「島が見えた!」…ようやく!
何か月にもおよぶ航海のすえ、きみたちは忘れられた宝の眠るトバゴを発見した。
きみたちは、古ぼけた紙切れが宝の地図の一部であることに賭けたのだ。
しかし、この古ぼけた紙切れをどのように組み合わせたらよいのだろう?
誰が足りない部分を持っているのだろう?
きみたちの手がかりが1つになったとき、宝のありかが判明するのだ。
オフロード車に乗り、生い茂ったジャングルや岩山、流れの早い川を横切るのだ。
宝のありかに到達したら、仲間たちは分け前を要求するだろう。
しかも、この島の宝には呪いがかけられているのだ。
その呪いから身を守れるのは、見えないアミュレットのみ…
No.289
・トバゴ(Tobago)
・Bruce Allen作
・Zoch
・10歳から
・2人から4人
・時間…60分
・日本語化…必要ありません
「トバゴ」は、2009年発売です。
宝探しとコンポーネントにやられて、即購入…ところが、届いたのはなんとフランス語版(笑)。
大河め~とは思ったのですが、当時はおとなしかったので(というより、めんどくさかった・笑)文句をつけることもなく、ネットでドイツ語の説明書を探し出して完了。
プレイする分にはそれで充分なんですが、箱の裏側が全然読めない(笑)。
Made in Germanyなのにー(笑)。
ボードを組み立てます。
やしの木とモアイと小屋をおきます。
そのさい
・1ますに1つだけ
・それぞれの間は少なくとも4ますあけます
・モアイは海沿いにおかず、必ず隣の陸地ますを見るようにおきます
ことに気をつけます。
宝カードをよくきって、下から27枚のなかに呪いのカードを入れます。
アミュレットは、アミュレット置き場におきます。
各プレイヤーは、同じ色の車とマーカーを受け取ります。
車は、各プレイヤー好きなますにおきます。
宝マーカーは、色別にわけておきます。
ヒントカードはよくきって、各プレイヤーに人数に合わせてくばり、残りは裏返しにして積み重ね、山札とします。
手番がきたら以下の2つから1つ選んで行います。
・ヒントカードを出す
・手札のヒントカードを交換する
・車で走る
・ヒントカードを出す
宝マーカーの下に、ヒントカードを1枚選んで出します。
出したカードに、自分の色のマーカーをおきます。
ヒントカードは、今まで出たヒントに反せず、ヒントが増えるカードを出します。
しぼりこめてきたら、宝マーカーを条件に当てはまる場所におきます。
・手札のヒントカードを交換する
手札にあるヒントカードをすべて捨て札にして、山札から同数手札にします。
・車で走る
車で走るとアクションポイントが3点もらえます。
1点で…
→同じ種類の地形内ならばいくらでもすすめます
→違う種類の地形に入る
→アミュレットを拾う
ことができます。
ヒントカードを出して、宝の位置が1か所になったら、宝を取りに行きます。
1番最初に車で宝の場所に到着した人は、その宝のヒントカードの列の1番下に自分のマーカーをおきます。
各プレイヤーは、その宝のヒントカードにおいた自分のマーカーの数だけ宝カードをひきます。
自分だけ表を見て、宝カードをくばる人に返します。
宝カードをくばるひとは、宝カードの山札から1枚加えてよくきります。
ヒントカードにおかれた1番下のマーカーのプレイヤーから順番に、宝カードを1枚表にして、その宝が欲しいかどうか答えます。
→欲しい!
その宝カードをとって、自分のマーカーを手元に戻します。
→いらない!
次のマーカーのプレイヤーが欲しいかどうか答えます。
これを、誰かが宝カードを受け取るか、誰も受け取らない場合は捨て札にして、次の宝カードで行います。
→呪いだった!
