紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

黄金島(Die Goldinsel)

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カルタヘナ3!

海賊たちは、海賊のねぐらで逃亡の疲れをとった。
そして、酒場で黄金島の宝の噂を耳にする…

No.308

・黄金島(Die Goldinsel)

・Rüdiger Dorn作

・Winning Moves

・10歳から

・2人から4人

・時間…45分

・日本語化…必要ありません

カルタヘナ
1はこちら
2はこちら

カルタヘナ 黄金島」は、2008年発売です。
カルタヘナ」と聞いて、迷わず購入…ところが、説明書は分かりづらいわ、ルールは多いわ、で、よく見たら、作者がちがーうっ(買う前に調べろっ・笑)!
2で到着した海賊のねぐらから出発ではあるけど、共通点はそれだけ。
なんでこれを「カルタヘナ」って名付けたんだろ(笑)。
…海賊ネタだからかな(笑)?

ボードを広げ、宝箱チップは裏返しにして、各島に1枚ずつ宝箱を上にしておきます。
地図カードもよくきって、裏返しに積み重ね、1枚黄金島としてボードにはさみ、その上に3金をおきます。
それから、各プレイヤーに1枚ずつくばり、残りはボードの指定の場所におきます。

各プレイヤーは、同じ色の船と船長、数字チップ、カードセットをうけとります。
船と船長は指定の場所におき、カードはよくきって自分の前に裏返しに積み重ね、自分専用の山札とします。
自分の山札から4枚手札にします。
数字チップは、7をボード右上の火山島におき、残りは裏返しにして混ぜて、1枚手元に残して、残りは指定の場所に裏返しにおきます。
遺物カードは、表にして積み重ね、指定の場所におきます。

手番がきたら、

・海賊のねぐらの船長を動かす場合
1.カードにかかれた数字ぶん、船長を動かし、ます目の指示に従います。
2.手札を4枚にして、手番終了です。

・船を動かす場合
1.船長がねぐらの灯台ますにいる時は、出航することができます。カードにかかれた数字ぶん、船を動かします。
2.到着した島で行動する場合は、その行動がかかれたカードを出します(任意)。行動しない場合は、2をとばします。
3.手札を4枚にして、手番終了です。

誰かの数字タイルが6枚島におかれたら、ゲーム終了です。
お金を計算し、一番多かった人の勝ちです。

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船長が…いかーにもって感じ(笑)

曇りの午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
実は、すでに1回プレイしたけれど、ルールミスが多すぎたので、改めてプレイ。

1回やってみて、3人とも「ねぐらでいろいろ集めるのが大事」と理解したので、最初のうちはねぐらをぐるぐる。
ポーカーで勝つと、数字チップと船員がもらえるので、ついポーカーばかりやってしまう(笑)。
「でも、地図も大事だよね…」と1号とわたしは地図も集める。
2号は、カードの数字が思い通りにならず、なかなかポーカーにも地図にもたどり着けない…

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船員スカウト中(笑)

わたしは、わりとさっさと船員が3人集まったので(最大3人まで)、地図と数字チップをもう少しかっさらう(笑)。
1番最初に出航したのは、1号。
ちゃっちゃと上陸して、数字チップとその島にかかれた船員をおきざりにする…うーん、まさにパイレーツオブカリビアンの世界(笑)。
そこで2号がすかさず「あの島は黄金島ではないらしい」(笑)。
「そうみたいだね」とわたしがいうと、1号は「わかんないよー、ひっかけかも」。
…めちゃくちゃ海賊っぽい会話(笑)。

わたしの地図カードが、わりと手間前の島ばかりだったので、火山島で遺物をもらうことにする。
「これ、なんだろ?あ、1ます多くすすめるんだって…って、あんまり使えない気がする…」…ちゃんと見ないからこういうことになる(笑)。

2号もようやく出航して、手前の島に上陸。
…ふっふっふっ、その島は、黄金島じゃないんだよねー(笑)。
これは、なかなかおもしろい(笑)。

1号もわたしも、船員がいなくなったので、ねぐらに戻る(笑)。
わたしは船員と数字チップを増やすのに集中していたけれど、1号はしっかりわたしから地図を盗んでいく…そうだ、それもやらなきゃっと思ったときは、1号出航したあと…くっそー!

ねぐらでは、手札のカードの数字だけ見ていればいいけれど、出航したらその下の行動も見なきゃいけない。
これで、手番に時間がかかりはじめる…数字で出そうと思ったカードに、やりたい行動もあると、にっちもさっちもいかなくなる…目に見えてテンポが悪くなる。

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上陸したら、船員おきざりって…

1号は、島に置き去りにされた船員をかっさらったり、遺物をしっかりもらったり、やりたい放題(笑)。
2号は、思い通りに動けず、しかも1号とわたしに地図を全部奪われる。
1号は、わたしからも地図を奪い、まさに地図王(笑)。
2号「これはもう、1号がおいたとこが絶対黄金島だよね」
1号「でも、まだ全部集めてないって。ままがまだ持ってるからわかんないよ?」
2号「もういいよ、6枚目の数字チップおいて、終わらせるっ!」

…と言った2号は、しっかり1号が数字チップをおいた島に上陸し、ゲーム終了。

そして、ここからの得点計算が…めんどくさい(笑)。
数字チップが1枚しかおかれてなかったら、問題なくその人が宝箱をもらえるんだけど、2枚おいてあると、数字比べて大きい人が宝箱もらって、2位以下は宝箱の金マイナス1…ただし、数字が同じだったら、先においた人が1位。
…を、12回もやるんですよ…

…だもんだから、最後の方はうんざり(笑)。
ようやく黄金島(今回は鉄砲のある島)が確定しても「ふーん、やっと終わった」って感じで、感動もなにもない(笑)。

黄金島を当てたのは1号だったけれど、宝箱の金が多かったわたしの勝ち。
以下、1号、2号。

うーん、いろいろ詰め込みすぎてしまったと思います。
ひとつひとつの仕掛けは「なるほど」「おもしろそう」と思うんだけど、全部一緒にしたらそれぞれのよさをお互いに消し合ってしまったという感じです。
何より、ルールが多くて分かりづらく、しょっちゅう説明書で確認しなければならないので、とってもテンポが悪い。
これ、ほんっと残念。

1号も2号も「カルタヘナの1と2のほうがずっとおもしろかった。おもしろくしようとしたのは分かるけど、ちょっとやりすぎ」とのことで、まさに同意見(笑)。
3がこんな感じだったので、4は購入を見送りましたが、今調べたら、4の方が評価がいい…重ねて残念(笑)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は1日天気が悪かったので、引きこもり。
おかげで、家族とゲームを楽しめました…って、これは天気に関係ないか(笑)。
まぁ、天気が悪くても楽しめましたってことで(笑)。

その2
ただいまノーラン監督の「ダークナイト」を観てます。
ジョーカーがとにかくすごい。
でも、レイチェルのかき方が不満。
そして、「バットマンビギンズ」から通しで観ると、バットマンって実はアルフレッドだったんだなぁと思いました(笑)。
ルフレッド、ウチにも来てくれないかなぁ(笑)。