紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

キャンバス(Canvas)

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キャンバスに自由に描こう!!

みなさんは、有名な芸術祭に参加する芸術家たちです。
透明な芸術カードを集め、より芸術的な絵になるように重ねていきます。
どのカードを選び、どのように重ねるかによって、様々な得点条件を満たすシンボルが見えたり見えなくなったりします。
カードの組み合わせによって、絵は変わり、それに合ったタイトルも変わり、独特な絵ができあがります。
全員が絵を3枚完成させたら、ゲーム終了です。
得点を1番多く集めたプレイヤーの勝ちです。

No.402

・キャンバス(Canvas

・Jeffrey Chin & Andrew Nerger

・Road to Infamy Games

・10歳から

・1人から5人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

「キャンバス」はネットで見かけて、おもしろそー!(このパターンばっか)
エッセンのSpielで買おうと思っていたのに、会場ではケロリと忘れ、そのあと行った夫の街のボードゲーム屋さんで見つけて、「神(紙かもしれん…)は見捨てなかったー!」と購入(笑)。

さて、ルールは。
マットを広げ、得点カードを各色1枚選んで表にして置きます(初回おすすめの組み合わせあり)。
その上に同じ色のメダルを置きます。
透明カードはよく混ぜて、5枚を指定の位置に置き、残りはカード入れに入れます。
各プレイヤーは、背景カードを3枚ずつと、インスピレーションチップを4枚受け取ります。

手番がきたら…
・透明カードを1枚手札に加える

・絵を完成させる
のどちらか1つを行います。
手札の上限は5枚です。
すでに5枚ある場合は、絵を完成させます。

・透明カードを1枚手札に加える
場に置かれた5枚の透明カードから1枚選んで、手札に加えます。
その際、
→一番左はじのカードはそのまま取ります。
→カードの上にインスピレーションチップがあったら、それももらいます。
→一番左はじ以降のカードを取る場合は、取らないカードの上にインスピレーションチップを1つ置きます。
つまり、左から3枚目のカードを取る場合、1枚目、2枚目にインスピレーションチップを1枚ずつ置いてから3枚目のカードを取ります。

・絵を完成させる
手札から3枚選んで重ねて絵を完成させます。
その際、得点条件に合うようになるべくシンボルが見えるようにします。
タイトルを読み上げ、得点条件を確認し、条件に合っていたらその色のメダルを1つもらいます。

これを繰り返し、全員が絵を3枚完成させたらゲーム終了です。
集めたメダルの数を数え、得点条件を確認し、得点を計算します。
得点が1番多かった人の勝ちです。

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引き出し式の箱~

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ルールをざっと説明すると、2人ともさくっと理解。
確かに、「キャンバス」は、不自然なルールとかルールのためのルールって全然ないわ…

初めてなので、初回おすすめの得点カードを並べる。
説明書で難易度に合わせていろんな組み合わせをおすすめしてくれているので、とても遊びやすい。

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布製のマットはとても便利!

まずは、わたしから。
うーん、どれがいいかなぁ…と、悩む(笑)。
といっても、要はシンボルで得点なので、シンボルが重要…条件に合いそうなのを選ぶ。
1号も2号もそんなに悩まず、さくさくとカードを取ってゆく。

手札が4,5枚になってくると、何と何をどの順番で重ねるか悩む…
2号「えーっと、全部の色そろえると得点だよね?」
わたし「そうだよね、紫の条件は」
2号「…でもさー、重ね方によっては全部見えないんだけど(笑)?」

そう、説明書を読んでるときにも思ったけど、これ重ね方めちゃくちゃ難しい!
おのおののカードには、自分が欲しいシンボルがあるんだけど、重ね方によっては見えて欲しいシンボルが見えなくなって、見えなくてもいいシンボルが見える(笑)。

わたしは、分かりやすく全色そろえて、あとは…偶然得点になったらラッキー(おいっ)というスタンス。
条件全部見てたらゲーム終わんないって(笑)。

1番最初に絵を完成させたのは、わたし。

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1枚目完成!

タイトルは「避難への試み」…え、お花とさいころとしか思わないけど(笑)。
この絵は、シンボルを4つ集めたので赤いメダル、三角のシンボル2つで緑のメダル、全色そろったので紫のメダル、ボーナスシンボルで灰色のメダルをもらう。
お、初めてにしてはいい感じ?

2号は、「見通しの調査」…って、ちょっと待った、それ大砲と…玉?
2号「違うって、ロケットだよ」
え?大砲からロケット発射すんの(違っ)?

1号は、「光景のメランコリー」…はいっ?
雨が降ってる、としか…(笑)
しかもメダルは2つ。
「結構難しい、これ、シンボルが上手く見えるようにならないよ」と1号。

中盤以降は、ほとんどシンボルだけ見てカードを選ぶ(爆)。
いや、でも、絵を見て選んだら、シンボル集まらないって(笑)。
絵を描いてるというより、シンボル集めてるって感じ(笑)。

そんなこんなで、3人とも3枚絵を描いて終了。

わたしの作品。

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恥知らず…ですか…

右から
「避難への試み」
「自然の巨人」
「広がりの恥知らず」…え?

