紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

七つの海の宝島 / セブンシーズ(7Seas)

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七つの海をかけめぐる!

七つの海で勇敢に戦うきみたちは、宝探しに目がない。
ようやく宝島にたどり着いたきみたちは、金貨と水晶、ラム酒を見つける。
だが、恐ろしい呪いが島をおおい、巨大タコは海で虎視眈々とチャンスを狙っている。
高価な宝を集め、他のやつらを引き離せ!

No.406

・七つの海の宝島 / セブンシーズ(7Seas)

・Arve D.Fühler作

・Abacusspiele

・7歳から

・2人から4人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

七つの海の宝島 / セブンシーズは、ネットで見かけてグラフィックに惹かれました(「カスカディア」と同じパターン・笑)。
カードゲームだし、ハズレでもいいやっと注文(ひどっ・笑)。

さて、ルールは。
まず説明書の最終ページを切り取って、得点ボードにします(笑)。
各プレイヤーに、同じ色の宝箱カードと船を配って、船は得点ボードの1の手前に置きます。
スタートプレイヤーは、コンパスカードを受け取ります。

宝カードはよくきって、4枚表にして場に置きます。
人数に合わせて手札を配り、指定の枚数を山札としてわきに置きます。

手番がきたら、プレイヤーは手札から1枚選んで表にして出します。
→場に、出したカードと同じ数字のカードがある
同じ数字のカードと出したカードを裏返しにして、自分の宝箱カードの下に入れます。
→場の2枚以上のカードの数字を足したら、手札から出したカードの数字になる
2枚以上のカードと、出したカードを裏返しにして、自分の宝箱カードの下に入れます。
ただし、出したカードと同じ数字のカードがある場合は、そのカードを取らなければなりません。
→同じ数字のカードも、2枚以上のカードの合計になるカードもない
手札から1枚カードを選んで、表にして場に置きます。
→場に、10のカードがある
10のカードは、1のカードで取ることもできます。
ただし、10と1のカードがあったら、10のカードを取らなければなりません。
→手札に、呪いのタコの1のカードがある
呪いのタコの1のカードを表にして出すと、場にあるカードをすべて取ることができます。
すべてのカードと呪いのタコの1のカードを裏返しにして、自分の宝箱カードの下に入れます。
あるいは、場に1のカードがあったら、通常のルールにしたがって、そのカードを取って、そのカードと呪いのタコの1のカードを自分の宝箱カードの下に入れます。

これで、手番は終了です。
宝箱カードの下に入れたカードは、ゲーム中確認してはいけません。

また、場のカードをすべてなくしたプレイヤーは、ボーナスとして
→山札を見て1枚選ぶ
あるいは
→プレイヤー1人を選び、そのプレイヤーの宝箱にあるカードを見て1枚選ぶ
ことができます。
選んだ1枚は、裏返しにして自分の宝箱カードの下に入れます。
ただし、呪いのタコの1のカードを使って場に2枚以上あるすべてのカードをなくしても、ボーナスはもらえません。

これを手札がなくなるまで繰り返します。

手札がなくなったら、ラウンド終了です。
全員宝箱カードの下にある宝カードを色別に分けます。

・宝のカード(金貨、水晶、ラム酒)の枚数を数え、1番多かったプレイヤーに1点
・金貨の数(1のカードは3枚、それ以外は1枚)を数え、1番多かったプレイヤーに1点
・海賊の花嫁カード(水晶の1)を持っているプレイヤーに1点
・海賊王のカード(ラム酒の1)を持っているプレイヤーに1点
・総合点が1番多かったプレイヤーに2点

総合点は、各宝のカード(金貨、水晶、ラム酒)で宝箱の上にかかれた数字が1番大きいカードと、呪いのカード(タコ)で宝箱の上にかかれたマイナス点が1番小さいカードを足した合計です。

1点につき、1ます船を進めます。
誰かが7ます以上に到達するまで続けます。
7ます以上に到達したプレイヤーの勝ちです。

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説明書から切り取ったボード(笑)がいいっ!

天気のよい午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっとルールを説明するけど、例外のルールがいくつかあるので、ごちゃごちゃした感じ。
得点の仕方(船のすすめ方)もいろいろあるので、説明してる方も混乱(笑)。
結局、いつものように「とにかくやってみよう(笑)」で始めることにする(笑)。

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さて、出発!

