紺碧のSpielplatz

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カカオ(Cacao)

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カカオを集めよう!

カカオは、神々のくだもののエキゾチックな世界へと誘います。
みなさんは、首長としてカカオの取り引きを行い、部族を名誉と繁栄に導きます。
労働者をうまく配置し、神の力を味方にした者だけが、その栄誉にあずかることができるのです。
簡単なルールと、短いプレイ時間で、「カカオ」は家族でわくわくしながら楽しめるゲームになっています。

No.397

・カカオ(Cacao)

Phil Walker-Harding

・Abacus Spiele

・8歳から

・2人から4人

・時間…45分

・日本語化…必要ありません

「カカオ」は、2015年発売です。
当時おもしろいと評判だったので、購入。
1号、2号とよく遊びました。

そして、最近「カカオ」の作者さんがPhil Walker-Hardingさんだと気がつきました(遅すぎ・笑)。
Phil Walker-Hardingさんといえば、わたしは「すしごー」が好きで、他にも「クマ牧場」「シルバー&ゴールド」「エクスプローラー」と遊んでいます。
元々はテーマと内容に惹かれて買ったのに、あとで調べたらPhil Walker-Hardingさん作だったというパターンが多いのです。
わたしにとっては、名前じゃなくてゲーム内容で勝負っという感じで、とても好みです。

さて、ルールは。
なんと、「パトリツィア」に続き、説明書4ページ!
しかも分かりやすい。
…なんて素晴らしい(笑)!

各プレイヤーは、同じ色の村ボードと労働者タイルを受け取ります、
労働者タイルはよく混ぜて裏返しにして積み重ね、上から3枚を手札とします。

森タイルもよく混ぜて裏返しに積み重ね、スタートタイルとして場に2枚を表にします。
それから、わきに2枚を表にしておきます。

手番が来たら、プレイヤーは手札から1枚選んで、場にあるタイルに接するように置きます。
森タイルと労働者タイルは交互になるように置きます(完成すると、チェス盤のようになります)。
労働者タイルは、どの向きに置いてもかまいません。
また、労働者タイルを置くことで、90度の2辺(角)の空白ができたら、わきに置かれた森タイルを1枚選んで、その空白に置きます。
労働者タイルの置き方によっては、森タイルを2枚置くこともあります。

森タイルを置いたら、森タイルに接した労働者の数だけ収穫します。
置かれた森タイルに、手番以外のプレイヤーのタイルが接していたら、そのプレイヤーも収穫します。
自分の山札から手札を補充して手番は終了です。
これを繰り返し、森タイルがなくなったら終了です。
お金が1番多かったプレイヤーの勝ちです。

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手前にあるのが各プレイヤーの村ボード

天気のよい午後に、1号(青)、2号(黄色)、わたし(赤)でプレイ。
ルールをざっと説明するけれど、不自然なルールがないので、非常に分かりやすい。

スタートプレイヤーはわたし。
場には2枚のタイル。

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カカオと市場

…やっぱり、まずはカカオだよねぇ、タイトルが「カカオ」って言うぐらいだしぃ(笑)。
ということで、わたしは労働者2人をカカオに、1人を市場におく。

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赤の村、参上っ(笑)

カカオを2つ収穫して、そのまま市場でカカオを売る。
2お金獲得。

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2号はカカオに3人!

2号は、カカオに3人、市場には置かず。
「2お金でしょ、もっと高く売れる市場出てくるし」…こ、こいつ、いつからこんなにゲーマーに…(前からです・笑)

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1号の狙いも当然カカオ(笑)

1号は、やっぱりカカオに接してタイルを置く。
しかも3人(笑)!
ここで、角ができたので、1号は場から神殿を選んで置く。

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神殿登場!

神殿は、ゲーム終了時に周囲に一番多く労働者を置いた人が、6お金、二番目に多くおいた人が3お金もらえる。
すぐもらえないから、つい忘れがちだけど、6お金って結構大きい。
1号の労働者1人、わたしの労働者1人…うーん、悩ましい(笑)。

手札のタイルは、3枚だし、表になっている森タイルは2枚。
多すぎない少なすぎない選択肢で、ちゃんと悩ましい。
待ち時間も長くならないし(まぁ、長考しようと思えばいくらでもできるけど・笑)、いいテンポで進む。

わたしは、表になった森タイルにカカオ2つを見つけたので、それを狙ってまず労働者タイルを置く。

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角を作らねば…

角ができたので、カカオ2つの森タイルを置く。

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豊作っ!

こうすると、わたしはカカオを4つ(労働者が2人いるので、2つ×2人で4つ)、市場でカカオ1つ2お金で売ることができる。
2号(黄)のタイルは接しているけれど、労働者がいないのでなーにももらえない(←うれしそう)。

すると、2号は「そういうことするなら…」と言いながら、労働者タイルを置く。
ふむ。

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でーんと2号の村、角を2つも作る!

