紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ゲームオブチップス(Game of Chips)

何色が出てくるか読み切るのだ!

このゲームでは、袋に入れた5色のチップを取り出します。
その途中で、最終的にどの色のチップが何枚取り出されるかを予想するパーティゲームです。
《ゲームオブチップスより》

No.454

・ゲームオブチップス(Game of Chips)

・Mathieu Aubert and Théo Rivière作

・GP

・8歳から

・2人から5人

・時間…15分から20分

・日本語化…日本のゲームです

「ゲームオブチップス」は、ネットで見かけておもしろそうっと気になったので、日本の友人に頼んで確保(笑)。
簡単なのに、絶対おもしろいやつだーっと思ったんですが、わたしのカンは当たるでしょうか(笑)。

さて、ルールは。
ボードカードを、1から4まで順番に並べます。
ゴールカードはよくきって、各プレイヤーに指定の枚数を配ります。
チップはすべて袋に入れます。
早見表は、全員が見える場所に置きます。
コインは、わきに準備します。

親は、袋からボードカードに書かれた枚数のチップをひき、ボードカードの上に置きます、
ひき終わったら、全員手札を確認し、
1回目…手札を2枚捨て札にします。
2回目…手札を1枚捨て札にします。
3回目…捨て札にしたカードを裏返しに積み重ね、プラス側に2枚、マイナス側に1枚カードを置きます。
プラス側のカードは、達成できたら得点になり、達成できなかったら0点です。
マイナス側のカードは、達成できたらマイナス得点になり、達成できなかったら0点です。
4回目…チップをひいたら、自分の前に置いたゴールカードが達成できたかどうか確認します。
得点を計算し、1番多かった人はコイン2枚、2番目の人はコイン1枚を獲得します。

これを繰り返して、1番最初にコインを4枚集めた人が勝ちです。

見やすく分かりやすいアイコン

天気の悪い午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ルールをざっと説明説明するけれど、難しいところもなく、ボードカードにすべて書いてあるので、すごく分かりやすい。

まず、わたしが親。
指定通りチップをひいて、ボードカードに並べていく。

チップスというより…豆に見える(笑)

黄色が2枚と、赤と、緑と、紫が1枚。
ふむ。
わたし「で、2枚捨て札にするの」
1号「ふーん」
…ここは、まず絶対ムリそうなヤツを捨てたほうがいいよね。
早見表を見ながら、これはムリじゃん?ってカードを2枚捨て札にする。

次。
チップをひいて、ボードカードにのせる。

オレンジと黄色…似てた(笑)

ここでは、1枚捨て札にする。
実は、この時点でわたしは黄色とオレンジを勘違いして、「わーい、オレンジがいっぱい!」とオレンジのカードを残す。

そして、3回目。
…え?
わたしがオレンジだと思ったのは、黄色だったのね、の図(笑)。

あら?オレンジって…

わたし「黄色とオレンジ勘違いしてた…」
2号「あー、確かにこの黄色、ちょっとオレンジっぽいよね。でもさ、絵が違うじゃん」
わたし「色で分かれば、絵は見ない」(笑)

ここで、手札2枚をプラス、1枚をマイナスに置かなきゃいけないんだけど…うげー、悩むーっ(笑)。
3人とも、無言で場のチップを見ながらカードを並べる…

そして、オープン!

オレンジと黄色で動揺したらしい…

わたしは血迷って、すでに達成できなかったカードをなぜかプラスに置いてしまう。
んで、今の時点で達成できてるカードをマイナスに置く…ダイジョウブか、わたし(爆)?

