紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

カルタヘナ 帰還(Cartagena 2. Die Flucht geht weiter)

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海賊の逃亡は続く…

カルタヘナ1・要塞からの逃亡」では、秘密トンネルを通って海賊たちは逃亡に成功した。
しかし、それだけではまだ安心できない。
海賊の島トルトゥーガにある海賊たちのねぐらにたどり着いて、ようやくホッとできるのだ。

No.306

カルタヘナ 帰還(Cartagena 2. Die Flucht geht weiter)

・Leo Colovini作

・Winnings Moves

・8歳から

・2人から5人

・時間…45分ぐらい

・日本語化…必要ありません

カルタヘナ
1はこちら
3はこちら

カルタヘナ 1」がおもしろかったので、調子にのって2も出してきました(持ってるのが前提って・笑)。
似たようなゲームは買わない方がいいのですが、「カルタヘナ」は1がおもしろかったので、つい購入(笑)。
カルタヘナ 1」は2000年、「カルタヘナ 帰還」は2006年発売ですが、2021年6月現在はPiatnikから発売されています。

ルールは、「カルタヘナ 1」とほぼ同じです。
タイル2つで最初の島、残りのタイルで次の島を作ります。
次の島の最後に海賊のねぐらをおきます。
2つの島の間に船をおき、船は最初の島に停泊させます。

各プレイヤーは、最初の島の船が停泊していない面に自分のこまを5つおきます。
カードはよくきって、各プレイヤーは7枚ずつうけとります。

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2号が「袋」と名付けた金貨袋(笑)もあります

手番がきたら、以下のアクションから選んで3回まで行います。
1回だけでも、2回でも、3回でもかまいませんが、パスはできません。

・カードを出して、こまをねぐらにむかって前進させます。
今こまがいる位置から1番近く、カードと同じシンボルのますで、こまが1人もいないますに自分のこまをすすめます。
船には、同色のこまは3人まで乗れます。

・他のプレイヤーのこまを前進させて、カードをひきます。
カルタヘナ 1」では、自分のこまを後退させてカードを補充しましたが、「カルタヘナ 2」では、他のプレイヤーのこまを前進させて自分のカードを補充します。
前進させたますにこまが1人いたら1枚、2人いたら2枚、ボートに到着したら2枚補充します。

・ボートを移動させます。
ボートに自分のこまが1人以上いたら、ボートを動かすことができます。
ボートに同じ色のこまは3人までしか乗れません。
例外として、手番になったとき、ボートにいる自分のこまが一番多かったら、船長となりアクションにカウントされずにボートを動かすことができます。

カードは7枚以上持っていてもかまいませんが、金枠のカードが出されたら「没収」となり、7枚以上カードを持っているプレイヤーは、7枚になるまでカードを捨てなければなりません。
「没収」では、カードを出したプレイヤーも7枚以下にしなければなりません。

自分のこまがすべて海賊のねぐらに着いたら、そのプレイヤーの勝ちです。

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ねぐら目指してスタート!

天気のいい午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
「ルールはほぼ同じだけど、カード増やすには、自分のこま以外を前進させるの」と言ったら、1号が「えーっ?」2号「それ、いいね!」…反応が違いすぎ(笑)。
そして、2人ともボートに興味深々。
「え、キャプテンだったら、船動かしてもアクションにカウントされないの?」
「うん、手番の前にボートで自分の海賊が1番多かったらね」
「同じだったら?」
「同じでも、キャプテンになれる」
「おー、カピタンサラザールだー!!」…パイレーツオブカリビアン観すぎ(笑)。

というわけで、スタート。
序盤は3人ともカードをひょいひょいだして、自分の海賊をすすめる。
なんとなく、ボートにのせると終わったような気がしてしまう(笑)。
あれだけキャプテンキャプテン騒いだくせに、3人ともボートを動かさない(笑)。

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この時点では1号(緑)とわたし(赤)がカピタン(笑)

ボートには、全員海賊2人ずつ乗った…そこで、2号が自分の海賊をのせて「やたーっ、カピタンサラザール(ドイツ語版吹き替えに準じて「カピタン」・笑)になったーっ!次はカピタンだー」と言うと、1号さくっと自分の海賊をのせる(笑)。
「え...なんで乗ってくんの?カピタンサラザールは譲らないよ?」と2号が言えば、「だって、2人とも3人じゃん。だったら2人ともサラザールだってば」と1号。
そんな会話を聞きながら、わたしの海賊も乗船(笑)。

「えー、なんだよー、みんなサラザールじゃん!」と言いながら、カピタン2号(笑)、船を動かす。
「やったー、サラザールー!!」…でも、なんでサラザール
普通、キャプテンとくれば、スパロウではないかと思うんだけど…「やっぱり、007のシルヴァはよかったよねー」…そっちかよ(笑)。

せっかく対岸にボートが停泊しているのに、3人ともあんまり下船できない(笑)。
なぜなら…手札がない(笑)。
結局3人とも、他の人の海賊をせっせと動かす(笑)。
でも、他の人の海賊を動かすってなんかすーごく海賊的で、ゲームの雰囲気にはぴったり(笑)。

途中、カピタン1号がまだお客さん…じゃなかった、海賊乗ってるのに船を最初の島に戻したり、わたしが次の島に動かしたりと、カピタン大人気(笑)。
今回は、どの海賊も出遅れないでひとかたまりに移動…「カルタヘナ 1」は、中盤以降差がつきやすかったけど、2はそれが少ない。

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全員次の島に上陸!

そして、最後は一気に自分の海賊をねぐらに放り込んだ2号の勝ち!
以下、わたし、1号。

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あと一人だったんだけどなー

1ではぼろ勝ち連勝だった1号が、ぶっちぎりの3位(別名ビリともいう・笑)というのについ笑ってしまい、1号に「これ、全然おもしろくない!」と言われました(笑)。

カルタヘナ」は、やっぱりおもしろーい!
1と2、どちらか好きかと言われれば、わたしは2です。
上にも書きましたが、1は差がつきやすく、中盤以降「どーやったって勝てねー」状態が起きやすい気がします。
でも、2は「カードをとるために、他のプレイヤーの海賊を動かす」ことにしたので、全員無意識で、おいて行かれそうなこまを前進させていました。
なので、海賊たちはわりとばらけず、ひとかたまりで移動することになり、最後までどきどきワクワクしてました(笑)。

そして、ウチでは「カピタン」大人気。
このゲームで遊ぶ前に『パイレーツオブカリビアン』は必見だなーと思いました(違っ)。

ちなみに、全員常に手札はカツカツだったので、金枠カードで手札を捨てるというのは、全くありませんでした。
7枚以上持つって、やってみたいなー(笑)。

いずれにせよ、気軽に楽しめるとてもいいゲームです(笑)!

 

☆今日のありがとう☆

その1
忙しい毎日だけど、なんとか今週もこなせたー!
週末にたどりつけて、うれしい!

その2
締め切りが近づいてきていることが2つ…1つはほぼ完成、もう1つもがんばるぞー!

その3
天気がよかったせいか、1号と2号が遊んでくれました(笑)。
いつもホントにありがとう。

その4
ユーロ・デンマークウェールズに対して4-0で快勝。
調子が上がってきているようで、よかった!
ただいま、イタリア対オーストリア…さて、どうなるか!