紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

フラフー! / フラフープ(HULA-HOO!)

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フラフープ選手権!

ただいまフラフープ選手権開催中!
世界中の動物たちが参加し、色とりどりのフラフープを上へ下へと踊らせています。
フラフープを落として、新しいスタートが切れなかったら、このラウンドは脱落です。
カードを上手くつかうか、1番長く回し続けることができれば、勝ちです。

No.277

・フラフー!(HULA-HOO!)

Jacques Zeimet

・Drei Hasen in der Abendsonne

・8歳から

・2人から6人

・時間…10分から15分

・日本語化…必要ありません

7人のマフィア(Die Fiesen 7)」に続き、またZeimetさん作。
怖いもの見たさにもホドがある(笑)。
「フラフー!(HULA-HOO!)」は、Drei Hasen in der Abendsonneの2021年春の新作です。
Drei Hasen in der AbendsonneとZeimetさんのコンビということもありますが、Melanie Garaninさんのグラフィックが気に入りました。
なんたって、タコが主人公だしっ(笑)。
あー、タコ焼き食べたいなー(違っ)。

カードはよくきって、各プレイヤーに裏返しに5枚、表にして5枚、計10枚ずつくばります。
各プレイヤーは、裏返しの5枚を手札にして、表の5枚は自分の前にならべます。
残りのカードは裏返しに積み重ね、山札とします。

ゲームを始める前に、自分の前に表にならんだカードから3枚まで捨て札し、山札から補充することができます。
捨て札にしたカードは、山札の下に裏返しに入れます。

スタートプレイヤーから時計回りに、手番がきたら手札か表になったカードから1枚選んで、出します。
それから、「大きい」「小さい」「ダブル」のいずれかを宣言します。

「大きい」
→次のプレイヤーは、場に出されたカードより大きい数字のカードを出し、「大きい」か「小さい」と宣言をします。

「小さい」
→次のプレイヤーは、場に出されたカードより小さい数字のカードを出し、「大きい」か「小さい」と宣言します。

「ダブル」
→場に出されたカードと同じ数字を出したら、「ダブル」と宣言し、山札からカードを1枚手札に加えます。

「ダブル」と宣言されたら、次のプレイヤーは…
・同じ数字のカード…「ダブル」と宣言し、山札からカードを1枚手札に加えます。
・1つ大きいか1つ小さいカード…ダブルは解消され、「大きい」か「小さい」と宣言します。
・ジョーカーのタコの7のカード…ダブルは解消され、「大きい」か「小さい」と宣言します。
を出します。

また、パスはできません。
カードが出せなくなったら、脱落です。
カードをすべて表にして自分の前にならべます。

ラウンドは、
・誰かが手札と前にならべたカードをすべて出した時(ただし、最後に出すカードにジョーカーは使えません)
・誰も場にカードが出せなくなった時
終了となります。

カードをすべて出した人か、誰も場にカードを出せなくなった時は、場に1番最後にカードを出した人の勝ちで、場のカードを1枚1点として得点します。
何ラウンドか行い、誰かが77点以上になったらゲーム終了で、77点以上取った人の勝ちです。

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なかなか個性的な13匹

天気のいい午後に、1号、2号、わたしに3人でプレイ。
2人ともグラフィックに食いつく(笑)。
これ、見てるだけで楽しい(笑)。

ざっとルールを説明する。
遊んでみれば、無理のないルールなんだけど、1で「小さい」とか13で「大きい」って言えるというのに、最初はちょっと違和感…出せない気がするけど、ダブルってのがあるんだよね。

カードをくばって、表になっているカードを交換。
ゲーム勘のある2号は、2枚あった3と9を1枚ずつ捨てて、山札から補充…出てきたのは4と3(笑)。
「意味あんの、これ?」と2号(笑)。
1号もわたしもつられて、2枚あったカードを捨てて補充(笑)。