運命の4回目(笑)。

わたしの傷は浅かった(笑)

紫も赤も出なかった…達成できちゃったよ、マイナスで(爆)。
わたしのカードを見て、2号「…なんで、オレンジのカード、プラスに置いたの?」
わたし「わからない…」
魔が差したとしか…
2号の勝ち、以下わたし、1号。

2ラウンド目。
親は2号。

もうすでに捨て札に迷う

黄色は枚数が多いので、出やすい。
赤がいきなり2枚ってのは、すごいな…でも、わたしの手札に赤がいない(笑)。
全員、2枚捨て札にする。

2回目。

なんで赤ばっかり…

…赤、強いなぁ…って、だから、わたし手札に赤がないっつーの(笑)。
反射的につい絶対達成できないカードを捨てていくけど、2回目になると最初から「もうハズレ」っていうカードを残した方がいいのかなと思ったり。
それをマイナスにおけば、マイナス点は避けられる…でも、できれば高得点は目指したい…となると、どうしても完成できそうなカードを残したくなる…

…めちゃくちゃジレンマ。
これはすごい。

3人ともウンウン悩みながらカードを並べる。
4回目のチップがひかれる…
2号「1枚め、これ、んで、2枚め…」

阿鼻叫喚(笑)

1号とわたし「あーーーーーーーっ」(笑)
1号「なーんーでー、最後に紫ひくんだよっ!これでマイナスじゃんっ!」
わたし「やったー、最後の紫大当たりっ(笑)!!」
…ここまで両極端な反応もすごいよね(笑)。
1号、マイナスをくらう(笑)。
わたしはマイナス回避で、勝利!
以下、2号1号。

ここで、2号とわたしがコイン3枚、1号…0枚(笑)。

3ラウンド目。
親は1号。

呪われたチップス(笑)?

なぜか、やったらきっちりとチップを並べる1号(笑)。
呪いでもかけてんのか(笑)?

ほんっと悩ましい…

紫、多いよね。
この時点で、捨て札3枚出して、残り3枚で勝負。

3回目。
やばい…わたし全部達成できちゃうかも(笑)。
…となると、マイナスになるのは、得点が小さいヤツを置かねば…

黄色1枚お願い(笑)

黄色、あと1枚は出てくるよねぇ。
あとは…緑かオレンジあたりが出てくれるといいんだけど…

そして、運命の4回目(笑)。
1枚目…黄色っ…よし、それでいいぞーっ!
2枚目…黄色っ…

阿鼻叫喚・その2(笑)

わたし「なんでーっ!!」
1号「よっしゃぁっ」
…また正反対の反応(笑)。

1号、ラスト黄色で大当たり。
2号「ラストは赤だと思ったのに…」
わたし「黄色じゃなかったらよかったのに…」(笑)
計算してみると、ようやく1号勝利(笑)。
以下、わたし、2号。
ここで、わたしがコイン4枚集めて勝ち!
以下、2号、1号。

1号「これはよくできてる!おもしろかった。また遊びたい!」
2号「おもしろかった!最初からもうムリっていうの、残しといたらいいんだけど、難しいよね」
わたし「…って、2号毎回1点のカードをマイナスに置いてたじゃん」
2号「だって、毎回手札にあったんだもん」
だそうです(笑)。

 

おもしろ~いっ!!
説明書を読んだときに、美しいルールだなぁと思ったのですが、ゲームは思いっ切りギャンブルでした(笑)。
スッキリ分かりやすいルールで、遊んでいて自然なので、ゲームに没頭できるのです。
ルールがゲームをジャマしないって感じです。
これ、当たり前に見えるけど、そうでもないゲームも結構あると思います。

1ラウンド目は、おっかなびっくりという感じでカードを選びますが、流れが分かると全員強欲になります(笑)。
チップをひく時も、序盤はなんでもいいやと思うのに、終盤はあれが欲しい!になり、コールはしないものの、全員念力を送りまくり(笑)。
早見表があるので、どのチップが残っているかすぐ分かるので、長考もしなくてすみます。

テーマといい、ルールといい、お見事っ!
遊ぶ人を選ばないいいゲームです。
気軽に遊べるし、初心者でも楽しめると思います。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は、そこそこいい天気。
…でも、寒い!

その2
気分がちょっと落ちた感じ…
…と思っていたら、1号「今日は朝すっごく寒かった。そのせいかやる気が出ない」…そうか、寒かったからかーっと思ったら、めちゃくちゃラクになりました。
ありがとう、1号!

その3
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