スターウォーズ　クローンの攻撃　カードゲーム（Star Wars Attack of the Clones Card Game）

さぁ、エピソード2のヒーローとその敵がやってくる！
危険な任務を遂行し、共和国を救うには、勇気と挑戦が必要なのだ！

No.438

・スターウォーズ　クローンの攻撃　カードゲーム（Star Wars Attack of the Clones Card Game）

・Reiner Knizia作

・Ravensburger

・8歳から99歳

・2人から5人

・時間…30分から45分

・日本語化…カードの効果の和訳シートが必要です

先日、何で遊ぼう？と思って思いついたのが、なぜか「ノミのサーカス」でした（笑）。
さくっと遊んで、ものすごく「ゲームした！」という気分になれたので、そのままリメイクのスターウォーズを出してきました。

さて、ルールは…
「ノミのサーカス」とほぼ一緒です。

違うのは…
・3ラウンド行う。
・0から4までのカードをトリオで出すと、チップがもらえて、ゲーム終了時に5種類のチップを集めていたら、ボーナスとして20点もらえる。
・特殊カード（5種類）
カードがひかれたら、その効果を使うのが4種類、1種類だけ、ひいたら自分の前に表にしておいて、3枚集まると10点（ストームトルーパー）。
です。

天気のいい午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
「これ、このあいだ遊んだ『ノミのサーカス』のリメイク。スターウォーズです」と言うと、1号も2号も食いつく（笑）。
よし、我が家の教育、間違ってなかった（笑）。

わたしがスタートプレイヤー。
場に1枚もないから、気楽にカードを表にしていく。
すると…

わたし「あ、ストームトルーパー」
2号「それ、置いといて、3枚たまると10点ってやつだっけ」
わたし「そう」
…なるほどね、これでカードをめくらせようってわけか（笑）。

かぶるのを避けるために、ついついカードをめくらず場にあるカードを集めてしまいがちになるけれど、それを防ぐためなんだろうなぁ、これ。
さすがリメイクっ（笑）！

3人とも、無言で悩みながらめくってはカードを集める。
わたしは、前回と同じくバランスよく…って言ったところで、出てくるカードは思い通りにならず（笑）。

なかなか高得点のカードが出てこないので、いつの間にか集まった1（笑）でトリオを出す。
1のチップをトリオの上に置く。
…これ、5種類集めるって結構大変そう（笑）。

向かいに座る2号には、なぜかストームトルーパーが集まりまくる。
すでに2組もトリオができてるってどーしてー（笑）？

3人とも、1号「トリオで得点」2号「大演技で得点」わたし「その中間」という作戦に変更はなく、2号が大演技を完成させて1ラウンド目終了。
2号がぶっちぎりでトップに出る。

2ラウンド目。
1号がスタートプレイヤー。
迷いもなく3枚めくると…

1号「はぁ？？？」
いきなりかぶる（笑）。
笑っちゃいけないけど、2号もわたしも吹き出す（笑）。

1ラウンド目では覚えてなかった特殊カードの効果もそれなり（笑）に頭に入り、ドークー伯爵が出ると、1号もわたしも必ず2号を狙う（笑）。
というのも、ドークー伯爵は、相手プレイヤーの手札から1枚ひくというもので、大演技を狙っている2号の足を引っ張ることができるから（笑）。
2号「なんで2号ばっかり…」
わたし「だって、2号10色狙いでしょ。さっさと終わらせられたらやだもん」

やっぱり2号の大演技で終了だったけど、ドークー伯爵攻撃（笑）が効いたのか、2ラウンド目は1号と2号が同点、そしてわたし。

3ラウンド目。
スタートプレイヤーは、2号。
1号は、チップあと1枚でコンプリート。
わたしは…あと2枚…しかも、4と3という…きっついなー。

まだ序盤だというのに、2号カードをめくっていくと…

2号「な…んで、たった2枚でかぶるの？しかも、ジャージャービンクス、めっちゃ腹立つっ！」
わたし「あー、よりによってジャージャービンクス…それは腹立つわ（笑）」
1号「映画でも、うるさかったもんなぁ…」（笑）

このラウンドも、2号が大演技を決めて終了。
でも、チップを5種類集めた1号がトップ、次がわたしで、2号がビリ。

そして、3ラウンド合計では…2号の勝ち、5点差でなんと1号とわたし同点！！
1号「どういう作戦をとっても、競り合いになるのがおもしろい」
2号「おもしろい。10色集めるのは楽しいし、大きい数字のカードが来るとうれしい」
とのこと。

「スターウォーズ」の調整、これはすごいっ！
3ラウンドやって、全員同じ作戦で通したにもかかわらず、得点差がほっとんどつかないって、魔法のよう（笑）。
「ノミのサーカス」では、結局大演技やった人が勝つんだろうなと思ったのですが、「スターウォーズ」ではそれだけじゃあぶないっていうラインがより濃厚で、遊んでいてとても楽しかったです（まぁ、勝ったのはやっぱり大演技だったんだけど・笑）。

ルールは簡単だけど、考えどころはあるし、特殊カードの種類が増えて、よりダイナミックに遊べるようになったと思います。
それにしても、こんなにシンプルなルールで、これだけ遊んだって気分になれるって、やっぱりすごいわ、Kniziaさん！

ただ…