紺碧のSpielplatz

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チケットトゥライド メルクリン(Zug um Zug / Ticket to ride märklin)その2

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まさに「電車の旅」(笑)

家族で遊ぶ日(123)。
今日はどーしましょっと聞いたら、「そーだなー、ドイツでもいいし、イタリアでもいいし…あ、アフリカでもいいよ」と夫。

…どういう風の吹き回し??
イタリアはともかく、ドイツもアフリカも苦手じゃなかったっけ(笑)?

「ドイツって、普通のドイツ?それともメルクリン?」と聞いたら、「あ、どっちでもいいよ」とのこと。
一応「ドイツもメルクリンもマップは同じだけど…」と言ったら、「じゃあ、なおさらどっちでもいいよ」…ふーん。
ドイツは何度か遊んだけど、メルクリンはまだ1回だし、メルクリンにしようかな…

というわけで、前回メルクリンが楽しかったので、わたしの独断でメルクリンになりました。

チケットトゥライド メルクリン その1はこちら

思い出したように書いておきますが、「チケットトゥライド メルクリン」はそれだけで遊べます。
「ドイツ」と同じマップですが、メルクリンの電車カードは全部柄が違うという凝りよう(笑)。
しかも、ジョーカーに+4というのがあり、4ます以上の区間でしか使えません。
これが結構いい仕事しているような気がします。

あと、前回書き忘れましたが、メルクリンとは鉄道模型の会社です。
わたしは男兄弟がいるので知ってますが、もしかしたら女性はあまり知らないかも…と思い追記(笑)。

日本では鉄道模型というと、TomixKatoが有名ですが、Nゲージといって線路の幅が狭いです。
メルクリンはHOゲージといって、Nゲージより幅が広く当然電車のサイズも大きいです。
どちらも精巧な模型で、まさに男の子の夢と浪漫の世界(笑)。

夫は、小さい1号にHOゲージを買って一緒に楽しんでました。
で、その話をわたしの弟(弟もまた、父と鉄道模型にハマったクチ)にしたら、弟は1号にNゲージ基本セットをプレゼント。
弟に実演してもらった夫は、Nゲージの精巧さのとりこになり、1号をダシにNゲージを買い込む(笑)。
そんなわけで、ウチはHOゲージとNゲージの二刀流です(笑)。

…って、話がそれました(笑)。

さて、今回のわたしのチケット。
夫は長距離2枚短距離2枚、1号は長距離4枚、2号は長距離3枚短距離1枚とる。
…うーん、どうしよう…迷うなぁ…
でも、前回1号は最初から最後まで長距離チケットとりまくって大勝だったので、試してみようかなと大胆不敵にわたしも長距離4枚(笑)。
無鉄砲とはこのことか(笑)。

でも、ゲーム開始時だし、傷は深くない…と思いたい(ケガするのが前提らしい・笑)。
長距離4枚のうち、タテが2枚、ヨコが2枚…まぁ、バランスは悪くない。
ただ、ヨコの2枚が北と南だったので、自動的にタテ2枚が候補になる…タテ2枚は、エムデンーオーストリアハンブルクミュンヘン…これもちょっとずれてるんだよなぁ…と思ったけれど、大動脈でハンブルクミュンヘンをつなげることができたら、なんとかなるかも…

…なるかも…てのは危ないんだけど、南北でヨコ線2本引くよりはマシ(笑)とタテ2本を残す。
あとの3人も2枚ずつ戻して、さぁ出発!

序盤の電車カード集め…今回は長かった。
途中、ジョーカー3枚で場が流れること3回…+4のジョーカーが流れてもしょうがないと思えるのに、普通のジョーカーが流れるとかなり動揺するのはナゼなの(笑)?

走りだしたのは、やはり2号。
しかも、ブレーマーハーフェンーブレーメン…事故多発現場(笑)というか、いす取りゲームが起きやすいというか…お祓いしてもらった方がいいよねってレベルでいろいろ起きる区間(笑)。
わたしに限って言えば、その区間自体は全然痛くないけれど、その余波で迂回したい人と争いが起きるかもしれない…って、戦争ゲームでもないのになんで争いなの(笑)?