さて、スタート。
2号が3を出して「大きい」。
1号、5を出して「大きい」…わたしは6を出して「大きい」…2号は8を出して「大きい」…1号は9を出して「大きい」…わたしはちょっと悩んで9を出して「ダブル」。
手札に1枚カードを補充して、2号9を出して「ダブル」…意外に続く「ダブル」(笑)。
2号も手札を補充して、1号は10「大きい」…わたしは12、もちろん「大きい」…2号13出して「大きい」…うっきゃー(笑)。
1号、仕方がないのでジョーカー出して「小さい」…親切だね(笑)。

そんな感じで淡々とすすむ。
淡々とすすむけど、頭の中はフル回転。
相手の前におかれたカードも確認しつつプレイすべきなんだろうけど、自分のカードを確認するので精一杯(笑)。
追い詰められても、タコのジョーカーに助けられる(笑)。

となると、問題はタコがいなくなってから(笑)。
3人で遊ぶとあっという間に手番が回ってくるので、あ、やば、ちょっと来ないで、あーって感じ(意味不明・笑)。
1ラウンド目は全員2枚というところで、2号「パス」1号「パス」…わたしも「パス」って言ってカードを表にしたら、「何言ってんの、まま3が出せるじゃん」…あ。
そうだ、わたし、「小さい」って言ったんだった←ただの偶然(笑)。
そんなわけでわたしの勝ち。

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確かにフラフープ(笑)

2ラウンド目。
最初のカード交換で、2号は5を見せながら「カエルを返すー…っておもしろくない?」…さすが100均で「おやじギャグかるた買ってーっ」とわめいただけあるよね(笑)。
それに、この短時間で絵を見る余裕があるってのがすごい(笑)。

…気を取り直して(取り直すんだ…)。
序盤は、上に行ったり下に行ったりでなんとかついて行けたものの、ふと気がつくとわたしのカードは全部10以上(笑)。
なんでこんなことに?
しかも、虎の子のジョーカー…今出しちゃった(笑)。
当然「大きい」って言ったのに、わたしのところに戻ってきたときは「小さい」で、何も出せずパス…
「え、もう出せないの?」と2号…うるさいっ(笑)。
表にして見せたら、「あ...全部10以上か(笑)」…笑うなっ(笑)。
そういう2号も次の手番で出せなくて、1号の勝ち。

そんなふうに、4ラウンド行い、勝ったのはわたし。
以下、1号、2号。

これは、楽しい!
なんとなく「バケツくずし」に似た雰囲気なのですが、毎回「大きい」か「小さい」が決められるので、長く出し続けることができるのがおもしろかったです。
すぐにカードが出せなくなると、欲求不満になりがち(笑)ですが、「フラフー!」にはそれがない!
まさに、落ちそうで落とさずに回し続けるフラフープって感じで、すごく楽しかったです。

たぶん、4人、あるいは5人、6人で遊んだほうがもっとおもしろいのではないかと思います。
人数が少ないと、すぐに手番が回ってくるので、あまり意外性がないような…人数が多い方が、「ウソでしょー」という展開になるような気がします。

1号は「フラフープの感じがすごく出てた。5のカエルの回し方がかわいい!」、2号は「4のねずみがすごくいい!」…って、それゲームの感想ではないのでは(笑)?
いずれにせよ、気軽に遊べるいいゲームだと思います。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日はいろいろ用事があったのだけれど、どうにかすべてこなせました。
あー、よかった!

その2
「エイリアン」から離れて、ル・カレさんに復帰、ただいま「ナイロビの蜂」を観ています。
途中、主人公が殴られるシーンで、2号が「もー、ジェームスボンドだったらすぐ殴り返すのに!!」と言うので、思わず「でも、この人スパイじゃないじゃん、ただの(笑)外交官じゃん。だいたい007でも、この人Mだし」と言って、2人でふきだす(笑)。
英国というと、イコール「ジェームスボンド」脳な親子でありました(笑)。