紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

スーパーメガラッキーボックス(Super Mega Lucky Box)

スーパーでメガなラッキー!

連鎖反応だらけの超早いビンゴ!
縦か横に3ますチェックできたら、ボーナス!
賢く組み合わせて、得点を集めよう。
全員同時にプレイするので、待ち時間はありません。

No.482

・スーパーメガラッキーボックス(Super Mega Lucky Box)

Phil Walker-Harding

・Ravensburger

・8歳から

・1人から6人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

「スーパーメガラッキーボックス」は、ネットで見かけたのですが、第一印象は「これ中古だよね?」(笑)。
だって、この昭和感…国が違っても、昭和のにおいがぷんぷん(笑)。
でも、よく見たら2021年発売…えっ(笑)?
しかも、Phil Walker-Hardingさん作…タイトルといい、これはもう買うしかないっと購入しました(笑)。

さて、ルールは。
その前に、箱を開けると…シートがどさっと出てくる!!
ラッキーボックスカードも数字カードは、すべてシートから抜く仕様でした(汗)。

すべてのカードを抜き出したら、ラッキーボックスカード(3×3のます目がついてる)をよく混ぜて、裏返しに積み重ね、山札とします。
月チップと、雷チップは、わきに置いておきます。
数字カードはよくきって、裏返しに積み重ね、9枚を山札としてわきに置きます。
残りの数字カードは、このラウンドでは使いません。

各プレイヤーは、個人ボードとペン、雷チップ4つを受け取ります。
それから、ラッキーボックスカードを5枚受け取り、そこから3枚選び、自分の前に表に並べます。
残りの2枚は捨て札になります。

ゲームは、全部で4ラウンド行います。
まず数字カードを1枚表にします。
全員、その数字のますを1つ選んでしるしをつけます(どのカードでもかまいません)。
雷チップを使うと、数字カードの数字をマイナス1か、プラス1にすることができます(例えば、5の数字だったら、雷チップ1つなら4か6、2つなら3か7にすることができます)。
この場合は、9と1で輪につながっていると考えます(9で、雷チップを1つなら8か1にすることができます)。

それを繰り返して、縦か横1列にしるしがついたら、その列の先に書かれたボーナスを獲得します。
数字…すぐに書かれた数字にしるしをつけます。
?マーク…好きな数字を1つ選んでしるしをつけます。
星…個人ボードの星にしるしをつけます。
雷…雷チップを書かれた枚数もらいます。
月…月チップを1つもらいます。

数字カードがなくなったら、ラウンド終了です。
3×3のすべてのますにしるしをつけたカードがあったら、ラウンドに合わせた得点をもらいます。
その数字を個人ボードに書き込みます。

数字カードを全部よくきってから、9枚山札とし、残りはわきに置きます。
次のラウンドを行います。

これを4ラウンド繰り返します。
4ラウンド終了後、個人ボードに得点を書き込み、すべて足します。
得点が1番多かった人の勝ちです。

箱だけでなく、中身も「昭和」(笑)

天気の悪い午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっとルールを説明するけど…まぁ、普通にビンゴだよね(笑)。
まずは、ラッキーボックスカードを5枚配る。
わたし「1から9の数字が、なるべく均等にある方がいいって書いてあったよ」
1号「ふーん…」

3人とも3枚選んで、自分の前に並べる。
わたし「そんで、今からカードを1枚表にするから、その数字を1つ選んでXを書く」
2号「どのカードでもいいの?」
わたし「どのカードでもいいの」

1枚目のカードは2。

数字も「昭和」(笑)

あ、2は結構いっぱいある(笑)。

狙うは?マークのボーナス

ビンゴすると?マークがもらえる列を狙って、Xを書いてみる。
カードはよく見ると、9つの数字がそろっていそうでそろってない(笑)。
数字にグラデーションをつけて、すぐに分かるようにしてあるのは、さすがRavensburgerクオリティ。

リーチがかかると、テンション上がるっ!

