紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

サマーキャンプ(Wanderlust / Summer Camp)

デッキ構築、だそうです

サマーキャンプで大冒険!
野外で料理、的当て、湖で水浴び…
「サマーキャンプ」はデッキ構築ゲームで、7つのデッキで冒険に出発!
基本デッキに3つのデッキを加えて遊びます。
毎回、全く違った冒険を楽しめますよ。

No.505

・サマーキャンプ(Wanderlust / Summer Camp)

Phil Walker-Harding

・Game Factory

・10歳から

・2人から4人

・時間…40分

・日本語化…必要です

先月、ダウン寸前に実店舗で発見(ダウン寸前に歩き回ってるってどーよ・笑)。
グラフィックがいいなぁと手に取ったら、作者はWalker-Hardingさん…と来たら、買わない選択肢はないでしょ(笑)。
Walker-Hardingさんといえば、「すしごー」でお知り合いになり、「クマ牧場」にハマり(主に夫が・笑)、「カカオ」でチョコレート作りまくって、「エクスプローラー」でもう紙ペンはこれ以外遊ばなくてもいい!と思った方(笑)。
テーマがサマーキャンプということで、懐かしさ満点です(小学生の夏休みは、キャンプに放り込まれてました・笑)。

さて、ルールは。
ボートタイルを3×3で並べ、湖ボードを上に並べます。
基本デッキに加えて、冒険デッキから3つ選んで、準備します。

各プレイヤーは、こま3人、個人ボード、チョコバー1つ、基本デッキから「消灯」を7枚、3種類の冒険デッキから各1枚「1ます進む」カードを受け取ります。
こまは、人数に合わせたスタート位置に置きます。
カード10枚はよくきって、裏返しに積み重ね、個人ボードの山札置き場に置きます。

基本デッキは、「スナック」「地図」「目覚まし時計」に分け、ボードの右側に置きます。
冒険デッキは、デッキごとによく切って裏返しに積み重ね、ボードの左側に置きます。
ボードの右側には、各冒険デッキのワッペンを大きい数字を上にして積み重ねて置きます。

参加賞ワッペンとキャンプチャンピオンワッペンも大きい数字を上にして、湖の指定の位置に積み重ねて置きます。

各プレイヤーは、最初のラウンドのみスタートプレイヤーは、3枚、次のプレイヤーは4枚…を個人ボードのデッキから手札として取ります。
それ以後は、手番の最後に手札が5枚になるように補充します。

手番では…
カードは何枚でも出せます。
いくつかのアクションを組み合わせてもかまいません。
使ったカードは、個人ボードの捨て札置き場に置きます。
個人ボードのデッキがなくなったら、捨て札をよくきって、裏返しにしてデッキにします。

アクション
・カードを出す
カードに書かれた数、こまを1つ選んで進めます。
進んだますにかかれた指示に従います(カードをひく、チョコバーをもらう、もう1ます進む)
・カードを買う
ボードの左右に並べられた基本デッキカードと冒険デッキカードは、購入することができます
カードに書かれた赤い数字分の、チョコバーか「消灯」カードで支払います。
購入に使ったカードと、購入したカードは捨て札となります。

手番終了時に、手札が5枚になるまで補充します。

こまが3人とも最初の橋の上か、橋を渡り切ったら、その川の湖にあるワッペンがもらえます。
こまが最後の橋の上か、橋を渡り切ったら、その冒険のワッペンがもらえます。

誰かがこまが3人とも最後の橋の上か、橋を渡り切り、冒険ワッペンを3枚集めたら、全員が同じ手番数になるまで続け、終了です。

ワッペンの得点、最後の橋にたどり着けなかったこまは、そのますにかかれた得点、個人デッキのカードの得点を足し、一番多かった人の勝ちです。

上からウォータースポーツ、アクティビティ、料理

天気の悪い日の午後に、1号(水色)、2号(黄色)、わたし(赤)の3人でプレイ。
冒険デッキは、初回おすすめの「料理」「ウォータースポーツ」「アクティビティ」の3つにする。
ざっとルールを説明するけれど、これはまさに「やった方が早い」タイプ(笑)。
そんなわけで、わたしがスタートプレイヤーで始める。
最初のラウンドのみ、わたしは手札が3枚。
手札を見ると…全部「消灯」(笑)。

