青いバナナに緑のフラミンゴ…あれ、何かがヘンです。
素早い人だけがカードを集めることができ、青いバナナを収穫できるのです。
No.264
・ブルーバナナ(Blue Banana)
・Piatnik
・10歳から
・2人から5人
・時間…20分
・日本語化…必要ありません
「クアックサルバー」や「ザ マインド」のWolfgang Warschさん作。
最初はあまり興味がわかなかったのですが、簡単にできそうだし、2号が好きそうだし、こういうゲームで頭を使わないとボケまっしぐらかなぁと購入(笑)。
このゲームの目的は、モチーフを正しく認識してより多くのカードを集めることです。
モチーフカードはよくきって、16枚を問題カードとして分け、モードカードの緑の面を上にして1番上にのせます。
残りのカードは、8つにわけて輪にならべます。
輪の中央に青いバナナをおきます。
各プレイヤーは、小さいブルーバナナチップを1枚ずつもらいます。
モチーフカードは、裏と表がありますが、表のモチーフの色が裏のモチーフの色と入れ替わっています。
スタートプレイヤーは、問題カードの下から2枚を全員同時に見えるようにおきます。
同じカードが2枚出たら、1枚を問題カードの山に戻して、新しく1枚出します。
カードを見たら全員一斉に
・問題カードのモチーフの正しい色
か
・問題カードの色の正しいモチーフ
に当てはまるカードを8つの山から探して、片手だけでとります。
カードをとって出てきたカードが当てはまれば、それもとれます。
一旦手にとったカードは戻せません。
たとえば、この問題ならば、どのモチーフと色が正解でしょう?
正解は…
色はオレンジと黄色で、モチーフはいちごとなすが正解です。
ではこちらは?
正解は…
色は青と赤、モチーフはカエルとバナナが正解です。
もう当てはまるカードがないと思ったプレイヤーは、ブルーバナナをとります。
これでラウンド終了です。
問題カードを裏返しにして、とったカードが正しいか確認します。
間違えたカードがあったら、1枚につき持っているブルーバナナチップの数ぶん、正解して集めたカードを戻します。
また、場に当てはまるカードがなければ、ブルーバナナをとった人は問題カード2枚を自分のカードにします。
場にまだ当てはまるカードがあれば、ブルーバナナをとった人は持っているブルーバナナチップの数ぶん、正解して集めたカードを戻します。
それから全員、今まで正解して集めたカード枚数を数え、1番多かった人はブルーバナナチップをもらいます。
小さいブルーバナナチップが5枚集まったら、大きいブルーバナナチップと交換し、以後ブルーバナナチップは増えません。
これを8ラウンドくりかえし、集めたカードが1番多かった人の勝ちです。
天気のいい午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
「たぶん、1号2号はめっちゃ得意なタイプのゲーム」と言って説明したら、1号は割とすぐ理解したみたいだけれど、2号の顔には大きな?が見える(笑)。
ブルーバナナ本体(笑)で遊んで、ちゃんと説明きいてないからだよ(笑)。
というわけで、早速さくっと2枚出して開始。
黄色の…いちご…ってことは…あ、バナナか。
それから…赤いカード…
緑のシルクハットは…黒か、カエル…
1号は3枚、わたしは4枚とったけど、案の定2号は「えー、どーすればいいのー?」…だーかーらー、人の話を聞けっ(笑)。
1号がブルーバナナをとって終了。
そして、カードを裏返して確認…この瞬間がたまらない(笑)。
「あー、よかったー、赤とバナナ、黒とカエルだ!」とわたし。
そして場を確認…もう残ってないから、1号が問題カード2枚もらう。
2号、ここにきてようやく「あー、分かったかも…」…ホントかよ(笑)。
1号のカードが1番多かったので、1号がブルーバナナチップをもらう。
2ラウンド目。
3人とも無言で問題カード凝視(笑)。
そして、問題カードから目を離さず、こそっとカードをとるという感じ(笑)。
頭の中はフル回転で、声を出す余裕とか、派手なリアクションをする余裕なんて全くない…のは、わたしだけかと思ったら、1号もそうだった(笑)。
でも、2号は...「ねー、なんでバスケットボールがオレンジなの?茶色のも黒いのもあるじゃん!!」…そこなの、突っ込むところ(笑)?
「くじらだってさー、黒っぽいのもいるじゃん!!」…そう叫ぶ2号の手元にはカードは1枚もない(笑)。
くやしまぎれにブルーバナナをとる2号。
カードを裏返して場を確認すると…「あ、これとれたじゃん!」…2号、ふくれっ面(笑)。
「ままも1号もなんでちゃんと全部取らないのさ?」…じゃあ、自分でとればいいじゃん(笑)。
このラウンドは、わたしのカード数が1番多く、わたしがブルーバナナチップをもらう。
うーっ、間違うとカード2枚戻さなきゃいけないって、かなりプレッシャー…
ちなみに、わたしはブルーバナナ最後まで1度も取らず…ホントにもうないかなと確認している間に、1号か2号がとってた(笑)。
ただ、うまく流れに乗れたわたしはノーミスでカードを集める。
1号と2号は、カードはノーミスで集めたけれど、ブルーバナナで数回ミス。
何枚かとると、なんとなくそろそろないはずって思っちゃう…思い込みってコワイわー(笑)。
2回遊びましたが、なんと両方ともわたしの勝ち。
こういうの、苦手なはずなんだけど(笑)。
2号はもちろん「もう遊ばない宣言」…でしょうね(笑)。
最後まで、「バスケットボールはオレンジじゃないもん!」と言い張っておりました。
とにかく、カードの構成がすごい!!
これ、思いつく人の頭ってどうなってるんだろう?
表を見て、正しい「モチーフ」と正しい「色」を探す…たったそれだけなのに、脳みそのいつもは使ってない場所を使うという感じで、すっごくおもしろかったです。
ただ、全員同時にカードを見るというのは、難しいです。
そこは何か工夫が欲しかった…とはいうものの、カードの裏表がないことで成り立っているゲームなので、ちょっとムリかなぁ。
色がきれいで、すごく遊びやすかったです。
問題カードを裏返しにした瞬間に、全員「あ…」と一瞬沈黙しちゃうのがすっごくおかしい(笑)。
探しているうちに勘違いすることもあって、人間の認識って結構ファジーなんだなぁと思いました(って、それはわたしだけ?)。
あと、ゲーム内容はとてもいいと思ったのですが…箱を開けたらコレ。
ここまであからさまな上げ底は久しぶりです(笑)。
箱の中でカードががたがたしないようにしたんだろうなって思いたいところですが、だったら箱を小さくしてほしい!
カードの質もいいのに、もったいないなぁと思います。
☆今日のありがとう☆
今日の夕飯は、ものすごくうまくできて、家族で「おいしいっ!」を連呼。
満足度の高いご飯でした!