お、2か所にリーチがかかった!
7か3出ないかなあ…

最初にビンゴが出たのは、1号。

ビンゴっ!!

1列成功で、雷チップを1つゲット。
1号「なるほどね、これおもしろいじゃん」
その横で「えー、なんでもうできるのー」と騒ぐヒト、若干1名(笑)。

その後、わたしは狙いの?マークではなく、星をゲット。
…ヤバいっ、星は確か同じラウンドで複数集めないと得点にならなかったはず…

そう、星は1ラウンドにつき1つだと1点(笑)だけど、2つで4点、3つで9点になる。
…だったら、同じラウンドで集めなきゃー!!と、そこから慌てて星を狙う(笑)。
行き当たりばったりの本領発揮(どんな本領?)!

なんせ1ラウンドでもらえる数字は、9個。
つまり、数字があれば、9個はXをつけられるはずだけど、適当にボーナスもらえるようにしていかないと、とてもカードは完成できない!
なので、終盤は雷チップのお世話になる(笑)。
±1で希望の数字にできるって、素晴らしい(笑)。

その後、1ラウンド目だというのに、すでに「あ、その数字書けない…」というヒトが発生する(笑)。
な、んで?と思ったら…カード3枚、数字が似たり寄ったり。
だからあれほど均等にっと言ったのに…

完成はしなかったけど、星は2つ集めた!

1ラウンド終了時。
ぎりぎりで、なんとか星2つ…よかった…で
…と思っていたら、隣で「1枚できた」と1号。
わたし「うっそ、もうできたの?」
1号「うん」
うっそー…
2号もわたしも、1枚も完成できず、わたしは星2つ、2号は星…1つ。
…この差は何(笑)?

次のラッキーボックスカードを3枚もらって、1枚選んで自分の前に並べ、残りは捨て札にする。
つまり、完成できなかったカードに加える形になる。
残りの数字と新しい数字があまりかぶらないように1枚選ぶ。

2ラウンド目は、写真撮る余裕全くなし(笑)。
どこに何を置いて、どうやってボーナスの連鎖反応を起こすか考えてたら、写真どころじゃなかった(笑)。
でも、連鎖反応狙うのって、すっごく楽しい!

2ラウンド終了時。

やっと1枚完成!!

2号もわたしもカードを1枚完成させる。
わたしは、雷チップを集めた!
1号もがっぽり雷チップを集めてる。
でも、2号は「もう1つしかないんだけど?」
そーいや、2ラウンド目でもしょっちゅう「書けないー」って言ってたけど、どういうこと?
ようやくボーナス取れたと思ったら、「これも書けないー!」って言ってたような…
2号「だって、ままがくれるカード、すっごく偏ってるんだもん。同じ数字ばっかりくる!!」
知るかーっ(笑)。

ますの数字だけじゃない、ボーナスの数字も重要(笑)

そして、カードを1枚追加…このあたりでビンゴますにある数字だけでなく、ボーナスとしてもらえる数字にも目が行くようになる。
…って、ただ単に2号がボーナスをムダにしているのを見て、もったいないと思っただけ(笑)。
反面教師っていうんだろうか、これも。

2ラウンド終わったところで、1号も2号も月チップを持っているのに、わたしだけ持ってないことに気が付く。
月チップは、ゲーム終了時に1番たくさん持っている人が6点、1番少ない人はマイナス6点という「すしごー」のプリンみたいなやつ(笑)。
点数までおんなじ(笑)。

3ラウンド目で、とうとう雷チップが尽きた2号、出た数字を書くしかない状態。
2号「なーんーでー、1号とままはいっぱい雷持ってんの?ずーるーいー」
…でしょうね(笑)。
2号、賢明に雷チップの列を狙う…1号はここで星集めに出る。
わたしは…出たとこ勝負(やっぱり)。

完成すると、めちゃくちゃ達成感(笑)

3ラウンド目で、1号は2枚、わたしは1枚カードを完成させる。
実は、もう1枚もリーチかかってたんだけど、完成させると2列同時完成で、1つは数字だけどもう一つは星…星は1個じゃ1点…
3ラウンド目で完成させたカードは10点で、4ラウンド目なら8点…2点の差ならば、4ラウンドに星を集めたほうがいいだろうと、リーチのままで終わらせることにする。
ふふん、わたしだってこれぐらいは考えんのよっ(笑)。

さぁ、どんとこいっ!

