味付けが上手くいけば、料理は半分完成したようなもの…Marco Teubner
有名なインド料理が、独自のスパイスなしではどうなるだろう！
ムンバイでは、スパイスの価格が高騰している。
料理人たちは大騒ぎ。
こういうときに助けになるのは、ラジヴェの闇市だ。
そこでは、魂をゲームに売り渡す。
値切るという退屈なやり取りの代わりに、のどから手が出るほど欲しいスパイスは危険なゲームの結果次第で持ち主を変える。
上手く投げ入れることができれば、サフランライスとマンゴーチャツネを添えたチキンカレーはほぼ完成したことになるだろう。
No.375
・サフラニート（Safranito）
・Zoch
・10歳から
・2人から4人
・時間…30分から45分
・日本語化…必要ありません
「サフラニート」は、2010年発売です。
当時、おもしろいと話題になったので、購入。
家族で何度か遊びましたが、「ずっりー！」「なんで出すんだよっ！！」とモメることも多々だったので、封印してました（笑）。
今回、封印を解いてみましたが、どうなることやら（笑）。
さて、ルールです。
ボードを組み立てて、各プレイヤーは同じ色のチップと200ルピーを受け取ります。
スパイスカードはよくきって、裏返しに積み重ね、人数に合わせた枚数を表にし、決められた場所に置きます。
配合カードもよくきって、裏返しに積み重ね、人数に合わせた枚数を表にします。
スタートプレイヤーは、シェフとして胡椒挽きを受け取ります。
1．シェフから順番にチップを1枚ずつ投げ入れます。
チップがスパイス皿に入ったかどうかは、チップの穴で確認します。
全員投げ入れたら、アクションますに入ったチップを表にします。
2．アクションを実行します。
同じアクションますに2枚以上のチップがあったら、数字の大きい人の勝ちです。
すぐにアクションを実行します。
それから、スパイス皿に入らなかったチップを取り除きます。
3．スパイスを売り買いします。
シェフはスパイス皿を1つ選び、そこに入ったチップをすべて表にします。
そのスパイスを持っている人は、チップにかかれた数字の合計金額で売ることができます。
スパイス皿に売った人のチップがあったら、持ち主に戻します。
そのあと、スパイス皿に入ったチップで1番大きい数字だった人が買うことができます。
買うときは、スパイス皿のわきに表になっておかれたスパイスカードを、チップの数字で買います。
買いたくない、あるいは買えない場合は、チップを持ち主に戻します。
スパイスカードが残っていたら、次に大きい数字のチップだった人が買うことができます。
これを繰り返して、すべてのスパイス皿のチップを表にし、持ち主に戻します。
4．配合カードを完成させます
場に表になっている配合カードと同じスパイスを集めたら、配合カードをもらいます。
スパイスカードは、捨て札になります。
シェフの左隣のプレイヤーが次のシェフになります。
これを繰り返して、一番最初に配合カードを3枚集めた人の勝ちです。
家族で遊ぶ日（220）。
天気の悪い午後に、夫（青）、1号（緑）、2号（オレンジ）、わたし（赤）でプレイ。
ざっと説明するけれど、3人とも「やってみよ、やった方がすぐ分かるから」と言って、聞いちゃいない（笑）。
まぁ、確かにこれはやったらすぐ分かるタイプではあるけど（笑）。
まずは、わたしがシェフ（スタートプレイヤー）で始める。
最初はスパイスカードの枚数も少ないので、なんか1つもらえたらいいや、ぐらいでチップを投げ込む。
軍資金200ルピーって多いようで少ないから、投げ込むチップは10で始めてみるか…（笑）。
他の3人も次々投げ込む。
4人とも全然加減ができなくて、行き過ぎるか、行かなさすぎる（笑）かで、スパイスの上にほとんどのらない。
2号「これ、スパイスにのせるの、すごく難しいじゃんっ！」
1号「…って、2号が他のチップとばすからだよっ」
…ちょっと待った、モメるの、早すぎない（笑）？
…とりあえず投げ入れたけど、狙いはずれまくり（笑）。
アクションに入ったチップはないので、シェフはまずカレー粉から始める（笑）。
初ラウンドでは、誰もスパイスカードを持っていないから、「売る」はなしで、「買い」になる。
…あら？わたしのチップ、30だっけ（笑）？？
もっと安いと思ったのに…「とりあえず買います…高いけど」と言いながら、30ルピー払って購入。
次はカルダモン。
わたし「10なら買うよねぇ」