1号の作品。

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えーっと、なんかこう…

右から
「子どものころの思い出」…タイトルの意味は分かるけど、絵と関連性…あるの(笑)?
「革命の惨事」…これもありそうなタイトル(笑)。
「光景のメランコリー」

2号の作品。

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大砲しか目に入らない(笑)

右から
「見通しの調査」
「自由の禁止」…わおっ(笑)。
「警告の価値」…はぁ…

得点計算したら、2号がダントツで1位。
以下、わたし、1号。

おもしろいってんで、後日2回目。
せっかくなので、まだ使ってない透明カードを上の方におく(笑)。

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写真写りのいいゲームだな…

布製のボードの上にのせると、とてもきれいに見える!
見るだけで楽しい!

わたしは、なんとなく(笑)きれいだなってだけで、ちょうちょがいっぱいの透明カードを取る(笑)。

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だって、かわいいんだもんっ!

いや、だって、ホントに春めいてていいと思うんだけど(←得点ムシの発言・笑)?
インスピレーションチップを1つ置いて、ちょうちょをもらう。

今回の得点カードは、「バランス」の組み合わせにしてみる。
説明書には、標準レベルとして前回の「導入」と「エレメントなし」「バランス」の組み合わせがあるんだけど、「バランス」の方が「エレメントなし」よりが縛りがゆるいかなと思ったので、「バランス」にしてみる。
絵を描くなら、ゲームであっても遊びの部分は重要(←意味不明・笑)。

1号も2号もほとんど悩まずにとってゆく。
前回は、あまり活躍しなかったインスピレーションチップだけど、今回は3人とも要領を得たのか、かなり頻繁に使う。
あと、やっぱり前回と比べて得点条件が厳しいせいもある。

最初の1枚目は、きれいだな、でちょうちょを取ったものの、そのあとはやっぱりひたすらシンボルばかり眺めることになる。
得点条件に合うようにするには…と思うと、当然上の「絵」ではなく下の「シンボル」の方が重要(笑)。

わたしがあまりにも悩みすぎたら、1号「このゲームいいよね。ただし、悩む人がいなかったらだけど!」…くっそー、でも悩むじゃん、こんなの(笑)。
…とはいうものの、1号も2号もほっとんど悩まない…なんなの、この差(笑)。

そんなこんなで終了。
まずは、わたしの画廊(笑)。

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難解な絵…

右から…
「夢の空」…ん…まぁ、見えなくはない…かな。
「一瞬のざわめき」…え?
「真実の変化」…本に頭突きしてる人を眺めている人、にしかみえませんが(笑)。
ちなみに、いいなと思って後先考えないでとったちょうちょ…結局使ってない(爆)。

1号の画廊。

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難しすぎます…

右から…
「暗闇の品位」…タイトルはかっこいいけど…ふーん…
「興奮の刹那」…これは、タイトルと絵が合ってるといえば合ってる…のか?
「運命の脆さ」…よく分かりません(笑)。

2号の画廊。

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お寿司だ!!

右から…
「囮のハーモニー」…はいっ?
「魅惑の平和」…ねずみが空を飛ぶと平和…というわけですね。
「無秩序の露見」…難しすぎる…(笑)
てか、右はじの絵、釣り針にお寿司がついてる!
2号「うん、これは絶対使わなきゃと思った」(笑)
確かにこれいい!
シンボルしか見てなかったから気がつかなかった…

今回は、わたしが4点差で勝ち。
1号と2号は同点2位。
この得点カードの組み合わせだと、差がつきにくいのかな?

 

おもしろいゲームですが、遊ぶ人を選ぶ気がします。
上にも書きましたが、ゲーム中は下のシンボルや色を確認してばかりで、上の絵の部分はほとんど見てません(笑)。
で、3枚重ねて完成させてから、「こんなん出ました~(古っ)」って感じ(笑)。
だから、少なくともわたしは絵を描いてるなんて気分は全くありませんでした。

でも、できあがった絵とタイトルを見て、あーだこーだおしゃべりするのはすごく楽しいです。
シンボル集めて得点することに重きを置いてしまうと、かなりつまらなくなるかもしれません。

わたしは遊びながら、なんとなく「ピクチャーズ」を思い出しました。
「ピクチャーズ」同様、「キャンバス」も作り上げてから、あーでもない、こーでもないとおしゃべりするまでがゲームなんだと思います。

 

☆今日のありがとう☆

その1
先週は雪まで降ったけど、今日は…なんと青空!!
…天気の回復が早すぎて、びっくり(笑)。

その2
こなさなきゃいけないことが山のようで、朝からうんざりしていたけれど、やってみたらどーにかなった(笑)。
どーにかなってうれしい(笑)。

その3
「レッド2」観終わる…あー、もう、今すぐにでもまた最初から観たい!
できれば、記憶を消して初めての状態で観たいっ(笑)。
アンソニーホプキンズさんのキレまくりの演技もいいし、やっぱりサイコーなのはビクトリア!
サクサクと仕事をこなす姿…めっちゃかっこいーっ!

その4
「金属やすり、買ってきてくれる?1番安いのでいいから」と夫に言われたので、ちゃんと1番安いのを買ってきた。
そしたら、「…弱すぎ。3つに折れた」…えーっ(笑)。
でも、あなた、1番安いのって言ったよね(笑)?

その5
んじゃ、明日もう少し高い(笑)のを買ってくるか、と思ったら、1号が他の道具を使って上手く処理してくれる。
ありがとー!

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪♪♪