雷チップは、最終ラウンドで心おきなく使えるように(笑)ためまくる。
そして、追加の1枚…うーん、これは悩む。
まんべんなくっと言っても、今回の3枚は前半の数字が多いような…
あ、あと、月…1号は3個、2号は2個、わたしも2個…せめてあと1つは欲しい…

最終ラウンドとなると、それまでブツブツ文句言ってた2号も集中。
1号は、相変わらずどんどんXをつけてく。
わたしは、必死にボーナスを狙う!

そして。
4ラウンド終了っ!
とりあえず月は…あ、2号とわたしが4個でプラス6点!
ひょうひょうとプレイしてた1号、マイナス6点(笑)。
うへへっ(オイっ)。

わたしの結果。

雷チップさまさま(笑)

最後に怒涛の3枚完成。
雷チップつぎ込んだっ(笑)!

1号の結果。

月のマイナスが痛かった

カードの得点はトップだけど、月のマイナスが…

2号の結果。

カード運がなかったそうです(笑)

…お見苦しい落書きがありますが、お許しくださいませ(爆)。
2号「ままのカードの切り方が悪かった。同じような数字ばっかり来るんだもんっ!!」
すまんのう(笑)。

というわけで、勝ったのはわたし。
以下、1号、2号。
1号「おもしろかった。連鎖反応ができると、いいよね」
2号「おもしろくなかった。もうやらないっ」
…でしょうね(笑)。

 

要はビンゴ、と言われたらそれまでなのですが、でも、ビンゴもこうやって味付けすると、もっと楽しくなるんだなぁと思いました。
ボーナスの連鎖反応ができると、ほんっと楽しい!
「みんな、こういうの好きだよね?」と、作者のWalkerさんに言われているような感じです。

まず、ビンゴ表が3つもあるというのが、よかった!
さっさと1枚仕上げるのがいいのか、それともボーナスを残した方がいいのか、など考えどころはかなりあるし、ボーナスが上手く使えると、気分も盛り上がります(笑)。

ただ、ソロプレイ感はかなり高めです。
ウチの場合「あ、できた」「これ、どうすんだっけ?」「これでいい?」「あー、書けない!」などぺちゃくちゃしゃべっていたので気になりませんでしたが、場合によってはシーンとするかもしれません。

あと、久しぶりにRavensburgerのゲームで遊びましたが、ここは相変わらず説明書がとても分かりやすかったです。
1度読んだらさっと理解できる文章で書いてくれるので、本当にありがたい。
最近あまり目立っていませんが、Ravensburgerのゲームでまた遊びたくなりました。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日は、時々お日さまが見えた!!
おもしろいもので、明るいと活動的で、作業も早いわたし(笑)。
なんかこう…めちゃくちゃ動物って感じ?

その2
まぁね、気分の気も、気持ちの気も、天気の気と一緒だし(笑)。

その3
銀行で手続き。
処理を待っていたら、隣のカウンターにおじいちゃん。
「カードが使えないんだ、新しいカードにしたら使えない!」とおっしゃる。
カウンターのわかーいお兄さん「では、一緒にATMで確認しましょう」と言って、ATMまで付き添う。
そして、使い方を説明し「カードをここに入れて、暗証番号を入れてください」
…そう言った直後に体を反転させ、真後ろを向いて、視線は天井(笑)。
もう絶対に見てないからねっていう姿勢がかわいくてつい吹き出したら、わたしの担当者も気が付いてにっこりでした。

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