紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ロードトリップ ヨーロッパ(Road Trip Europe)

f:id:konpekino:20220311010624j:plain

ヨーロッパ大横断!

ヨーロッパを駆け巡り、訪問した国や地域、文化や自然、名物料理や交通手段で得点を集めよう!

No.403

・ロードトリップ ヨーロッパ(Road Trip Europe)

・Scott Almes作

・Game Factory

・8歳から

・2人から4人

・時間…30分

・日本語化…しなくても遊べますが、地名が日本語だと遊びやすいかもしれません

「ロードトリップ ヨーロッパ」は、グラフィックにひかれて購入(笑)。
こういうグラフィックは、絶対ドイツ産じゃない(笑)と思ったら、ホントにそうだった(笑)。
…なんでこう、ドイツって質実剛健、それだけっ、以上って感じなんだろ(笑)?

さて、ルールは。
各プレイヤーは、シートと鉛筆(付属)を受け取ります。
人数に合わせた枚数のカードを準備します。
残りのカードは、わきに置いておきます。

各プレイヤーに7枚カードを配り、それぞれ1枚選んで自分の前に1枚目のみ裏返しに置きます。
それから、手札を隣のプレイヤーに渡します。

隣のプレイヤーから受け取った手札から1枚選び、それを自分の前に1枚表にして置きます。
これを手札がなくなるまで繰り返し、手札がなくなったらラウンド終了です。

ラウンド終了になったら、裏返しに置かれた1枚目のカードを表にし、シートにかかれた順番に得点を確認します。

・1枚目のカードと7枚目のカードの数字の大きい方から小さい方を引き、その残りの数。

・名物料理の得点
すべて足して、1から7点ならそれが得点となりますが、8点以上だったら半分しか得点できません(8点なら4点、9点なら繰り上げて5点)。

交通機関
同じ交通機関のカードが2枚あったら、得点になります。

・文化
自分の前にあって、なおかつ他のプレイヤーの前にもある文化のマークを1つ選びます。
自分以外のプレイヤーの前に置かれたそのマークの数が得点になります。
1度得点した文化は、そのあとのラウンドで選ぶことはできません。

・国
自分の前にならんだカードの都市にしるしをつけます。
その地域のすべての都市にしるしをつけたら、その場で宣言し、ボーナス得点を獲得します。
2人以上同時にすべての都市に印をつけたら、全員ボーナスを獲得できます。

・地域
全部の地域で少なくとも1つの都市にしるしをつけたら、ボーナス得点を獲得します。

これを4ラウンド行い、合計得点が1番多い人の勝ちです。

f:id:konpekino:20220406043841j:plain

鉛筆が紙テープで巻いてありました(笑)

天気のよい午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっと説明したけど、このゲームはやりながら説明した方が早い。
「とにかくいろんな街に行くといい。同じ地域の街を全部まわったらボーナス」だけは伝えとく(笑)。

f:id:konpekino:20220406043917j:plain

グラフィックと色使いがきれい!

シートもカードも色使いがきれいで、とても見やすい。
カードを配って、さてどうしよう…

1枚目のカードは裏返しに出す。
…最初と最後で引き算か…だったら、1がいいのかなぁ(答・そうとも限らない。最後が2だったら得点は1点)。
…なんとなく(出た!)で、1点のカードを裏返しに出す。
それから、手札を2号に渡し、わたしは1号の手札を受け取る…

そのあとは、「乗り物は2枚そろえる」「文化は他のプレイヤーに集まってるのを1枚かんでおく」「食べ過ぎない(笑)」に気を付ける(笑)。

f:id:konpekino:20220406043944j:plain

1枚目…なんだっけ(笑)?

3人とも1枚目に何を置いたか何度も確認(笑)。
カードの番号は覚えていても、特徴(文化、名物料理、交通機関)はすぐ忘れるんだよ…わたしだけじゃなくてよかった(そこじゃない)。

あっという間に7枚並んで、1ラウンド目が終了。
ここで、詳しく説明しながら得点計算。
1号も2号も、ゲーム前のざっくりした説明でもかなり分かっていたみたいで、すいすい進む。
分かりやすいルールってのもあるけど、シートも分かりやすいので、遊んでいて「どうするんだっけ?」ってのがない。

文化、わたしは1号と2号のカードを見て、山にする。
2人は4枚持っていたので、4と書き込んだけど、文化の得点は×3で12点になる。

f:id:konpekino:20220406044022j:plain

いい感じ…なのかな(笑)?

