紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

よくばりパグ(Mopsen)

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「よくばりパグ」とは、なかなかイカしたタイトル(笑)!

パグたちは大興奮!
というのも、台所から山のようなおいしい骨が届いたから!
甘やかされたパグたちは、押し合いへし合い骨を目指し、我先にと一番おいしそうな骨を奪い合います。
そこに、忍び足で近づく図々しい猫…となれば、上へ下への大騒ぎ間違いなし!

No.372

・よくばりパグ(Mopsen)

・Andreas Pelikan作

・Huch!

・8歳から

・3人から5人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

「よくばりパグ」は、近所の古道具やさんで発見。
パッケージを見たことあったし、よく見ればPelikanさん作ではありませんか(笑)!
なら、おもしろいんじゃないかと購入。

ちなみに、Pelikanさんは「アイル オブ スカイ」「ブルームサービス」「魚河岸物語」「魔法にかかったみたい」「私のだ!」などの作者さんです。
「魔法にかかったみたい」は、2008年のSpiel des Jahresにノミネートされています。

さて、ルールですが。
各プレイヤーは、骨の入ったえさ入れをもらいます。

ランクカードをきって、縦に並べます。
上にあればあるほど、強いカードになります。

各プレイヤーに8枚ずつカードを配ります。
カードは3枚まで、山札と交換することができます。
出した3枚は裏返しにして山札の下に入れます。

手番がきたら、手札から1枚選んで出します。
その際、
・最初に出された色のカードを持っていたら、必ずその色のカードを出します。
・もし、同じ色のカードがなければ、他の色のカードでもかまいません。
・ただし、ネコのカードは同じ色のカードを持っていても持っていなくても、いつでも出せます。
に気をつけます。

全員1枚ずつ出したら、ランクカードを確認し、より強い色を出した人が勝ちます。
同色の場合は、数字の大きい人が勝ちます。
勝った人は、出したカードを自分のえさ入れカードの上におきます。
えさ入れカードにはすでに骨が入っていますが、カードをおくことによってカードにかかれた骨の数しかないことになります(つまり、勝たない方が骨が多いかもしれません)。

一番弱いカードを出したプレイヤーは、自分が出したカードの色のランクカードをランクの1番上に移動させます。
そのカードを捨て札にして、場に残ったカードから1枚選んで手札に加えます。
残った場のカードはすべて捨て札になります。

これを、誰かの手札がなくなるまで続けます。
手札がなくなったら1ラウンド終了です。
えさ入れカードの上にある骨の数を数えます。
カードがなければ、えさ入れカードにかかれた骨の数が得点となります。
手札が残っているプレイヤーは、1枚1点として数えます。
骨の数と手札の数を足した得点を記録しておきます。
これを3ラウンド行い、得点が1番多かった人の勝ちです。

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プレイボーイならぬ、プレイドッグ(笑)

…説明書を読みながら、あー、これ、わたしの鬼門・トリックテイキングやんと気がつくという(笑)。
トリックテイキングって、おもしろいと思うんだけど、絶対勝てないのです(笑)。
ホント、弱い…なんでだろ(笑)。
五本のきゅうりの悲劇?喜劇?(笑)を思い出す…

…でも、違うゲームなら違う展開かも!(笑)
かすかな希望を胸に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。

実は、これが2度目。
1度目は…もちろんわたしボロ負けだったんだけど、それ以上に「何やってんだかわかりません」状態で、何もつかめないまま終わってしまったので、1号2号に頼み込んで再戦となりました。

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ランク重要(当たり前)!

1ラウンド目。
今回のランクは黄色が一番強くて、赤が一番弱い…
…そういうときは素直に黄色を出せばいいのかなと思いつつも、えさ入れにはすでに7本の骨があるというのがミソ。
つまり、ずーっと勝たなければ、えさ入れにカードをおかないので、ずーっと7本のまま…ではある(笑)。
…そんな器用なこと、わたしができるわけ…ないよね(爆)。

スタートプレイヤーは、2号。
当然黄色を出してくる…1号も黄色…じゃあわたしも…と思ったけど、なんとしょっぱなから、わたしの手札に黄色はない!
…黄色のランクが一番上ということは、それ以外の色では勝てない…

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いきなりない色を出される…

…もう負けが決定してるんだから、えーっと、こういうときは何を出したらいいんだろ(超初心者・笑)?
なんとなく(出た・爆)青を出してみる…

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青で勝負ー(って勝負にならないっつーの・笑)

黄色の13を出した2号が勝ち、ビリはわたし。
そうなると、わたしが出したカードは捨て札になり、その色のランクカードはランクの1番上に移動し、わたしは1号が出したカードを手札に加える…慣れれば、問題ないんだけれど、ここの処理が最初のうちはややこしい。
たぶん、何やってんのか理解できなかった理由もそこにある気がする…

でも、慣れてくると「なるほどね」「あー、そういうことかー」「そっかー」…そして、すべてのStich(トリック)がつながっていることを理解する!!←今ごろ(笑)。

ランクを見ながらカードを出すのは当然だけど、負けた色が次のランクのトップになるということは、目の前のStich(トリック)をあえて負けることで、次のStich(トリック)をコントロールすることもできる…かもしれない(笑)!