2号「パパも10じゃん」
わたし「同じだったら、シェフから時計回りで優先。だからシェフ」
2号「ふーん」
こうやってスパイスカードのあるスパイス皿を順番に処理していく。
どの順番で処理するかはシェフが決めていい…これ、実はかなり重要。
というのは、終盤になるとリーチがかかって、どの皿から処理するかによって勝つ人も決めることができるから。
次のラウンドは夫がシェフ。
チップを戻して、スパイスカードを追加していると…2号ふくれっ面（笑）。
そう、2号だけスパイス買えなかった（笑）。
「だって、1号がジャマすんだもん！！」…まぁまぁまぁ…
何ラウンドかこなしていくと、それなりに（笑）狙い通りになる…こともある（笑）。
4人で遊ぶと、投げ入れるチップは3枚なんだけど…絶対少なすぎると思う（笑）。
スパイスに入ったっと思っても、そのあと押し出されること多々（このテクがあるのに、なぜストレースにスパイス皿に入らないのかと思う・笑）で、売買しようと思ったら、まともにスパイス皿に入ったチップが2枚だけだったとか、もう笑うしかない（笑）。
最初に配合カードを取ったのは、1号。
…1号、あんまりスパイス買ってないような気がしたけど、ちゃんと狙いを絞ってたのか…そういうわたしは、スパイスカード結構集めたけど、配合カードにはどれもこれも1枚足りない状態。
…行き当たりばったりでやるからー（まかせろ・笑）。
中盤で、アクションますを思い出した2号は、アクションますを狙い始める。
…そうだ、それもあったね（←全然余裕のないヒト）。
だけど、アクションますってスパイス皿よりもっと小さいのに、チップどーやって入れんの（笑）？
2号、3枚つかって「追加で1枚チップを投げ入れる」を取る…これって、正しい遊び方なんだろうか（笑）。
追加の1枚を狙いのスパイス皿に入れ（なおかつ、人のチップをはじきとばし）大満足の2号。
そんなこんなで、夫と1号が配合カード2枚取って、リーチ。
2号とわたしは…うん、そういうこともある（笑）。
最後は、僅差で1号が3枚そろえて、1号の勝ち。
以下、夫、わたし、2号。
これ、やっぱりおもしろい！！
もう、まさに「アナログゲーム」のよさを最大限に引き出したようなゲームです。
要は、メンコとかおはじきとかビー玉とか、そういうやつ（笑）なんだけど、チップを重さのあるプラスチック製にして、ものすごく雰囲気出してます。
ボードはちゃんとふちを高くしてチップが飛び出ないようにしてあって、ちょっとしたアリーナ感（笑）。
そして、チップに穴を開けてセーフかアウトか判断ってのも、すごくおもしろい。
1枚投げ入れられるたびに、全員で一喜一憂、ほんっと楽しいです。
意地悪プレイしようと思えばできるけれど、それだけではスパイスカードは取れないので、結局地道にスパイスを集めるのが得策になっているのもいい。
これは、投げ入れる練習をしてから（笑）、また遊びたい！！
ちなみに、「サフラニート」は最近「ヒバチ」としてリメイクされました。
シンプルで楽しいゲームが再販されるのは、とてもうれしいです。
新作もいいけれど、旧作でもいいものは長く販売して欲しいなと思います。
☆今日のありがとう☆
その1
相変らず天気が悪くて、なかなか調子が上がらなかったけれど、それでもこなさなきゃいけないことはちゃんとやったっ！
やったね！
その2
料理を作っている時、2号がBGMを選んでくれたんだけど、なぜかボンジョビ（笑）。
その次がTOTOで、SurvivorのEye of the tiger…一体どっから（笑）？
「え、○○くんが好きなんだよ。で、聞かせてくれたの。いいなぁと思って」…渋い、渋すぎる（笑）。
「お父さんが好きなんだって。お父さん、ギター弾くって言ってた」…なーるーほーどー（笑）。
その3
このあたりって、今聴いてもズドンっとハートに突き刺さる気がします。
こぎれいなテクニックじゃなくて、言葉と音が一体化してパワーになるというか。
いい音楽って、いつ聴いてもいい！
その4
「トレインミッション」、おもしろかったけど、ナゾを解いてくれなかったのは不満ー！
一体あのなかには何が？
どうして彼がああしたの？
復帰できたのはいいけど、消化不良のまま終わってしまって、がっかり。
ストーリーの進み方はすごくよかったのにー！
その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ！
ルンルン♪