2号は、最初と最後のカードの差が1点(笑)。
2号「あ、食べ物、何点までだっけ?」
わたし「7点まで。8点以上だと半分になるよ」
1号「あ、よかった、7点だった」
2号「うん、7点、あぶなかった(笑)」

そして、2号は交通機関で10点をたたき出す。
わたし「え、どうやって?わたし4点なんだけど…」
2号「なんでか知らないけど、船に乗れてた。船って7点なんだよ。あとは…車で3点」
1号「え、船なんてあるの?」
3人で調べたら、船、あった(笑)。
3枚しかないけど、2枚集めると7点…やってみたい(笑)。

1号は1号で、いきなり地域ボーナスをゲット。
わたし「え、すごいじゃん!」
1号「でも、だってIとJだよ?2つだけだもん」…あー…(笑)
イギリスは、2都市でボーナスだったのか。

2ラウンド目。
1度通しでやったので、3人とも流れを理解(笑)。
でも、流れを理解したからと言って、思い通りになるかってーと、それはまた別の話(笑)。

f:id:konpekino:20220406044122j:plain

へー、船もあるんだ…

船が来たので、取ってみる。
3枚中2枚、集めることができるでしょーか(笑)?

f:id:konpekino:20220406044151j:plain

おっしゃー、船2枚っ!

わたしの2ラウンド目終了時。
実は、1枚目に船を仕込んで置いたので、うひひっ、7点!
しかも、地下鉄で4点。
シートにニヤニヤしながら11と書いたら、1号が「え、なにそれ、11点って!」というので、説明。
2号「ずっりー」…ですよね(笑)。

1号は…

f:id:konpekino:20220406044222j:plain

自転車でどちらへ?

1号「船、狙ったけど来なかった。でも、自転車は来た(笑)」
なんと自転車は5点と高得点!
そして2号は…

f:id:konpekino:20220406044248j:plain

手頃な乗り物は点数が低い

2号「乗り物いっぱいあるのに、8点なんだけど?」
わたし「あらま」
2号「やっぱり船か…」
船、大人気(笑)。

このあたりで、次の地域ボーナスが出始める。
ついつい交通機関とか文化に気をとられるけれど、各都市をまんべんなく回るのも重要。

終盤になってくると、各都市をまわる方に意識が向く…というか、最初はたいていの都市が未踏なので、どんな風にカードを取っても得点になったけれど、中盤以降はすでに行った都市の方が多くなるので、得点しようと思ったらきちんと確認しなきゃいけない。
でも、シートが色分けしてあるから、確認はすごくラク

そんなこんなで4ラウンド終了。
ちなみに、4ラウンド目で1号食べ過ぎる(笑)。

f:id:konpekino:20220406044321j:plain

食い倒れの旅(笑)

1号「え、こんなにあったの、食べ物…」
2号「そう、食べ物って結構忘れるよね(←3ラウンド目で9点集めた人)」
1号「どうにかなると思ってたから、ちゃんと見なかったけど、8点もあった!」
2号「じゃあ、4点だねっ(うれしそう)」

計算してみると、なんとわたしの勝ち。
以下、2号、1号。

おもしろいってんで、後日ふたたびプレイ。

1ラウンド目。
…やっぱりなんとなく1枚目は1のカードを裏返しに仕込む…思い込みはコワいね(笑)。

f:id:konpekino:20220406044401j:plain

1枚目は1点でしょ?

7枚カードを並べて、1枚目を表にする時ってなぜかドキドキ。
置いたカードなんだか知ってんのに(別名・記憶喪失・笑)。
運よく1号から回ってきた7枚目のカードが7だったので、6点ゲット!
1号と2号は「げー、1点…」
そう、ラストカードは選べない、だから1枚目は裏返しに置く。
そうすることで、他のプレイヤーが嫌がらせできないようになってる。
それに気がついた時、あー、この作者さんいいなぁと思った(笑)。

2ラウンド目。
前回遊んだ経験を生かして(大げさ)、今回は序盤から地域ボーナスを狙ってみる。
回ってこなかったらそれまでなんだけど、なるべく同じ色を並べるようにする。

f:id:konpekino:20220406044442j:plain

ボーナス欲しい…

…と思ったのは、わたしだけではなく。
1号のシートを見れば一目瞭然、ヤツはオレンジの地域のボーナス狙いだ(笑)。
…すごいな、オレンジの地域は、街の数が多いから難しいのに。
2号は…あんまり狙ってない…かな(笑)。

f:id:konpekino:20220406044515j:plain

よっしゃー、黄色の地域コンプリート!

