さぁ、次の電車の旅はドイツです。
時は1900年前後。
ミュンヘン中央駅に、ニュルンベルク発16時15分着の汽車が到着しました。
隣のホームからは、ドイツ帝国の首都であるベルリン行きの汽車が出発です。
No.61
・チケットトゥライド ドイツ(Zug um Zug / Ticket to ride Deutschland)
・days of wonder
・8歳から
・2人から5人
・時間…30分から60分
・日本語化…必要ありませんが、地名が日本語だと遊びやすいかもしれません
家族でゲームの日(14)。
今日は何がいいかなと思いつつ、夫に聞くときっぱりと「Zug um Zugがいいっ!」「どのマップがいいの?」「え…まぁ…なんでもいいけど…」…よし、言ったな、「なんでもいい」と!
1号は「日本!」2号は「イタリア!」と言ってましたが、またもやわたしの独断でドイツ。
だって、ドイツはアメリカとほぼ同じルールだしっ(笑)。
だいたい、日本とイタリアとドイツって…なかなかすごい取り合わせ(笑)。
実際、アメリカとドイツはマップが違うだけで、特別ルールはありません。
アメリカは、目的地カードは1種類ですが、ドイツは目的地カードに長距離と短距離があります。
ゲーム開始時に、目的地カードは4枚とり、少なくとも2枚は残します。
選ぶ際に、長距離と短距離何枚とったかを言います。
ゲーム中も4枚とり、どれを何枚とったか言い、少なくとも1枚残します。
夫、1号、2号、わたしの4人でプレイ。
最初は、長距離2枚、短距離2枚とってみる…長距離2枚がBerlin-MünchenとSchwerin-Koblenzでとても微妙な重なり方。
しかも短距離2枚がどちらもStuttgart…長距離1枚捨てたほうがいいかなと思いつつも、遠回りになってもつなげられないことはないかと思って、わたしは4枚キープ。
2号も4枚キープ、夫と1号は1枚戻して、さぁ出発!
今回は、4人ともせっせと電車カードを集める…4人とも無言(笑)。
そして、いつものようにまず2号がHamburgに仕掛けてくる…ので、あわてて夫も電車を走らせ始める…わたしのテリトリー(笑)の隣で勃発した戦争なので、いつ飛び火が来るかとどきどき…
1号は南ドイツの複線を手早くおさえてゆく…こちらはわたしとかぶっていたのですが、複線なので様子見…だって、残りの2人は北ドイツでやりあっているので、こっちまで来るヒマないだろうと(笑)。
わたしは、ドイツの西側をぐるっといく作戦。
だいたい東側は色指定はあるわ、電車の数も多いわ、で苦しすぎる(笑)。
Hamburgをめぐる争いが飛び火してきたので、わたしもあわててSchwerinから参戦(笑)。
2号の悲鳴を無視して、私の赤い電車乱入(笑)。
と思いきや、今度はStuttgart、Ulmで夫と1号が争ってる…ちょっと待った、わたしもそこは落とせないー…と思ったのは、2号も同じだったらしい。
4人でしばらくその周辺を走りまくる(笑)。
毎回思うけれど、ドイツってほんと激しい。
絶対どこかが燃える(笑)。
今回は、HamburgとUlmでした。
ようやくなんとか目星がついてきたなと思ったら、1号いきなり目的地カードをひきだす。
はやっ!!
BerlinとMünchenをFrankfurt経由で結んだので、わたしも目的地カードひいてみる…あんまり重なってくれてない(涙)。
なんでこんなに引き運ないの?
最後は1号の電車がなくなりゲーム終了。
1号、わたし、2号、夫の順番でした。
…たぶん、夫は「もうドイツはやらない!」って言うだろなー(笑)。
夫が勝てないゲームはSch... Spielですので。
全く、小学生かっつーの(笑)。
今回遊んで気が付きましたが、ドイツ版の電車カードは色がとてもはっきりしてます。
緑はとても鮮やかだし、青もきれいだし…色だけでなく、それぞれの色にマークをつけているので、色を見るのが難しい人でも遊べるのかなと思いました。
あと、電車の色が赤、黄、黒、白、紫で、黒、黄、赤なら、ドイツの国旗の色になります(どーでもよかったですね)。
黄色の電車の色が、他の黄色に比べてすこし落ち着いた色に感じました。
ゲーム自体は、激しいです。
前にとなりのトトロさんと5人でやったときは、全員涙目(笑)。
だって、絶対線路足りない(笑)。
遠回りしてもつなげないことがあったりすると、真剣にブチ切れそうになります(笑)。
でも、遊んでいてめちゃくちゃ楽しいし、ものすごく充実感があります。
ちなみに、ドイツマップは、ドイツ版(2012年)とメルクリン版(2006年)があります。
マップ自体は、印刷がちょっと違うだけで両方とも全く同じです。
ただ、電車カードと目的地カードの構成が違います。
あと、メルクリン版は乗客のルールがあります。
メルクリン版の電車カードは全種類違う電車が印刷されています…この凝り方、めっちゃドイツ的(笑)。
ドイツ版にはDeutschland 1902という拡張があり、それにまた別の乗客ルールが追加されています。
このマップは、絶対また遊ぶと思います。
チケットトゥライド ドイツ その2はこちら
☆今日のありがとう☆
夫、ご飯作ってくれてありがとう!!
一緒に暮らし始めて以来ずーっと週末に作ってくれるのは本当に感謝です。