おめでとうございます!
あなたは、市長となって、成長していく街を区画ごとに建設するという難しい課題に取り組みます。
「難しい?」と思いましたか?
もちろんです!
なぜなら、市民は非常に難解な要望を突きつけてくるからです。
あるいは、遺伝子変異のモンスターがあなたの街を破壊しにくるかもしれません…
No.304
・スプローロポリス(Sprawlopolis)
・Steven Aramini, Danny Devine, Paul Kluka 作
・Button shy / Frosted Games
・8歳から
・1人用
・時間…15分ぐらい
・日本語化…必要です
「スプローロポリス」は、「サークル・ザ・ワゴン」と同じく、オビ湾さんのところで見かけて購入。
このシリーズ、ルールは難しくないし、時間も短いのに、しっかり悩ましいカードゲームで、わたしはすっかりファンになってしまいました(笑)。
拡張のカード6枚と早見表1枚は抜き出して、残りのカードをよくきります。
その中から3枚適当に選んで、得点条件の面を表にします。
残りのカードは、街の面を上にして積み重ねておき、山札とします。
山札から3枚とり、手札にします。
山札からもう1枚とり、それは自分の前に横長におきます。
このカードが、街のスタートカードになります。
1.建設します
手札から1枚選んで、自分の前にすでにおかれたカードにおきます。
その際、
・カードは、横長におきます。
・必ず4分割されたカードの1区画が、すでにおかれたカードの1区画と接するようにおきます。
・手札のカードを、すでにおかれたカードの上におくこともできます。その際、区画の種類が同じである必要はありません。
・手札のカードを、すでにおかれたカードの下におくことはできません。
・カードをおくことによって、空白ができてもかまいません。
ことに気をつけます。
2.手札を補充します。
山札から1枚カードを手札に補充します。
山札がなくなったら、補充しません。
これをくりかえして、山札がなくなり、手札もすべておいたら、ゲーム終了です。
早見表の得点と、得点条件のカードの得点を計算します。
得点条件のカードの数字をすべて足した数より得点が多ければ、あなたの勝ちです!
1号も2号も忙しすぎて、ゲームどころじゃないってわけで、ひとりでできるゲームです。
天気のいい午前中に、わたしひとりでプレイ(笑)。
今回の得点条件は…
4・隣人愛を(同色で2×2ますを作った数で得点)
7・植物園(緑のますが街のなかにあれば1点、街のはじにあればマイナス2点)
15・スラム街(オレンジのますが2辺以上グレーのますに接していたら2点)
だそうで。
…ふーん。
植物園のマイナス2点は大きい気がする。
スラム街…2辺かぁ…1辺ならすでにカードでそうなってることもあるんだけどなぁ。
…とりあえず、植物園重視でいってみることにする。
あとは、簡単、3枚の手札か1枚選んでおくだけ。
…うん、確かに簡単。
簡単だけど…重ねられるから選択肢が無限にあるような気がしてしまうーっ(笑)。
とはいうものの、基本の得点に「1番大きな同色地域」というのがあるので重ねまくって点数を減らしすぎるのもよくない。
でも、植物園を街のはじにならないように気を付けていると、同色地域なんか作れないー(笑)!
…すばらしいジレンマだ、コレ(笑)。
ひとりプレイだし、好きなようにカードをくるくる回してあーでもない、こーでもないと悩みまくる…至極の時間(笑)。
他の得点条件はどうなってるかと、隣人愛を見ると…植物園で1つできてるけど、あとが…ちょっとまって、1つしか作ってなかったらマイナス5点??
うっそー、3つ作ってようやくプラス点かぁ…どうにかしないとマイナス5点は大きすぎる…
そこで目についたのが、グレーの工場地帯。
1区画を何度使ってもいい…とあったから、1つ重ねて作ってみる…できれば、そのよこにオレンジの住宅地を作ってスラムにする…って、この文章、誤解を招きそうだ(笑)。
残り3枚になったところで、植物園が1つはじになってる!!
これをどうするか…重ねちゃうのが1番早いけど、ここを重ねると、スラム街なくなっちゃうしなぁ…とかなり悩む。
でも、悩むといってもひとりプレイだし、もともと長考が好きじゃないわたしは、さっさとおいてゆく。
…まぁ、わたしの場合、長考してもたいていひらめかないっていうのもありますが(笑)。
そんなこんなで、終了。
案の定、基本得点はオレンジの住宅地が…2点(笑)
青の商業地域が…2点(笑)。
グレーの工場地帯は、7点!
緑の公園(植物園)は、5点。
道路は…マイナス14点…しまった、道路のマイナス得点忘れてた!!
隣人愛は、ぎりぎり1点。
植物園は、マイナス避けて、10点!
スラム街…最後に植物園のマイナスを避けるために重ねたところで得点できて10点!
得点カードの合計は26点、わたしの得点合計は23点…あーっ、くやしいっ!!
「スプローロポリス」は短い時間で、「ゲームした!!」っという気分になるいいゲームです。
システムは、「サークル・ザ・ワゴン」とよく似ています。
でも、「サークル・ザ・ワゴン」はカードを縦長に、「スプローロポリス」は横長に使い、「サークル・ザ・ワゴン」は地形6種類、道具6種類の組み合わせ、「スプローロポリス」は地形4種類と道路の組み合わせという違いがあるからか、プレイ感は似ていないような気がしました。
長考しようと思えばいくらでもできますが、ひとりプレイなので迷惑かかりません(当たり前)。
手札の3枚をあーでもない、こーでもないとならべて確認するのは、おもしろかったです。
また、完成した街を眺めるのがすっごく楽しいです。
ただ、道路のマイナス計算は、分かりづらいです。
そのせいか、早見表には小さく「道路のマイナス点をなしにすれば、簡単」と書いてありました(笑)。
それに、道路のマイナス点なかったら、わたしも勝ちだったのにー(そっちか・笑)。
いずれにせよ、手軽に街をつくっている気分になれますし、得点条件はカードの数だけあるわけで、毎回新しい展開を楽しめると思います。
☆今日のありがとう☆
その1
昨日のありがとうに、更新速度を落とすかも...なんて書きましたが、ゲーム記事があげられなくても「今日のありがとう」は毎日書こうと思い直しました。
ここを楽しみにしてくださっている方がいらして、わたし自身もここを書くのも好きなので、記事本体(笑)がなくても「今日のありがとう」は続けようと思っています。
コメントくださって、ホントにありがとう!
その2
天気がよくなったー!とよろこんでたら、あれよあれよと30度越え…マジっすか(笑)?
ちょっと暑すぎるー、これじゃー脳みそが働かないーっと叫んでいたら、夕立ちであっさり涼しくなりました(笑)。
水のパワーに感動です。
その3
今日も外出したら、わたしの前を歩くクロウタドリ…まるでわたしを先導するみたいで、おかしかったです。
その4
久しぶりに「床にひっくり返ってわめく子ども」と「困り果てた親」を見かけました(笑)。
もーねー、今見ると「あー、かわいー!親も子も!!」って思っちゃうから不思議(笑)。
ちなみに、今日のコンビはかわいい娘さんと、途方にくれたお父さんでした。
…なーんて余裕かましてるけど、わたしは1号と市場のど真ん中で親子ゲンカして、花屋さんのおねーさんに仲裁されたことありますので(爆)。