紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ノミのサーカス(Zirkus Flohcati)

なぜか発作的にこれで遊びたくなりました(笑)

ノミのサーカスの団員たちの舞台は準備完了!
各プレイヤーは、頭とちょっとの運を使って3種類の団員をトリオに組み合わせなければなりません。
トリオが多ければ多いほど、得点も増えます。
ただし、最高得点は10種類すべての演技を集めたプレイヤーに与えられます。
勝利者は、最高のプログラムを組み立てたプレイヤーです。

No.434

・ノミのサーカス(Zirkus Flohcati)

・Reiner Knizia作

・Amigo

・7歳から

・3人から5人

・時間…15分

・日本語化…色と数字が分かれば、遊ぶことはできます。アクションカードは、和訳シートが必要です。

「ノミのサーカス」は、師匠のHPで見て「これは遊びたい!!」と、すぐさま探し始めました。
ところが、当時はすでに絶版…でも、どーしても遊びたかったので、禁断のネットオークションにて購入。
日本語版は、2013年に「なつのたからもの」として発売されています。

さて、ルールです。
カードはよくきって、裏返しに積み重ねて山札とします。
手番がきたら、山札を1枚ずつ表にします。
同じ色のカードを表にしたら、そのカードは捨て札となり、手番は終了です。
同じ色のカードが表になる前に、表にするのをやめたら、表になったカードから1枚選んで手札にします。
そして、同じ数字のカードが3枚集まったら、演技としてその3枚をトリオとして表にして自分の前に出すことができます。
あるいは、各色1枚ずつ計10枚のカードを集めることができたら、大演技としてその10枚を出します。
大演技ができたら、ゲームはそのまま終了です。

アクションカードが表になったら、すぐにそのアクションカードの指示にしたがいます。

ゲームが終了したら、
・トリオは1組につき10点
・大演技は10点
・手札は数字が得点になりますが、同じ色のカードが2枚以上ある場合は、高い数字の1枚だけが得点となります。
得点を計算して、1番多かった人の勝ちです。

きれいな色のカード

天気のよい午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
直前まで何で遊ぶか思いつかなかったのに、ふっと思いついたのはなぜか「ノミのサーカス」(笑)。
夏休み明けでまだ本調子じゃないし、これぐらいやさしい方がいいかなぁと(笑)。
…てかさ、日本から持ってきたゲームとか、こっちで買ったゲームとか目の前にいっぱいあるのに、なんで棚に入っていたこれを思い出したのか、ぜーんぜん分かんないですけど(笑)。

むかーし1号と2号と遊んだことがあるけれど、一応ルール説明。
「同じ色が出なければ、何枚でもカードを表にできる。で、1枚選んで手札にする。同じ数字が3枚そろったら、自分の手番中に前に出すことができて、ボーナス10点。あるいは、10枚全部違う色を集めたら10点もらえて、すぐにゲーム終了。ゲームが終わったら、手札の点数を確認して、点数が1番多い人が勝ち」
2号「手札の点数ってどうなってんの?」…んっとに質問がゲーマー寄りだよね(笑)。
わたし「数字が得点になるけれど、同じ色が2枚以上あったら、1番大きい数字だけが得点になる」
2号「なるほど」

というわけで、とりあえず始めてみる。
まず、わたしから。

これ…ぐらい…か…な…

10色あるんだから、そう簡単にはかぶらないだろうとは思うけれど、「プーさん ハニーコレクション」が頭をかすめて、ついこのあたりで手を打つ(笑)。

ゲーム開始時は、手札が全くないのでちまちまと1枚ずつ集める感じ。
なので、色がかぶって手番が飛ぶとかなりイタイ。
とりあえず3枚集めればいいのね、という感じでちょこっとめくっては1枚取る、あるいはめくらないで1枚取るを繰り返す。

途中で、アトラクションカードが出る。

かぶっても平気さ~(笑)

これは、色がかぶるまでめくって、かぶったらそのカードを捨てて、残ったカードから1枚選ぶというもの。
1号「それはいいカードだね」
2号「うん、かぶっていいっていいなぁ」
わたし「でも、場にカードがいっぱいになるから、あなたたちだって選べていいじゃん」

かぶったカードを捨てて…

うーん、うーん、うーん…

ここから1枚選ぶ…うーん、どうしようかなぁ…
手札に3が1枚あるから、3…かなぁ。

その後、手札が集まってくるとトリオが出したくなる(笑)。
でも、2枚は集まっても3枚はなかなか集まらない!
…と思っていたら。

あ!!!

「よしっ、じゃあ、ここから1をもらって…」

どーんっ!

「1をトリオでだすーっ!」
はー、なんかめっちゃ爽快感(笑)。
2号「…そっか、それ手札に残しても3点だけど、そうやってトリオにすれば10点なのか」
…わたしはトリオを出した充実感にひたりすぎて(笑)聞いてなかったけど、2号さり気にむちゃくちゃキモなこと言ってた…

初心者(笑)は、ついつい3枚集めてどーんっとやりたくなるけど、なんでもかんでもどーんっとやればいいわけじゃない…と、あとで気がつく(笑)。
そう、カードの数字次第では、3枚集まろうが4枚集まろうが出さない方が得点が高いということを見落とした抜け作はわたし(笑)。

…でも、その後1号もどーんっをやり始める。
そう、わたしたちは見事にKniziaさんのワナにハマる(勝手に飛び込んだともいう・笑)。

そのワナに気づいた2号、数字の低いカードでどーんっはするけど、どちらかというと手札はためる方向でいってる…あれ、あやしいなぁと思ったときは時すでに遅し(笑)。

2号、大演技を決めてゲームを終わらせる。
計算してみたら、もちろん2号の勝ち。
…ここで、ようやくどーんっは時と場合によることに気がつく(爆)。
遅いっつーの(笑)。

「よし、これは絶対再戦の必要ありとみた」と言うと、1号「…正直にもう一回遊びたいって言ってくれていいよ。つきあうからさ」と言われました(笑)。
はっはっはー、すべてはお見通しされてるー(違っ)。

というわけで、日を変えて再戦。
今回は、ドーンのわなにはまらないっ!