…そう、前回はこれがなかったから、「何やってんだかわかりません」で終わったんだ!!
はー、すっきりした(笑)。

…ようやく意図が見えたものの、勝ち筋は相変わらず全く分からない(笑)。
とにかく素直に出された色がなかったら、違う色かネコを出す…と繰り返すと、なぜかわたしの手札が1番最初になくなる。
数えたら、わたし骨8本、1号骨2本+手札3枚、2号骨8本+手札3枚。
わーい、骨8本もとれた(前回は…言いたくないほど少なかった…)!

2ラウンド目。
全部つながっている感覚がつかめてきて、このゲーム手札が減ってきた終盤が勝負とよむ(笑)。
というのも、手札が減ることで出された色のカードを持っていない可能性が高くなるから。
そうなったら、よりランクの高い色だけど数字が小さい、でも骨の数は大きいカードを出せばいいわけで。
…まぁ、言うは易く行うは難しの典型(笑)ではあるんだけど(笑)。

分からないなりにも、一生懸命考えながら出すと…2ラウンド目もわたしが手札をなくし、わたし骨10本(!)、1号骨6本+手札3枚、2号骨8本+手札1枚で、このラウンドに限ってはわたしの勝ち!
…初めて勝ったかもしれない(レベル低すぎ・笑)。

3ラウンド目。
前回は絶好調だった1号が振るわない感じだけど、2号はちゃくちゃくと勝つことで骨を集めてゆく。
わたしは早々に手札からネコが消え、序盤をのらりくらりとかわせない(笑)。
トップにならないから、カードはとれないけど、ビリにもならないからランクの色も変えられない…すーごく中途半端。
そのまま1号の手札が1枚になる。
「え、このまま終わる?」
「1号が負けたら、手札1枚増えるから続くかもしれないけど、1号がビリじゃなかったら、終わるね」
「そうか…」

2号、赤の7を出す…1号、青の1を出す…
「えええええええっー!」
…そう、このStichでは青がトップ…ということは、わたしが青を出して勝たないと、1号が勝っちゃう!!
ところが、わたしの手札にあるのは赤と黄色だけ(笑)。

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1号、お見事!

しかも、赤があるから赤を出さなきゃいけない、で、わたしが赤を出して、ゲーム終了。
1号、最後に骨4本大量追加。

3ラウンド目は、1号骨11本、2号骨4本+カード3枚、わたしも2号と同じ。
結局勝ったのは2号、1号とわたし同点。

上にも書きましたが、1回目は何が何だか分からないうちに終了。
1号と2号も「なんだかよく分かんなかった」と言ってましたが、2回目になって「あー、なるほどねー」「そういうことかー」の連続(笑)。
これは、最低2回は遊ばないと全然分からないゲームだなと思いました。

古道具やさんで見つけたウチの「よくばりパグ」…ほぼ新品なのは、たぶん前の持ち主1回やってわけわかんなくて放出しちゃったんだろうなー。
説明書もあーんまり親切じゃないし…文章でだらだら説明しちゃって、図がないので、直感的に理解できない。
もったいないなぁと思いました。

でも、理解して慣れたら、すごくおもしろいゲームだと思います。
負けたカードの色が、次のStich(トリック)でランクトップになるというの上手く使えるようになると、もっとおもしろくなります(って、偉そうに書いてるけど、わたし、全然上手く使えないから・笑)。
あと、ネコのカードの存在は、まさに引っ掻き回すという感じで楽しかったです。

1号は「2回目でようやく理解できた気がするけど、勝ち筋は全然わかんない」と言ってたけど、全く同感!
時間もかからないし、また遊んでみたいです。

…にしても、いい加減トリックテイクに慣れて(爆)、「ザ・クルー」で遊びたい…とっくの大昔に買ったんだけどなー(まだ遊べてない・笑)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今朝、早起きするとおっしゃった方1名。
その人がかけた目覚ましで、残りの3人たたき起こされる(笑)!
なのに、かけた本人爆睡続行ってどーゆーこと??

その2
その後起きてきた本人に、全員「うるさかった」「目が覚めたじゃないか」「起きれないなら目覚ましかけないで(笑)」(笑)。
すると本人「でもね、夢の中で目覚まし止めて、起きてたんだよ?だから、目が覚めてびっくりした。起きてなかったんだもん」
…びっくりすんのは、こっちだっつーの(笑)!

その3
その上、全員イレギュラーな時間にウチを出発で、わたし、最初の一歩からズレまくり…なんかうまくペースがつかめない…
…分かった、月曜日だからだな(笑)?

その4
でも、ちょうどよくバスが到着したので、走って行って駆け込み乗車(笑)!
運転手さん、扉開けて待っててくれた!
ラッキーっと思ったんだけど…そのあとマスクつけた状態で、ぜーはーぜーはー(笑)。
ちょっとそこまで走っただけなのに、苦しいのなんのって…乗ってる間中、マスクを浮かせて空気を注入…
マスクつけて走るもんじゃない(笑)。

その5
ちょっと面倒なことがあったんだけど、夫が見事解決してくれました!
あー、さすが夫!
かわいいだけあるっ(笑)!

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