電気消えまくり(笑)

となると、チョコバー3本分かぁ…最初にもらったのが1本あるから、全部で4本。
冒険デッキは高いのばっかりなので、基本デッキ「地図」を選ぶ。

地図…使えるかな…

「地図」は、出せば、手札から1ー3枚のカードを捨て、山札から同数補充できるというもの。
…これ、使いこなせるかなぁ(笑)。
全部捨て札にして、わたしの手番終了。

2号は、運よく冒険カードが出たので、こまを進める。

2号、出発!

進めた1番下の道のこまが、「1ます進める」のますにとまる。
わたし「あ、もう1ます進めるよ。同じこまでもいいし、他のこまでもいい」
2号「あ、そうなの、じゃあ、真ん中の道のやつにする」
いいなぁ、2人も進んでる!

続く1号も、冒険カードでこまを「1ます進める」のますに進め、他のこまを1ます進める。

1号も出発!

いいなぁ、2人とも進んでるー。
…と思ったら、わたしも次の手札にアクティビティのカードが!

初めの1歩!!

わたし「やっと進めるー!うれしー」
2号「よかったね」
1号「うん、よかった」
…冷たい反応だね、きみたち。

序盤は、「消灯」カードがほとんどなので、カード購入が多くなる。
でも、冒険デッキのカードはまだ高いので、どうしても基本デッキのカードを購入することになる。
しばらくすると、3人とも「スナック」(チョコバー2本分)が使えることに気がつき、「スナック」大人気(笑)。

進めるカードが出たら、こまを進め、進めないときはカードを増やし、3人ともコツコツと進める。
わたしは、「スナック」でためたチョコバーを使い、「カヌー」に挑戦。
「カヌー」は、ウォータースポーツの道のこまを2ます進めることができる。

カヌーに乗ってみる(笑)

同じカードセットだし、そんなに差がつかないと思ったけど、序盤から飛ばしてくる2号。
どうしてそんなに進めるのか分かんない(笑)。

出遅れる赤…

こまを進めたくても、出てくるカードは「消灯」(笑)。
しょうがないから、有り金…じゃなくて有りカードはたいて(笑)「クライミングウォール」を買ってみる(笑)。

なんとこれは獲得したカードが捨て札にならない!!

「クライミングウォール」は、チョコバー5本までで買える場のカードを1枚選び、それを裏返しにして自分の山札に置けるというもの。
…これ、めっちゃ使えそうじゃない??

それにしても、なんで2号はこんなにどんどん進めるんだ(笑)?

どうやったら前に進むの(マジ)?

うーん、わたしはアクティビティがなかなか進まない。
ということは、アクティビティのカードを買った方がいいってことか…

…というわけで、料理の道のこまを1ます進め、ウォータースポーツの道のこまを1ます進め、スナックでチョコバー2本もらって、残りの「消灯」とチョコバー足して、「洞窟探険」カードをゲット。
ここまでカードをすっきり使いこなせると、めちゃくちゃ充実感(笑)。

こーゆーことだってできんのよっ(笑)

「洞窟探険」は、3種類の冒険デッキの山札を1枚選び、それを表にして自分の捨て札置き場に置くというもの。
チョコバーを払わずに、カードが1枚増えるんだけど、何が来るか分かんないってのがいい(笑)。

そんな感じで、3人ともちまちま進み、橋に近づいていく。

橋にのったっ!

1番最初に橋にのった(笑)のは、わたし。
でも、相変わらずアクティビティのこま、出遅れてる…

ここで、みんながあこがれていた「ピザ」カードを2号がゲット。

憧れのピザ…

1号「あ、買われたー!」
わたし「あー、欲しかったのにー!」
…ウチがピザ好き家族ってのは認めるけど、3人とも欲しいと思っていたとは(笑)。
「ピザ」は、料理のこまを3ます進めることができる。
…いいなぁ(笑)。

でも、なかなか進まなかったアクティビティのこまを進め、一番最初に参加賞ワッペンを取ったのはわたし!

