1672年。
悪名高いカルタヘナの要塞から、捕えられていた海賊たちの一部が、大胆不敵にも逃亡に成功した。
古くからの言い伝えによると、この伝説的なできごとをテーマにしたゲームがすぐさま現れ、カリブの海賊たちの間で大人気となったそうだ。
No.305
・カルタヘナ（Cartagena）
・Leo Colovini作
・Winning Moves
・8歳から
・2人から5人
・時間…30分から45分
・日本語化…必要ありません
時間ができたらいつでもすぐに遊べるように、説明書を解読してスタンバイ状態のゲームをいくつか準備しておくのですが、なぜか遊びたくなるのはそれ以外のゲームなのはなぜなのでしょう（笑）。
棚を眺めていて、ふと遊びたくなったので今回は「カルタヘナ」です。
トンネルを好きなように組み合わせて作ります。
片方に海賊こまをおき、反対側に船をおきます。
1番早く海賊こまをすべて船に乗せた人が勝ちです。
カードはよくきって、各プレイヤーに6枚ずつくばり、残りは積み重ねて山札とします。
手番がきたら、3アクションまで行うか、パスします。
アクションは、以下から選んで行います。
・手札からカードを1枚出し、自分の海賊こま1つを船に向かって前進させます
その際、海賊こまから1番近く、誰もいないカードと同じシンボルのますに海賊こまをすすめます（同じシンボルのますに海賊こまがいたら、飛ばすことができます）。
・自分の海賊こまを、海賊こまがいるます（1人か2人）に後退させて、そこにいた海賊こまの数だけカードをひきます
後退したますに1人だったら、1枚、2人だったら、2枚カードをひきます。
3人いるますには後退できません。
1番最初に、すべての海賊こまを船に乗せたプレイヤーの勝ちです。
曇り空で湿度の高い午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
むかーし、遊んだことがあるけれど、2人ともよく覚えていないとのこと。
まず、2号から。
旗のカードを、2枚出して、さくさくっと海賊をすすめる。
「同じ種類が多いといいよね、これ」と2号。
「でもさ」と言いながら、やっぱり旗を持っていた1号が2号の海賊を踏み台（笑）にして先にすすむ。
「ずっりー！」…だよね（笑）。
ここでわたしも旗を出したらカッコよかった（笑）んだけど、手札に旗はない（笑）。
「えー、なんで旗、出さないの？」と2号。
「もってないっつーの」と言いながら、2枚あった鉄砲ですすむ。
3アクション目で、鉄砲が踏み台にならないようにする（笑）。
序盤こそ、踏み台ができたけれど、中盤になると手札の補充のために後退が多くなる…どうせなら2枚欲しい、でも、もらえるのはたいてい1枚…補充されてる気が全然しないんですけど（笑）。
「これ、2枚とるの難しいね」とわたしが言えば、「だって、ままがジャマすんだもん！」と2号が言い、そんな2人を横目に1号がカードとるときはたいてい2枚…
「なんでまた1号は2枚？」と2号が不満そうだったけど、確かにヤツは確実に2枚とる…確かになんでなの（笑）？
1枚出して海賊すすめて、他の海賊戻して1枚カードもらう…これじゃー全然すすんでる気がしないじゃん（笑）！
「3歩すすんで2歩下がる」ならいいけど、気分的には「2歩すすんで3歩さがる」感じ…わたしの海賊まだスタートにいるのに、1号の海賊全員トンネルにはいってる…なんでだー？
というわけで、全然すすすまないわたしの海賊たちをしり目に、1号があっさり全員ゴール。
「あ、こうやったらかっこいいかな」とか言いながらゴールさせてるし（怒）！
「なんかおかしいっ、もう1回！！」と言って、2号と一緒に再試合を申し込んだけど、2回目も1号のボロ勝ち、2号とわたし…言いたくない（笑）。
1号「これ、いいゲームだねぇ…」…むーかーつーくー（笑）。
「カルタヘナ」は2000年に発売されたゲームですが、全く色あせない！
わたしは苦手な分野（笑）ですが、でも遊んでいてほんっと楽しいです。
上手く踏み台できると爽快だし、海賊を戻してカードをとるときは、他の海賊と内緒話してるみたいで、おもしろい！
長考するといっても、中盤以降はたいてい手札が少ないので悩みようがありません（笑）。
狙っていた踏み台をずらされると、登っていたはしごを外される感じで、悲鳴があがります（笑）。
わたしの版はWinning Movesですが、そのあとRavensburgerでも発売され、最近はPiatnikから出ているようです。
簡単なルールでありながら悩ましさてんこ盛りですので、ぜひ遊んでみてください。
☆今日のありがとう☆
その1
暑くてたまらなかったけれど、夕立ちで一気に気温が下がりました。
来週は過ごしやすい日々だといいなぁ。
その2
夫の作ったスパゲッティソースがすーごくおいしくて、パクパク食べちゃいました。
あー、ぶたまっしぐらー（笑）。