呪いのカードが出たら、まだくばられていない宝カードはすべて捨て札にします。
ヒントカードの列に自分のマーカーがあるプレイヤーは、アミュレットを出します。
アミュレットがない場合は、今まで集めた宝カードのなかで1番多いカードを捨て札にします。
宝カードが終わったら、宝が見つかったヒントカードはすべて捨て札にし、1番最後に宝をもらったひとが、新たにヒントカードを出します。
宝が見つかったら、モアイを60度動かして、モアイの視線の先3ます目にアミュレットをおきます。
アミュレットは、自分の手番で使えます。
1度にいくつ使ってもかまいません。
アミュレットは…
・宝マーカーを1つ取りのぞくことができます。
・ヒントカードを1枚出すことができます。
・車で3点分走ることができます(この場合は、アミュレットを集めることはできません)。
・呪いのカードが出たら、アミュレットを出すことで呪いからのがれられます。
・ヒントカードを交換することができます。
ができます。
宝カードがなくなったら、ゲーム終了です。
最後に宝カードが足りなくなったら、捨て札になった宝カードをよくきって使います。
集めた金貨が1番多い人の勝ちです。
天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ずいぶん前に遊んだことがあるのだけれど、2人とも覚えていませんでした。
ざっとルール説明…前に遊んだときも思ったけれど、「トバゴ」の車のルールって直感的じゃなくてめんどくさいな…
ヒントカードの方は、まだ分かりやすい。
自分たちで場所を絞っていくという感じで、多少考える時間が必要だけれど、それは他のプレイヤーも同じことなので、そんなに気にならない。
ヒントが出たところで、全員で宝がしぼりこめたかどうか考えるのも作戦会議みたいで楽しい。
ただ…車。
1番ひっかかったのは「同じ地形なら1点で進める」から、地形のはじからはじまで走る途中で宝を拾っても(これで1点)、2点ではじからはじまで走れる…
途中で宝拾ったのに、最後まで1点で行けるってなんか自然じゃなくて、すごく遊びにくい。
しかも、スタートするますにすでにアミュレットがあったら、自動的にアミュレットがもらえる…
いろいろしっくりこなくてプレイテンポが落ちるような気がするんだけど。
序盤は、3人ともヒントカードを出す。
早見表があるし確認しながらだけど、慣れれば分かりやすいアイコンなので、そんなに悩まない。
「あ、これ…そろそろ…分かるかな」とわたしが言うと、1号が「…たぶん。おいてみようか?」と言い、2号が条件を言いながら宝マーカーをおいてゆく。
「こうやっておいてあると、ヒントカード出すの、らくになるね。これを減らすようにしたらいいんだもんね」と2号。
わたしも条件を減らそうと、ヒントカードを眺めるけれど、ちょうどいいのがない。
…これ出すと…わたしの車からは遠いところの宝になっちゃうなぁ…
…これは、条件に合わないでしょ…
だらだら考えているように見えるけれど、しょせん手札は4枚、しかも長考がキライな3人なので、サクサク出してゆく。
そして、とうとう宝の位置確定!!
1号が確定するヒントカードを出したので、運よくわたしが回収に向かう。
「よっしゃ、発見!」
わたしがマーカーをおいて、宝カードを準備する。
1号が3つ、2号が1つ、わたしが2つ…わたしに回ってきたカードは金貨3枚と2枚…
1枚山札から追加して、全部きって、まずわたしから。
…いきなり金貨4枚。
「これは、もらうわ」(笑)。
次は2枚…1号は「いらない」2号「…どうしよう…いらない...」1号「いらない」わたし「いらない」1号「いらない」…宝は失われました(笑)。
次は5枚、うわ、そんなんあったのか!
当然1号「もらいます」
…そんな感じで淡々とすすんでいく。
2号とわたしは、どちらかというと宝物狙いで自分に有利な場所に宝物があるようにしたいけれど、1号は宝物を絞り込むのがおもしろくなったらしく、車はほとんど動かさず、ヒントカードをならべてゆく。
今度は、ほぼ1号がしぼりこみ、2号が発掘した白い宝物。
「えーっ、わたし何ももらえないの??」(笑)
…こういうことがあるから、ヒントカードの出し方には注意が必要(笑)。
後半は、1号が絞り込んだ宝物を2号とわたしが取りあうことに(笑)。
結局宝物は集めないものの、ヒントを出しまくった1号の勝ち。
以下、わたし、2号。
いろいろ凝った仕掛けがあるのに、全体的にみると「もさっ」とした感じ。
このゲームには、「もさっ」っという言葉がすっごくしっくりきます(笑)。
宝物を絞り込むシステムと宝物を分けるシステムは、それぞれ単品でみるとよく考えられているのですが、一緒にするととたんにテンポが悪くなってしまったような…
しかも、車の走り方がそれに拍車をかけてしまって、全体的にしまりがなくなってしまった感じがします。
だからって、おもしろくないわけではありません。
宝物の場所をしぼって、いかにして1番乗りになるか…まさに探検家の気分!
あーでもない、こーでもないとヒントに悩むのは、地図を眺めて悩むようで楽しいのです。
なにより、コンポーネントが雰囲気満点!
1つ宝がみつかるとモアイが動いて、アミュレットが出てくるっていうのもいかにもって感じでよかったです(そのくせ、アミュレットをおくのをちょこちょこ忘れますが・笑)。
10年以上たって発売された拡張の「火山」も購入済みなので、次回は「火山」も入れて遊ぶつもりです。
☆今日のありがとう☆
その1
『ローガン・ラッキー』鑑賞中。
序盤は、なんだかのっそりした感じで失敗したか…と思ったけれど、加速度つけておもしろくなってきた!
クレイグさんのノリノリぶり、見てて楽しいです。
その2
ずいぶん前に頼んだゲームがようやく発送に!
到着が楽しみです。