紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

すしごー(Sushi Go)

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回転寿司開店でーっす(一度言ってみたかった)

なぜかわたしは「すしごー」3種類持ってます…
おもしろいと聞いて、まずZochの小箱を買ったものの、日本語版の絵の方がかわいいってんで日本語版を買い、なのにその後ZochはSushi Go Partyとして日本語版のかわいい絵で大箱出すもんだから…って出版社のせいにする(笑)。

No.8

・すしごー(Sushi Go)

Phil Walker-Harding

・Zoch,Hemz(わたしが所有の物。他のメーカーからも出ています)

・8歳から

・2人から5人(Sushi Go Partyなら8人まで)

・時間…20分から30分

・日本語化…アイコン分かればダイジョウブ、日本語版もあります。

おもしろいと聞いて買ったはいいけど、Zochの小箱の「餓猫」がずーっと気になってました(笑)。
小箱のカードの絵も、いかーにも「お寿司を知らない人がお寿司をイメージして書いてみました」って感じ。
で、日本語版の方は…かわいいと思ったのですが、それはZochと比較したからでした(笑)。
よく見るとプリンはかなり崩れてるし(それをいうならZochもすごい…)、ちょっとアレな部分もあるのですが、でも愛嬌はあります(って食べ物に愛嬌があるって…)。
ただ、カードの質はZochの小箱のほうがいいです。
Zochの大箱は、日本語版と同じ絵で、ムダにでかい点数ボートを付けて大箱にしています。
箱を開けると、わたしは空気を買ったのねと思うヤツ(笑)。
ちなみに、大箱にZochの小箱も日本語版も箱ごと入ります(なんの役にも立たない情報)。

プレイヤーの人数に合わせて、手札を配ります。
プレイヤーは、手札の中から1枚だけ選び、それは伏せて自分の前に置き、全員が選び終わったら、せーの!でオープン。
残りの手札を左隣のプレイヤーに渡します。
それを繰り返して、最後の1枚を受け渡したら得点計算します。

このゲームは今まで何度かやりましたが、ホント回転寿司って感じです。
ぐるぐる回って来るお寿司(=カード)から何食べよ!と思いながら選ぶ…といえばおいしそうですが、同じ種類のカードを決まった数集めないと得点にはならないので、結構悩みます。

しかもプリン!
こいつが曲者(笑)で、ラウンドごとの得点計算には関係ないのですが、ゲーム終了時に持ってる数が一番少ないと6点マイナスをくらいます(一番多かったら6点プラス)。
他には、餃子や天ぷらがあったりして、ホント最近の(笑)回転寿司です(笑)。

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お刺身がかまぼこに見える…

おまけ。
Zochと日本語版の絵を比べてみました。
Zochは3点のにぎりがマグロで、日本語版はイカイカが一番点数多いって微妙?
Zochのお刺身もすごいけど、日本語版のはどうみてもかまぼこ…

〇追記〇2020年7月7日
家族でゲームの日(27)。
夫、となりのトトロさん、1号、2号、わたしの5人でプレイ。
Zochの小箱を使いました。

1号が「せっかく5人で遊ぶなら、すしごーやりたい」と言うので、やることに。
遊んだことがあるのに、ほとんど覚えてないトトロさんとわたし、遊んだことがあるのに、全然覚えてない夫…若い衆(笑)は説明書すら見ないで説明してくれる…何なの、この差(笑)。
とにかく、人数に合わせてカードをくばり、スタート。

えーっと、何すんだっけ(笑)?
あ、カード選ぶんだ…何がいいんだっけ、確か…と、ない記憶をさぐるわたし(笑)。
巻きずしはあんまり得点多くなかったはず、やっぱりここはにぎりだよなと、とりあえずにぎり。
で、カード表にして、手札回して…今度は…あ、てんぷらいいかも(ただ食べたいだけ・笑)。
そんな風にして、わりと淡々と進みます。

途中お箸で2枚取るってのがあったりしますが、基本的には「選んでーおいてー表にしてーまわしてー」です。
それがまさに回転寿司って感じで、おもしろい。
何が来るのか分からないところまで同じで、楽しいです。

1ラウンド終了で、得点計算。
ルールを全く覚えていなかった夫は、なぜか巻きずしばかり集めて6点…「こんなにいっぱいあるのに6点??なんで??」…って、だからそれがルールだってば(笑)。
わたしは気まぐれにとった天ぷら、そのあと全く出てこなくて得点にならず(笑)。
2号がうまく刺身を集め10点獲得、トップに立ちます。

そして、2ラウンド目。
巻きずしじゃないほうがいいのかも、というのは理解したらしい夫、今度は無謀にも刺身に挑戦…刺身は3枚集めて10点。
うまく3枚集まればもちろんいいけど、今回回っているお寿司(カード)の中に3枚刺身が入っているかどうかも分からないので、かなりリスキーなのです。
わたしは、相変わらずにぎりで攻めてみる…隣の1号はホタテ、たまればたまるほど点数になるやつ。
2ラウンド終了、夫は刺身集めきれず…2号がまたもやトップ。

「こんなに集めたのに、点数もらえない!なんでー」と夫。
だーかーらー、ルール説明聞いてよ!

…と言ったところで、聞くわけない。
ので「じゃあね、次、にぎり集めなさい、にぎり!わさびがあったらそれも」と具体的(具体的すぎ)にアドバイス(笑)。
…それでも、まず刺身を選ぶんだけどね、夫は(笑)。

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そして刺身を集めた夫(笑)

3ラウンド目のわたしの手札は、わさびたっぷり…じゃあ、わさびとってにぎりにかけるかとやってみたら、アタリ!
次の手札にマグロが来てくれて、9点確定(わさびはにぎりの得点を3倍にしてくれるのです)。
プリンは、トップじゃないけどビリでもないので放置。

ゲーム終了、得点計算してみると…
わたし、2号、1号と夫同点、トトロさんの順番でした。
最終ラウンドのまぐろにぎりさび入りがきいたらしい(笑)。
2号はトップ独走でしたが、プリンのマイナス6点で沈没。
それがなかったら、2号が1位でした。

もう、難しいこと言わないで遊ぶ、これはそういうゲームです。
遊びながら、2号が「あー、回転寿司行きたい…」とつぶやいていましたが、見事に回転寿司が表現されています。
回転寿司に行けないわたしたちには、うれしいゲームです。