紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

どうぶつ滝くだり(Krasserfall)

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ボートで滝くだり!

毎年恒例の滝くだりにようこそ!
みんな参加はしたいけれど、1番にはなりたくない!
なぜでしょう?
簡単なことです!
コースの終わりには、ごうごうと流れる滝があるのです!
ドキドキしながら網に飛び込むのが嫌なら、なんとしても船が滝に勢いよく落ちないようにゆっくりと進ませなければなりません。
あるいは、ボートを乗り換えるほうがいいかもしれません。
一番早くメダルを6つ集めた人の勝ちです。

No.324

・どうぶつ滝くだり(Krasserfall)

・Bernhard Weber作

・Ravensburger

・6歳から

・2人から4人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

師匠のところで見て、一目ぼれ。
Ravensburgerの動画見たら、もう止まらない(笑)。
ひゃーって流れる船を見ながら、「きゃーっ」って言いたい、の一念で購入(笑)。

初めて遊ぶ時は、あれこれ組み立てなければいけないけれど、丁寧に説明してあるので全く問題なし。
問題は…ウチには、座卓(笑)しかないという点(どこに住んでんの?って言わないでー、夫のシュミなのです・笑)。
座卓の上に箱を積み重ねて、ボードを置いてみる…おかげで滝がものすごく高く感じます(笑)。

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ボートの帯の先に同じ色の魚がついています

ボードにボートをセットして、各プレイヤーは同じ色のこまとチップをもらいます。
浮き輪は、ボートを1つ選んでその先に置きます。
スタートプレイヤーから順番にこまを1つずつボートにのせていきます。
すべてのボートに1つずつこまがのったら、すでにこまがのっているボートにこまをのせることができます。
全員こまをのせたら、スタート!

手番がきたら…
まず、さいころをふります。

→ボート…同じ色のボートを、波ひとつぶん滝のほうに動かします。
もし、その色のボートがすでに滝に落ちていたら、滝から一番遠いボートを動かします。
滝から一番遠いボートが2艇以上ある場合は、1艇選んで動かします。

→乗り換える
こまを1つ選んで、他のボートに乗り換えさせます。
自分のこまだけでなく、他のプレイヤーのこまも乗り換えさせてかまいません。
ただし、乗り換えたあとも各ボートにはかならず1つ以上こまがある状態にします。

→浮き輪
浮き輪を他のボートに移動させます。
もし、浮き輪がすでに滝に落ちていたら、「乗り換える」を行います。

川に残ったボートが1隻になったら、ラウンド終了です。
そのボートに乗った
大きなこま…1メダル
小さなこま…2メダル
として、メダルをもらいます。
また、そのボートにのったこまは、そのままスタート位置に戻ります(このボートのこまは取りのぞいたり、置き直したりしない)。

最後まで残ったボートの魚におもりをつけます。
一番メダル数が少ない人は、石がもらえます。
石は、自分の手番中のみならず、他の人の手番中でも、あるいは突然船が動き出した瞬間でも、ボートにのせることができます。

何ラウンドか繰り返し、一番最初にメダルを6つ集めた人の勝ちです。

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川の全長(笑)!

天気のいい午後に、1号(緑)、2号(オレンジ)、わたし(ピンク)でプレイ。
石のルールで、爆笑(笑)。
だって、動き出した瞬間に置いてもいいって…なんかもう、まさに「遊ぶ」って感じですっごくいいっ(笑)!

まず、こまを置く。
3人だったし、全員なんとなくバランスをとって置いちゃう(笑)。
そして、さいころ

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どきどき、わくわく(笑)

序盤は、ひゅっと動かして、終了(笑)。
浮き輪が出ても、「まあ、どこに置いてもそんなに差はないよね…」って感じ。
乗り換えは、なんとなく全員自分のこまを動かす(笑)。
こういうのって、ルールでどれ動かしてもいいよって言われても、そう簡単には実行しないもんだなぁと思ったり(笑)。

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そろそろとすすむ…(笑)

そして、緑のボートがとうとう滝つぼに…「きゃー」っていうより、「あーっっっっ」って感じ(笑)。
3人で「あああああああ」「うおおおおおお」「おおおおおおお」と叫ぶ(笑)。

これ、めっちゃ楽しいーっ(笑)。
しかも…ボートは滝つぼに落ちても、人(こま)はネットでキャッチ(笑)。
こーれーはー、すごいっ!!