スタートプレイヤーは、わたし。
まぁ、初回だしかぶらないよね、数字は大きいやつをとっていろんな色をそろえるといいのか…なんて思いながら、山札を表にしていく。

3枚ぐらいならかぶらないよね…

…お、4だ!
4って結構大きくなかったっけ?
だいたい4って、3枚集めたら12点だもんね、ドーンしない方が得ってことだよね。
…なーんて思っていると、2号「これさ、最高点は何点なの?」
…こ・い・つ・ガチでゲーマー…(笑)
「最高点は7です」
「あっそ」

欲張らない方がいいのです

この手のゲームは欲張るとロクなことがないので、4をもらう。
2号は3を取り、1号は0を取る…

わたし「…って、なんで2人ともカードめくらないのよ?」
1号「だって、欲しいのがあったから」
2号「うん、欲しいのがあったから」
…こいつら…

今回は、3人ともなかなかドーンはしない。
色と数字を確認して、黙々とカードを取っていくという感じ。
すると、2号アトラクションカード。

かぶるまでめくる!

2号「これは、あ、同じ色が出るまでめくって1枚もらえるやつか」
わたし「そうそう」
これ、気楽に表にできるからいいんだよなぁ…と思ったら。

大当たり!

2号「なんでだよっ」
1号とわたし、笑いをこらえる(笑)。
わたし「まぁ、それでも1枚もらえるから…」
2号「どっちも欲しくないんだけど」

一番最初にドーンしたのは、1号。
0を3枚…いいなー(笑)。

その後も、1号は3以下の数字で確実にドーン。
2号はドーン眼中にナシ状態。
わたしは…どっちつかずで悩みまくる(笑)。
一応大きい数が出たら集めるし、できれば10色そろえたいけど、低い数がかぶったらドーンもしたい…めっちゃ悩ましいっ!!

結局2号が再び大演技決めて、ゲーム終了。

2号のカード。

10色勢ぞろい!

見事に10色そろえてる。
ボーナスの10点加えて、58点。

1号のカード。

トリオ作戦

ドーン(じゃなくて、トリオ)が3つで30点、手札が25点、合計55点。

わたしのカード。

7でキメた!

ドーン(…じゃなくてトリオだっつーの)が1つで10点、手札は51点、合計61点。
わたし「あ、わたしがぎりぎりで勝った」
2号「うっそー、10色集めてないのに?」
わたし「集めてないけど、7が3枚あったからねぇ」
2号「えーっ」

…ハイ、10色最強説、あっさり却下(笑)。

 

いやー、めっちゃおもしろかったです。
これ、リメイクされるの、よーく分かる!
分かりやすいルールなのに、ゲームの深さがすごい。
ルール難解にしなくても、ゲームは深くなれるっていう見本のよう(笑)。

最初は大きい数が出たらカードを取る、だったのが、そのうち「この色が欲しい」となり、めくりすぎてかぶる(笑)。
カードがかぶるのを避けるために取った小さい数字は、集めてトリオで出して得点にしたい…あっちもこっちもどうにかしたくて、常に悩みまくります(笑)。

そして、ちょこちょこ登場するアトラクションカードが、また場を引っ掻き回してくれます。
2号が10色集めなのは分かったので、1号もわたしも「他のプレイヤーからカードをひく」では、常に2号を指定してました(笑)。
とてもいい味付けだと思います。

なにより3人全く違う戦略を取ったのに、点差がそんなに出ないというのもおもしろい。
ルールは簡単だし、時間もそんなに長くない、でも「ゲームした!」という気持ちになるとてもいいゲームです。
次は、リメイクの「スターウォーズ クローンの攻撃 カードゲーム」で遊ばねば!

 

☆今日のありがとう☆

その1
出先で、もう少しで目的地…というところで雨が降り始める!
駆け足で到着、あまりぬれずにすみました。

その2
用事を済ませて、次の目的地へ…外に出たら雨降ってるんだろうなと思っていたのに、雨はすっかりあがって青空!
いやー、ラッキー!!

その3
そういえば、昨日の洗濯機ネタで思い出しましたが。
日本帰国中に、出かけるのが遅いので出かける前に洗濯しちゃえーっという日があり、洗濯機をまわしたのですが。
お約束通り洗濯したことを忘れ、そのまま出かけ…帰って来て絶望したことがありました(笑)。
クーラーのかかっていない部屋で、フタが閉まった洗濯機の中の洗濯物…洗濯する前の方がまだマシだったかも(笑)。

その4
でも、日本の洗濯機はすんごい優秀!
3,40分で洗い終わるなんて、ホントすごい。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、こちらの洗濯機…通常コースが2時間(!!)とかですから。
2時間もかけて一体何をする気だ?と思いますが、ヤツらはマジ(笑)。
短縮コースで、1時間ぐらいです。
ウチの洗濯機は、今まで短縮コースでしか洗ったことがありません(笑)。
2時間も洗濯させたら、洗濯物どうなるんだろう…

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