スタートプレイヤーはわたし。
場には、9、4、8、7…この数だと合計でカードを取ることはできないから、同じ数字…でも、8は呪いだから欲しくないよね…んじゃ…

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とにかく同じ数を出してみる

わたしはラム酒の4を出して、水晶の4を取る。

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そして宝箱にしまい込む(笑)

2枚は裏返しにして、宝箱カードの下に入れる。

次は、2号。
2号「うーん、よく分かんないけど、同じ数を出せばいいんだよね?なかったら、足して同じ数を出せばいいんだっけ?」
1号「え、違うと思う。場のカードを足した数にならないといけないんだよね?」
わたし「そう、出せる手札は1枚だけ。場のカードを足して同じ数になれば、それがもらえる」
2号「げー…」

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同じ数を出したけど…

そういいながら、2号はラム酒の8を出して、呪いの8を取ろうとする。
わたし「あ、別にいいんだけど、その呪いのカードはマイナスになるよ?」
2号「?」
わたし「うん、ここ分かりづらいんだけど、呪いのカードは集めたカードで一番少ないマイナス点がマイナスになるの。この8はマイナス7だけど、このあともっと少ないマイナスカードがとれたら、マイナスにはならないんだけど…」
2号「…ふぅん…」
そう言いながら、2号は水晶の7を出して、金貨の7を取る。

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なんだ、持ってんじゃん(笑)

そして、1号。

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タコだー!

1号「もー、ままが余計なこと言うから、2号に取られたー」
1号は、呪いの9を出して、金貨の9を取る。

場には、みんなが避けた呪いの8が残る(笑)。
…呪いの8は、宝の得点がマイナス7だし、手札に8があっても取りたくないよね。

…そして、ここで超初心者のわたしは、ラム酒の2を出す(爆)。
いや、捨て札になるなら、ここは呪い出さんとあかんやろーっ(笑)。

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なぜそれを?

…ってね、これは場数踏んだから言えるセリフ。
最初は、ほんっとわけわかんなくて、手探りだったしぃ(言い訳度98%)。
全員、わけがわからないまま、とにかくカードを集める(笑)。

サクッと終了で、カードを分類する。
わたし「えーっと、まず金貨と水晶とラム酒のカードの枚数、数字じゃないよ、枚数を数えて?」
1号「6枚」
2号「8枚」
わたし「13枚」
2号「ずっりー、なんでまま、そんなに多いの??」
マジメに集めたからです(キリっ)。

次。
わたし「金貨の数数えて?」
2号「どこの?」
わたし「カードのはじっこに書いてあるじゃん」
2号「そしたら、1,2で2枚あるってこと?」
…こいつ、1枚のカードの左右にかいてある金貨を1枚ずつ数えやがった(笑)。
わたし「そーじゃないっ、普通カード両サイドにかいてあっても、1枚って数えるでしょーがっ」
2号「あ、そういうことね」
そういうことね、じゃないっつーの(笑)。
わたし「1枚だけ金貨が3枚かいてあるカードがあるの。それは3枚と数えて…って、あ、わたしが持ってた」
2号「わー、白々しいー」…何がだよっ(笑)。
一番多かったのは、わたし。

次。
わたし「おねーさん(海賊の花嫁)のカード持ってるの、だれ?」
1号「おねーさんのカードって?」
わたし「水晶の1」
2号「あ、あった」
わたし「それ持ってると、1点」
2号「ようやく点が取れた!」
2号、大よろこび(笑)。

次。
わたし「で、海賊は…」
1号「…最後に置いた…」

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おいてけぼり…

そう、1号最後まで手札に残したものの、最後の手番で場のカードと合わせることができずに、場に置くしかなかった…
1号「えー、これも1点だったのー?先に言ってよー」
…言ったってばー(笑)。

最後に、総合点。
わたし「これが、結構めんどくさいんだけど、まず金貨と水晶とラム酒はカードの宝の得点が1番大きいのを出して?で、呪いのカードは宝のマイナス点が1番小さいやつ。でそれを合計すんの」
2号「あー、ままのせいで取らされた呪いがマイナスだー」
1号「人の話は聞いちゃいけないってことだよねぇ」
わたし「そーじゃないっつーの!(笑)」
ここは、1号が最高得点を取る。

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ちょこっとすすんだって感じ(笑)

1ラウンド終了したところで、1号とわたしの船が2ますすすみ、2号は1ます。
1号「なるほどね、分かったかも」
2号「ままの話は聞かないってことがね」
…分かったってば(笑)。