そして、表になっていた3の市場を置く!
…ちゃんと1号の労働者がいないところに(笑)。

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ひとり占め…今のところは(笑)

1号「感じ悪っ」(笑)
そういいながら、1号は当然労働者2人のタイルを3の市場に置いてくる。
なんかこの群がっていく感じ、めちゃくちゃおもしろい(笑)。

今回は、なかなか水が出て来ない。
各自の村ボードに、水を運ぶますがあり、全く運ばないとマイナス10点!
わたし「水のマイナス、結構大きいから、水汲みに行きたいんだけどねぇ」
2号「出て来ないね」
1号「高い市場も出て来ない…」
わたし「…って、2人とも結構カカオため込んでるよね(笑)」

そして、ようやく出てきた4の市場。
全員群がる(笑)。
まさに群がるって感じ。
1号「4って大きいよね」
2号「うん、大きい、大きい」
全員労働者を送り込む(笑)。

その直後、2号が水を発見!
2号「じゃあ、隣に…」
わたし「…って、わたしの労働者いないとこにおかなくてもっ」(笑)
2号「そこに、労働者置いとけばよかったのにー」…くっそー。

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水が出たっ!!

そのあとは、立て続けに出てくる水。
2号の回りがよく、2号はどこの水でも水をくみ出し、最高点まで到達。
くっそー、なかなか水がくみ出せないっ(笑)。

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完成!

そんなこんなで、さくっと終了。
点数計算すると、1号と2号同点、1点差でわたし。
1号のほうが残ったカカオが多かったので、1号の勝ち。

これは、おもしろーい!
久々に遊んだけど、やっぱりおもしろかった!

説明書はたった4ページ、しかもとても分かりやすく、すぐに遊べるってめちゃくちゃ優秀!
別紙で早見表も作ってあるので、分からないことがあってもすぐ調べられるというまさに至れり尽くせり。
先日遊んだ「ローマ水道」とは大違いだな(←根に持ってる・笑)。

似てるといえば、「カルカソンヌ」ですが、「カルカソンヌ」はタイルの引き運率が高いです。
でも「カカオ」は、全員の手札を同じ構成にしたので、引き運率がぐーんと下がっている感じ。
また、3人で遊ぶと置きたい場所にはたいてい置けるので、苦しくなりません。
たとえば、水も2号が置いた後、1号もわたしも労働者を置けるので、「ずりー」がないのです。

ただし、4人プレイとなると、話は別(笑)。
どうなるのか、実験が必要です(笑)。

拡張には手を出していなかったのですが、久々に遊んでみたら俄然欲しくなってきちゃいました(笑)。
まずいなぁ…まだちゃんと売ってるんだよなぁ…(笑)

いずれにせよ、気軽に遊べて、遊んだっという気分になるとてもいいゲームです。

 

カカオ・拡張1・ショコラトルはこちら
カカオ・拡張2・ディアマンテはこちら

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日も空は白くて、しかも寒かったけど、それでも元気に過ごせました。
よかった、よかった(笑)。

その2
通りを歩いていたら、おねーさんに「警察署、どこですか?」と聞かれる。
「あ、えっとー、次の角で左です。まっすぐ行けば分かると思います」と答えたら、「ありがとう」
お役に立てて、よかったー。

その3
…という話を2号にしたら、「…でもさ、なんでままに聞くの?まま、どーみても外国人じゃん」(笑)。
わたし「うん、わたしもそう思った。しかも警察署って」(笑)
2号「だよね、どんな人だったの?」
わたし「うーん…かなり派手めだったなぁ。行きたくないけど、行かなきゃいけないって感じ?」
2号「ふーん…違反したのかな?」
…たかだか道聞かれただけなのに、こんだけ盛り上がるっていいなぁ(笑)。

その4
道を聞かれると言えば…昔、夫と2人自転車に乗っていたら、歩道を歩いている人に道を聞かれたことがあります。
しかも、夫じゃなくてわたしに聞いてきたという(笑)。
自転車止めて説明したけど、あれ、どーして夫じゃなかったんだろうと今でも思います。
どー見たってわたしの方が外国人なのに(笑)。

その5
道を聞かれると言えば…英語で聞かれると、ほんっと困る(笑)。
相手の聞いていることは分かるのです。
で、どうやって行くかも分かる。
でもっ、出てくるのはドイツ語だけ(笑)。
あー、まっすぐってどう言うんだっけーと思いながら、身振り手振りで説明したら、大抵分かってもらえるけど、全く英語が出て来ないことにショックを通り越して、笑っちゃう(笑)。

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪♪♪