルがお得ってことだな(笑)?
手札を見ると…お、ベルカードあった!
せーの、で表にすると…

ポイント5倍(笑)?

ま、みんな、ベル、出すよね(笑)。
わたしと1号は3、2号は2、ベルは5つということで、わたしと1号は15ます、2号は10ます進める。
それぞれこまを置いてから、1番最後の2号の手番。
2号、ベルの2を出して20まで進む。

1号は、ベルのカード切れらしく、ダイヤの5を出して5ます進む。
わたしが1番最後になったので、わたしの手番。
…ま、5倍サービス(笑)なんだから今ベルを使うべきだよなぁとベルの2を出す。
1号「まだ持ってんの?オレンジのカード…」
ハイ、持ってます(笑)。
わたしは一気に30まで。

カードの数は小さいけど、5倍は大きい!

ここでわたしは「もうムリだと思ったら、下りるのもアリだよ。さっきも言ったけど、手札は使い切りで補充しないから、ある分で勝負しなきゃいけない。手番中に補充もできないけど、最後のほうで山札なくなっても補充できないからね」と確認しておく。
説明書に何度も書いてあったし、熱くなってカード出しまくって、ふと気がつくとすっからかん…って、まさにギャンブルだわ、これ(笑)。

…って、言ったけど2人とも計算に必死でたぶん聞いてない(笑)。
でも、わたしは言ったからねっ!

全員脳みそ汗かいてる(笑)

1号ここで、砂時計の4を出す…×2で8ます進む。
2号も負けじと差をつめる!
そうなると、わたしはベル2枚もつぎ込んだのに、下りるのがもったいないという気分になる(笑)。
…あー、まさにギャンブラー!!
しかも下手くそなやつ(笑)。

結局、誰も下りなかった(笑)

全員ほぼ手札をすべて出して終了…わたしの勝ち。
わたしは、得点カードとこのラウンドで使った全員の手札を自分の前に持ってくる。
「ねぇ、もう1回言っとくけど、山札なくなったら、手札の補充できないからね」
…しーん…絶対聞いてないよね、1号も2号も(爆)。

全員手札を6枚にして、2ラウンド目。
今回は、割と均等に出たシンボル。

さいころは割と均等だけど、得点カードは15点…

しかも、得点カードは15点。
…さっきの8点で意地になったけど、意地になるべきはこの15点だったのでは(笑)?

せーの、で出して、こまを進める。

スタートダッシュを決めた2号

2号は6×3、1号は1×2、わたしは3×3。
わたし「2号、飛ばすねぇ」
2号「だって、赤3倍だよ?すっごいトクじゃん」
…今回もまた、生活臭プンプンでお送りいたしております(笑)。

そして、1号、ついまた意地になる(笑)。

1号は、ギャンブルに向いてない(笑)

ありったけのカードをつぎ込むのはやめろと言っているのに…
結局1号すっからかんで脱落(笑)。
2号とわたしの戦いになったけれど、2号が最後に雲(黄色)を出してきたので、わたしは下りる。

思えば遠くに来たもんだ…

このラウンドは2号の勝ち。

1号「なるほどね、これ、すっごくおもしろいじゃん!」
2号「うん、めちゃくちゃおもしろい!」
わたし「ホント、おもしろいわ」

そして、終盤にさしかかったころ。
1号「ねぇ、カードあと3枚しかないんだけど?」
2号「6枚しかないよ、こっちも」
わたし「だから、言ったじゃん、山札は補充できないよって。そこになかったら、ないですね、なんだってば」
1号、2号「えーっ、聞いてないーっ!」
…言うと思いました(笑)。
1号「ままは、最後までがんばらないで下りるのも大事って言ったけど、カードが足りなくなるとは言わなかった!」
2号「分かった、自分が勝つために言わなかったんだな?」
…なんでこういうときだけ、さっと協力すんの、この2人(笑)。
わたし「言ったってば。山札は使い切りだから、なくならないように注意してって言ったよ?」
1号「言ってないね」
…聞いてないね、の間違いだっつーの(笑)!

そんなわけで、最終ラウンドは1号手札1枚、2号に至っては手札ナシ、当然わたしが頂く(笑)。
「ずっりーっ」
ずるくないって、人の話は聞けってことよ(笑)。

楽勝(笑)

集めたカードを計算すると、当然わたしがぶっちぎりで勝ち。
以下、1号、2号。
1号「これは、絶対もう1回やったほうがいい。手札が補充できないって聞いてないもん」
2号「うん、そう思う!」
…わかったよ、じゃあ、もう1回やりましょ(笑)。

今回はあいにく時間がなかったので、すぐさま再戦はできなかったけれど、次回再戦予定です!

 

あー、おもしろかった!!
これ、手札に制限を設けただけで、めちゃくちゃおもしろくなってる!
どうしても取りたいラウンドと、取れそうなラウンドと、あきらめたほうがいいラウンドっていうのを、さっさと読まないとまず勝てません(笑)。

…とはいうものの、このラウンドはムリすることないと思っても、さいころの出目がよかったり、はたまた他がガンガン賭けてくると、ついつられて…(笑)
気分はすっかりギャンブラーで、ものすごく楽しかったです。

デザインは昭和の香りですが(笑)、ゲームはとてもスリリングでおもしろいです。
ルールは簡単だし、掛け算の練習にもなるし(笑)、めっちゃおススメ!
さぁ、次回はどうなるかな!

 

レイズ・その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日もいい天気!
午前中は過ごしやすかったけれど、午後からはかなーり暑くなりました…そろそろ頭脳労働が不可能になる季節ですね(笑)。

その2
いい知らせが来たので、うれしくなってチーズケーキを作りました。
家族でお祝い~!

その3
…と思ったのに、夫「あー、もうおなか一杯」…一瞬殺意を持つ(笑)。
わたしが無言になって察した夫は、あわてて「あ、でも、紺碧の作ったチーズケーキは食べられるかもー」…白々しい(笑)。

その4
台所でむっとしながらチーズケーキを型から外す。
ちょうど横で2号が食器を洗ってたんだけど、1号が台所に入った瞬間に「1号っ、まま今機嫌悪いから、余計なこと、言わないほうがいいよ?」と忠告(笑)。
あまりにも素早く的確な指示だったので、笑ってしまった(笑)。

その5
1号は1号で「え、や、別に余計なこと言うつもりなかったけど…チーズケーキ食べたいなと思っただけで」(笑)
…子どもたちのほうがずっと分かってる(笑)。

その6
でも、ちゃんと4人そろってチーズケーキ食べましたとさ(笑)。
やれやれ(笑)。

その7
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