2ラウンド目。
1ラウンド通してプレイして、すっかり理解したわたしたち、やりたい放題(笑)。

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呪いだらけ…

場のカードが取れないと、当然のように呪いを置き去りにする(笑)。
無傷で取れるのは、水晶の8だけって…

でも、呪いばかり出せるわけでもない。
ここで効いてくるのが、2枚以上足してもらえるというルール…なので、何度か呪いを出しかかって「あ、足したら取れちゃう…」も発生(笑)。

しかたがないので、呪いを引き取った(笑)。
途中、2号が場のカードをなくす。
わたし「あ、そうしたら、ボーナスで、ままか1号の宝のカードか、山札のカードを見て、1枚自分のカードにできるよ」
2号「え、これで、ままとか1号のカードって言ったら、ケンカになりそうだから、山札にする(笑)」
…そう、家族で遊ぶとこういう場面多発…するのはウチだけなんだろうか(笑)。?
2号、山札から1枚選んで、宝箱へ。

その後、2号またもやおねーさん…じゃなくて、海賊の花嫁を取る。
1号「2号、またおねーさん取ってる」
わたし「ホントだ」
1号「おねーさんのファンとか?」
わたし「そうかも」
2号「違うっ!」

その直後、1号が場のカードをなくす。
すると2号「2号の宝のカードは渡さないっ。おねーさん、あげないっ」
1号「やっぱ、ファンなんじゃん(笑)」
1号も、無難に(笑)山札から1枚選ぶ(笑)。

2ラウンド終了して、1号がトップ。

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おにーさん…海賊王、嫌われる(笑)

おねーさんは、無事2号がゲットしたけど、おにーさん(海賊王)はまた場に残される(笑)。
おにーさん、嫌われてるんかな(笑)?

ちなみに、3ラウンド目では、途中こんな状態になった(笑)。

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タコだらけ…その2(笑)

そんな感じで、結局4ラウンド行うことに。
4ラウンド終了時のわたしの宝箱(笑)。

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タコ少な目でいい感じ!

計算したら、わたしが8点でゴール。
以下1号、2号。

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わたし、1号、2号の順番

ちなみに、2号、最終ラウンドはおねーさんをわたしにとられたものの、3ラウンド連続でおねーさん確保(笑)。

 

こ・れ・は、おもしろいっ!
カードゲームだけど、ボードゲームみたいな深さとおもしろさがありました!

ルールは多少多めだし、例外がいくつかあるので、とっつきにくいのですが、1ラウンドまわしてみたら、自然にすぐ理解できます。
ルールを理解してしまえば、何をどうするかはっきりするので、ゲームにすっぽり浸れるのがすごい!

呪いカードは避けようがないので、いかに少ないマイナスカードを確保するか、どのカードでどうやっておさえるか、など考えることはありますが、なんせ選択肢が少ない(笑)ので、長考するヒマもなく、すいすい進んで、めちゃくちゃ楽しめました。

なにより、得点ボード(笑)をつけて、7点先取にしたのはすばらしいっ!
1ラウンドさっと遊んだだけじゃ、おもしろさは全然分からないと思います。
1ラウンド遊んで、ルールが分かったら俄然おもしろくなって、3人ともすっかりハマりました。
手札は多いし、時間かかりそうと思ったけれど、そんなことありませんでした。
バランスもとれていると思います。

1号は「よくできてる。ちゃんと考えないと得点できないのがおもしろかった」
2号は「やっぱりおねーさんだよねー」…おいっ。
とのことです(笑)。

カードゲームではありますが、電車の中などで遊ぶのは難しいです。
得点計算のためにも、しっかり場所が必要になります。
でも、この小箱によくもまぁこんだけしっかり詰め込んだなと思います。

ちゃんとバリアンテもあるので、また遊びたいゲームです。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は午前中いい天気だったけど、午後から雲が出始めて、夕方は真っ白(笑)。
それでも、雨は降らなかったし、なによりちゃんと暖かくなってきたので、よかったです。

その2
ひょんなことから、1号と2号のドイツ語の話し方が似ていることに気がつきました。
で、よく考えると…夫とも似てる(笑)。
つまり、3人とも似てるということで、家庭での言葉って影響力大なんだと改めて実感。
ドイツ語力の高い夫でよかった!

その3
…で、思い出したけど、わたしのドイツ語もかなり特殊らしい(笑)。
ドイツ語の先生に「あなたは、あまり使わない言い回しを普通に使うわね」とよく言われました(笑)。
わたしのドイツ語はほぼ夫経由なので、夫のせいです(笑)。

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪♪♪