やったー、初ワッペン!

中盤になると、こんなこともできる。

買い方がだんだん派手になる(笑)

「マシュマロ(チョコバー2本)」「スナック(チョコバー2本)」にチョコバー3本足して、計7本。
それで「ブロビング」を購入。
これは、どの道のこまでも2ます進められるというもの。
これで、アクティビティのこまもサクサク進む…ハズ(笑)。

そして、2つ目の橋。

橋の前になると速足になる赤(笑)

わたし、リーチかけたんだけどなー。
やっぱりアクティビティが弱い(笑)。
それでも、最初のチャンピオンワッペン死守。

ところが、ここでわたしは力尽きたか、あるいは2号が本気になったか(笑)、いきなり2号が飛び出す。

2号、飛び出す!

え?
なんで、そんなに進めるの…?
ここにきて、わたしの手札のめぐりが悪くなり、買い物しかできない手番が増える(笑)。
「サマーキャンプ」は、デッキを圧縮できないから、増えすぎたカードはひたすら使うしかないことに気が付く…

ピザ買ってよろこんでる場合じゃないっ

仕方がないから、憧れのピザも買っとく(笑)。
ピザうれしいけどね、これが次に出てくるまでゲーム続いてるかなぁ(爆)。

ウォータースポーツのトップは取ったけど、それ以外は全く手が届かず。
1号も、料理のワッペンは取ったものの、2人残されたまま。
その状態で、3人ゴールさせた2号…一体何をした(笑)?

早すぎて何が起きたか分からなかった…

2号のこまが3つゴールしたので、ゲーム終了。
勝ったのは2号、でも1点差でわたし、そして1号。
もっと点差がついたと思ったけれど、デッキでわたしは得点を稼いでた(笑)。
ピザ買ったのも、悪くなかったらしい(笑)。
1号「ホントにサマーキャンプっぽい。でも、ちょっと長いかな。最後は退屈だった」
2号「おもしろいけど、長い」
とのこと。

 

すっごく楽しかった~!
確かに、これ、サマーキャンプ(笑)。
いろんなアクティビティするとこまが進むって、システムとテーマがピッタリ。
しかも、アクティビティがいかにもって感じで、夏休みのキャンプ気分にどっぷりひたれます。

それにしても「エルドラドを探して」で遊ぶ前に、夫と「サマーキャンプ」で遊べばよかったー(笑)!
こっちのほうがたぶん分かりやすいから、デッキ構築なるものの理解もしやすかったのではないかと。

ただ、やってることに対してプレイ時間はちょっと長すぎるかな。
もしかしたら、他のデッキを使ったら変わるのかもしれませんが、かなり単調ではあります。
だから、デッキ構築初心者には遊びやすいのではないかとも思います。
最初のうちはおもしろがっていた1号、2号も、終盤はダレてました。
もう少します目少なくていいかも(笑)。

でも、キャンプの雰囲気満点だし、グラフィックも合ってるし、遊んでいて楽しいゲームです。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日の天気は、晴れ!
気持ちいい青空が広がって、これは来たね、来たね、来たねーと思ったけど、肌寒かったし、夕方は雨(笑)。
ま、いろいろあって楽しいですね、って感じ(笑)?

その2
先日の「メールいちゃもん事件」(笑)。
フォローしてくださった方にお会いしたので、「ホントにありがとうございました~」と申し上げたら、「あ、あれね、紺碧さんが直接言うより、第三者が言ったほうがいいかと思って。そのほうがもめないでしょ?」
…メールのやり取りなのに、ここまできちんと状況を把握してくださるなんて、本当にありがたい!
そういう心遣いのできる人になりたいと思いました。

その3
街でデモやってるとき、出かける2号に「オラオラしないで歩きなさいよ?目をつけられないようにするのも大事な能力だからね」と言ってから、あー、オラオラの意味分かるかなー?と思ったので、「…オラオラって分かる?」と言ったら、2号「分かるよー」と言いながら、肩をいからせて歩くマネをしたので、笑ってしまった(笑)。
おぬし、日本語能力高いな(笑)?

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