わたしはここで、黄色の地域をコンプリート。
…信念だった「1枚目のカードは1のカード」を捻じ曲げて(笑)置いた6のポーランドで黄色の地域コンプリートできたけど、7枚目が5だったから最初と最後のカードでは1点…
ほーら、やっぱり1じゃないとだめじゃん(笑)。

1号は…

f:id:konpekino:20220406044556j:plain

淡々とオレンジを集める1号

ちゃくちゃくとオレンジの地域を訪問。
1号「あと1つ!」
…すっげーっ!

2号は…

f:id:konpekino:20220406044729j:plain

あれ?2号…

あれ?2号もオレンジ狙いなの?
…しかも、1号が欲しいZのクロアチアを1枚目で確保してる…
2号「え、だって、オレンジの地域、ボーナス大きいじゃん。だからオレンジと思ったけど、1号のほうが早いね、きっと」
…だとしても、2号のそのゲーム勘、すごいと思う(笑)。

そして、わたしの3ラウンド目。

f:id:konpekino:20220406044625j:plain

やったー、ボーナスーっ!

3ラウンド目で、1号オレンジの地域コンプリート。
わたしも赤の地域コンプリート。
前回に比べて、コンプリートのペースが速い!

わたしはここで、水色の地域と紫の地域にリーチがかかる。
次のラウンドでは、なんとしてもAとFをおさえねば…

…ところが、まわしてもまわしても、まわって来ない!
そう、4人プレイならカードは全部使うんだけど、3人だと何枚か抜く。
抜いたカードは次のラウンドで必ず使うようにセットするけど、使うカードに欲しいカードが入ってなかったら、ムリなわけで。

…というわけで、結局コンプリートできず。
2号「欲しいカードあったのに、出て来なかった」
わたし「あ、2号も?わたしも2枚欲しいカードあったけど、でてこなかった」
1号「こっちも」
なんだ、3人とも狙いはずれたのか(笑)。

わたしは…

f:id:konpekino:20220406044859j:plain

かろうじてイギリスとアイルランドでボーナス

水色と紫はムリだったけど、最後に緑はコンプリート…っていっても2つだけだけど(笑)。

1号は…

f:id:konpekino:20220406045009j:plain

オレンジ攻め(笑)

1号「オレンジばっかりきた。全部もう行ったのに」
まぁ、オレンジは枚数多いしね…

2号は…

f:id:konpekino:20220406045033j:plain

しっかり1号の欲しいカードを確保(笑)

…また1号が欲しかったS持ってる(笑)。
てか、1号、なぜ2号に取られる前に取らないのか(笑)。

計算してみると、地域ボーナスをちまちま集めたわたしの勝ち。
以下、2号、1号。

あー、おもしろかった!
分かりやすいルールと、見やすいシートで、とても遊びやすかったです。
旅行しているというより、いかに集めて得点するかって感じでした。
でも、それがとてもうまく機能しているので、おもしろい!

いろんな得点方法があるので、悩もうと思えばいくらでも悩めるでしょうが、悩んだところでものすごく得点が増えるわけでもないです(笑)。
むしろ、ゲームの流れで、これは取れそうっと思ったらそこを狙うという感じで、遊んでいてとても楽しかったです。

上にも書きましたが、1枚目を裏返しにすることで攻撃できないようにするというのは、いいなぁと思いました。
基本的にソロプレイっぽく見えますが、相手が並べたカードは自分の手元に来ないということで、全員他のプレイヤーのカードは確認しますし、文化の得点が自分が集めたカードではなく、他のプレイヤーが集めたカードというところや、ボーナスは早い者勝ちというところで、自然にチームプレイになっているのも好みです。

1号は「カードをぐるぐる回すのが楽しかった。簡単でおもしろい」
2号は「分かりやすくて、楽しかった」
とのことです。

次回はぜひ4人でプレイして、毎回全カードを使ってみたいです。
最終ラウンドで狙ったカードが出て来ないのは、ホント悔しかったのでリベンジ確定(笑)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日はくもり時々雨。
と言っても、かさをさすほどではなかったので、ほぼくもり!
寒いけど、イケてる(笑)!

その2
…で、思い出したけど、こっちで生活するようになって、小雨ぐらいじゃかさささなくなりました(笑)。
日本だったら小雨だろうが大雨だろうが、雨が降ってきたらかささすけど、こっちの人ってほんっとかさささない(笑)。
親の仇かってぐらいかさささない(笑)。
そのうち、わたしも小雨ぐらいじゃかさささなくなってしまいました(笑)。
でも、かさがないと、身軽で雨もそんなにならないので、悪くないです。

その3
昨日3つに折れた金属やすりの代わりに、金属用の紙やすりを買ってくる。
…こっちは折れなかった(笑)。
正解は紙やすりだったらしい(笑)。

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪♪♪