案の定、夫があわててブレーメンハノーバーをつなぐ。
…そこも別にいいけど…あー、はらはらすんのヤダからエムデンーブレーマーハーフェン走っておこう。
…様子をうかがうけれど、誰も息がとまったり、ため息ついたり、あわてたりする素振りはない…ってことは、安全、かな?
でも、みんな結構役者だからなぁ(え、そうなの?)。

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ドイツの火薬庫はここらしい

わたしはブレーマーハーフェンからハノーバーをつなぎ、そこから南下。
2号も南下するけれど、ケルン経由でわたしと住み分けができた。
1号は…ひたすら電車カードを集めていて、動向がナゾ。
夫は…ハノーバーからカッセル経由で南下…めずらしく夫とも住み分けができてる!

どうにかこうにかオレンジを集め、先を見据えて(エアフルトニュルンベルクの)紫も集めはじめ、その次の区間ニュルンベルクミュンヘン)は青がいいかな…と一生懸命電車カードを集めていたら。
1号、覚醒(笑)。
ベルリンーライプツィヒを走り、ライプツィヒエアフルトを走る。

え?っと思ったときは、時すでに遅し。
サクッとエアフルトニュルンベルクを走る1号…しかも、わたしが集めていた紫で!

…マジっすかーっ。
黄色…1枚もないんですけどーっ。
ちょっと待って、それより、ということは1号が同じ路線で南下??
…まずい、非常にまずい…ニュルンベルクミュンヘンは迂回路いっぱいあるけれど、ミュンヘンオーストリアは落とせんっ!!

…というわけで、あわててミュンヘンオーストリアをおさえる。
持っててよかった、赤(笑)。
そして1号の様子をうかがうけど…痛くもかゆくもなさそう。
なーんだ。

しかも、余裕かまして1号はチケット追加。
いいなぁ…って、あ、でも、わたしは電車カードの色待ちなんだから、その間にチケット追加して、新しい路線のためにも一緒に電車カード集めたらいいんだ!…と気がつく(遅すぎ)。
というわけで、1号のマネしてわたしも電車カード追加。
ちょっと気弱に、長距離3枚短距離1枚にしてみる。

短距離、速攻で却下(笑)。
長距離…ブレーマーハーフェンーレーゲンスブルク…ブレーマーハーフェン…は通ってる(笑)。
レーゲンスブルク…あ。
まだつながってないけど(笑)、エアフルトニュルンベルク走って、ニュルンベルクからレーゲンスブルクに行けばいいんじゃん!
しかも、ニュルンベルク(Nürnberg)ーレーゲンスブルク(Regensburg)の緑3ますは、すでに電車カードあるし!

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(わたしのアホさが)分かりやすいように地図をご用意(笑)

手札の緑3枚を出して、いそいそと走り、さーがんばって黄色と黒か青集めよっと!…と思いながら、めずらしく地図を凝視。
ん?
…なんかすごく違和感あるんだけど、なんでだ?
えーっと…あら?ニュルンベルク(Nürnberg)ーレーゲンスブルク(Regensburg)をつないだら、レーゲンスブルク(Regensburg)ーミュンヘン(München)をつなげば、直行のニュルンベルクミュンヘンをつなぐために黒か青を集める必要は全くないじゃんっ!!
…これにさっさと気がつかないって...どーりでZuZ弱いわけだ、わたし…

…てか、5枚同色集めるのがきつかったら、2×3ますの同色3枚集めるほうに切り替えればいいのに、なんでそれ見落とすかなぁ(笑)。
思い込んだら、重いコンダラー引き続けるクセがあるらしい(笑)。

そんなわけで、追加チケットにヒントをもらって、ニュルンベルクミュンヘンをつなぐ。
いまだに黄色は集まってないけど、チケット追加。
うっほほーい、デンマークレーゲンスブルク
ハンブルクからデンマーク…まだ空席(笑)。
ミュンスターオーストリア…あ、ミュンスターハンブルク、まだ空いてる!!
しかも、走りそこなったエアフルトニュルンベルクの紫4枚あるから、今すぐ走れる!

