ライフセーバー、探偵、お巡りさん、煙突掃除人、宇宙飛行士にレインコートを着た…犬たち(!)が勢ぞろい。
みんなで体の長さを自慢しています。
一番長い犬は大きなほねがもらえますが、一番短い犬はうんちを押し付けられます。
さぁ、誰が一番長い犬になれるかな?
No.62
・ウィンストン(Winston)
・Anja Wrede & Christoph Cantzler作
・Helvetiq
・6歳から
・2人から6人
・時間…15分
・日本語化…必要ありません
見たまんまのゲームだろうなぁと思いつつも、小箱だし絵がかわいいしと購入。
Helvetiqの絵は、結構私の好みです。
ほねとうんちのこまと、2から5+の数字カードはわきにおき、残りのカードをよく切って、各プレイヤーに5枚ずつくばります。
手番がきたら、カードを2枚以上出します(頭カードでも胴体カードでもいい)。
でも、もしすでに同じ色のカードが出ていたら、新しい犬を始めることはできません。
頭カード1枚に胴体カードが2枚以上並べられたら、犬は完成で、最後のカードを並べた人がカードを全部もらい、自分の前に裏返しにしておきます。
それから、胴体カードの枚数の数字カードをとって上におきます。
1番最初に完成した犬だったら、ほねとうんち、両方もらいます。
そのあとも、犬が完成したら胴体カードの枚数の数字カードをのせます。
もし、もう誰かのカードの上に数字カードがあったら、それを自分の完成したばかりの犬の上にのせます。
今まで完成した犬のなかで一番短い犬だったら、その数字カードとうんちこま、今まで完成した犬のなかで一番長いか、同じ長さだったら、その数字カードとほねのこまをもらいます。
カードを出し終えたら、出した枚数を山札から引き、手札を5枚にします。
山札がなくなったら、補充せずに続けます。
手札がすべて頭カードで場に出すことができないときは、カードを1枚選び、それをみんなに見せてから山札の1番下にいれ、山札から1枚ひきます。
手札がすべて場に出されたら、ゲーム終了です。
完成した犬は
胴体カード2枚の犬は、1+2=3
胴体カード3枚の犬は、1+2+3=6
…と計算して得点します。
また、終了時にほねのこまを持っていた人は6点、うんちのこまを持っていた人はマイナス6点です。
得点が1番多かった人の勝ちです。
ご飯の後、1号、2号、わたしの3人で。
見たまんまだけれど、頭からおかなくてもいいというのにちょっと戸惑う…なんとなく頭からおきたくなります。
しかも、胴体カードをかさねてゆくというのもちょっと不思議な感じ…完成したら、当然頭カードも数に入れたくなるけど、このゲームでは頭カードはあくまで飾り(笑)であって、大事なのは胴体カードなのです。
それが分かってくると、俄然おもしろくなってきます。
初めてやったときは、みんなで胴体カードばかり場に出して、頭カードで〆るという感じでプレイしていたのですが、何度かやるとあえて頭カードを出すとか、胴体カード1枚のところに頭カード1枚おく(この場合はまだ完成していない)という手も出てきます。
頭カード1枚に胴体カード2枚で1匹完成ではありますが、それで1番短い犬となるとうんちこまがまわってきてしまいます。
そして、ゲーム終了時にうんちを持っているとマイナス6点…これが結構痛い!
胴体2枚の犬で3点しかもらえないとなると、大博打でももっと長いのにかけようと思うわけです(笑)。
結局3ラウンドやって、全員1回ずつ勝ちました。
似た感じではにじいろのへびがありますが、こっちのほうがひねりが効いています。
小箱なのにでっかいほねとうんち(しかも木製)を入れたのは、拍手もの(笑)。
どんなゲームでも自分が負けると「もう2度とやらない!」という2号に「やってっていうならやってもいいけど…」と言わしめるだけの魅力があります。
結局カードの引き運と言われるとそうかもしれませんが、ゲームが終わったとたんに「もう一回!」という声がかかる魅力のあるゲームです。
プレイ時間が短いので、わたしたちは3,4ラウンドやってます。
それにしても、なんで犬がライフセーバー??
一瞬なんだかわからなかったけど、おなかにかかれた十字で分かりました(笑)。
それに煙突掃除人…あ、いや煙突掃除犬か(笑)。
☆今日のありがとう☆
勉強で忙しいのに、母のわがまま「ゲームやりたいー!」に付き合ってくれてありがとうー!