…もしかして、これって来てる?
来てるかも(笑)。

大急ぎでミュンスターハンブルクを走り、デンマークハンブルクをおさえる。
その頃にはようやく+4のジョーカーも来てくれて、やっとエアフルトニュルンベルクも完成!
これ、めっちゃ充実感ある!

このころには、1号はもちろん、夫も2号もチケット追加。
わたしももう1回ぐらいいってみるかとチャレンジ。
…いやったーっ、ミュンスターミュンヘン
さっきつないだミュンスターでまたもうけた(笑)。
もう1枚は…ハンブルクドレスデンドレスデン…空席ではある。

実は、わたしは今まで何度もドイツマップで遊んできましたが、東側を走ったことはほとんどナシ(笑)。
ベルリンはもちろん、ライプツィヒドレスデンケムニッツも行ったことありません(笑)。
理由は簡単、チケットが出てこなかったからというのもあるけれど、東側は色指定があって、しかもます目の数が多いから。
…でも、いつまでも初級問題ばかり解いていてはいけないと、走ってみることにした(ぱちぱちー)。

その時点で残っていたエアフルトドレスデンは、ケムニッツ経由…黄色1枚と黒4枚…また黄色かよっ!
今回は黄色に呪われてるよ…

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初めての旧東ドイツ(笑)

ジョーカーもかき集めて、どうにかこうにか完成させる。
2号が「そろそろ電車なくなりますけどー」と言うので、「わたしもなくなりまーす」と言ったら、夫が「あと数ラウンドお願い」と言うので、家庭内平和のために(笑)待つことにする。
残りの電車でできるだけ点数かせげるとこを探しながら、電車カードを集める。

夫からOKが出たので、2号が電車をなくして終了。
わたしは最後にミュンスターーエムデンつないで、焼け石に水かもしれないけど7点確保。
ちょっとしたドイツ版山手線のできあがり(ホントかよ・笑)。

電車得点は1号、チケット得点はわたし、勝ったのはなんとわたし!
以下、1号、夫、2号。
2号は、チケットの引き運に恵まれず…ふーん、2号でもそんなことあるんだ(笑)。

メルクリンマップは取り合いになるといっても、今回も複線を2人で取り合い、集めていた色の路線をとられるぐらいで、三つ巴は発生せず。
どこをどの順番に走っていくかでは、すごく悩むけれど、とられて万事休すになりにくい印象です。

…って、このあと遊び続けたら、どんな印象になるかは分かりませんが(笑)。
少なくとも、今のところメルクリンに関しては単純に楽しいと思います。

 

チケットトゥライド メルクリン その3はこちら

 

☆今日のありがとう☆

その1
ほぼ1年前に一緒にレストランで食事した友達2人とオンラインでおしゃべり。
以来会えなかったんだけど、オンラインでも会えてすごくうれしかったです。
「でも、オンラインじゃなくて、やっぱりホントに会いたい!」で一致(笑)。
早く、ビールで乾杯しようねー。

その2
エイリアン、4まで観ました。
4は…蛇足ですね。
そういえば、3を観ているときに「主人公は死なない」と言ってた1号と2号ですが、リプリーが死んでしまうシーンで「えーっ!!」…わたしも「えーっ!!」(笑)。
すると、1号が「…そうか、リプリーは主人公じゃなかったんだ!エイリアンが主人公だったんだ!!」…思わず吹き出しながら、わたしも「だって、タイトルになってるぐらいだもんねぇ」と言ってしまい、2号ににらまれました(笑)。
でもさ、エイリアンが主人公だとしても、エイリアンも死んでる…よね?
じゃあ、誰が主人公だったんだろ(笑)?