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安全ネット(笑)

遊べば分かるんだけど、ボートが滝つぼに落ちる時ってかなりのスピード。
なので、こまもものすごい勢いで吹っ飛ぶ(笑)。
ネットがあっても、ネットから飛び出すぐらいなので、この芸の細かさは素晴らしい。
きっとめちゃくちゃテストプレイやったんだろーなー(笑)。

そして、中盤になると全員かなり真剣(笑)。
今までが真剣じゃなかったわけじゃなくて、ボートがすすめばすすむほど、否応なしに緊張が高まっていくのです。

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青落ちろー(笑)

続いて赤いボートも「ああああああ」で、残るは青と黄色…
青に1号が2人、黄色に2号とわたしなので、「青出ろ」「青、青」と言いながらさいころをふるわたしたち。

なのに、青は出ない!
そして、黄色のボートが「ああああああ」(笑)。
「ずっりー、1号」と2号(笑)。

1ラウンド目にして、1号が4メダル…
しかも、残りの2人が同数でビリなので、石がもらえない(笑)。
「苦しい展開だな、これ」
「ウン、次はとにかく1号を集中攻撃だ」
…本人の前で作戦会議を開く2号とわたし(アホ)。
でもねぇ、作戦会議もなにも、相手はさいころだから全く意味はない(笑)。

2ラウンド目。
青のボートは、おもりを1つもらう。
青のボートは、すでに1号が2人いるので、他のボートにのせる。
「だって、青はおもりついてるんでしょ、だったらのせないよね」と2号。
…でもこれで、また青が残ったらどーすんだよ(笑)。

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青、先行(笑)

案の定、乗り換えで1号は自分のこまを青のボートに集める。
まさにギャンブル(笑)。
なので、わたしはあえて1号のこまを他のボートに乗り換えさせる。

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1号、生き残る(笑)

…って、そんな小手先でごまかしたって、相手はさいころ(笑)。
まぁ、結果から言うと、わたしが移動した1号のコマは助かっちゃうんだけどね(笑)。
くっそー、一緒に青のボートにのせとくんだった(笑)。

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赤のボート…沈みそう(笑)

そして、ふと気がつくと、2号は2号で重量作戦(笑)。
いつのまにか、こまを全部赤いボートにのせてる。
「ね、ちょっとヤバくない?」と言ったら、「ダイジョウブ、重さあるから」…そうじゃなくて(笑)。
…重量作戦むなしく、赤のボート「ああああああ」(笑)。

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一騎打ち!

直前にちゃんと自分のコマを乗り換えていた2号…「重くしてもダメだった」とがっかり(笑)。
そんなこんなで、残ったのは緑のボート。

「…あら?これで、1号の勝ち??」
「ホントだ、もう6枚もメダルがある!!」
「ずっりー」…ですよね。
すると1号が、「もう1回やろうよ、これ、おもしろい!!」と言ってくれたので、3ラウンド目としてもう1回。

今回は、2号がひとりでビリなので石をもらう。
「石はいつ置くの?」と2号。
「いつでもいい、自分の手番でも人の手番でも、ボートが動き出し出した瞬間でもいいんだって」と言うと、「いいね、石!」(笑)。
ウン、わたしもそう思う(笑)。

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石、どんっ(笑)!

でも、ボートにこまを置き終わると…2号「石、置く」と言って、赤のボートに石をのせる!
それを見て、1号が「もう、絶対動かないって感じだよね」と言ったけど、赤のボートは浮き輪もあるから、もう絶対動かない感がすごい(笑)。

しかも、浮き輪と石の合わせ技が効いたのか、さいころで赤のボートがほんっと出ない(笑)。
「やっぱりこう、結界みたいなのがあるのかな」と言ったら、1号が「そりゃあるでしょ、浮き輪と石だよ??」と真顔(笑)。
知らんかった(笑)。

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あっ!!

途中、動かしていないのに、黄色のボートが突然すーっと動き出す!!
息を止める3人(笑)!

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と、とまった…

一気に滝つぼ???と思ったら、途中でとまる(笑)!!
「こういう場合は、このまま続行。動かしてなくても海底地震で動くことがあり、滝つぼに落ちたら、それで終わり」…ちゃんとここまでルール説明があるって、さすがだ!

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梃子でも動かない(笑)

最終ラウンドは、当然石つきの赤のボートの勝ち(笑)!
「やっぱり石、強力だったね」と2号(笑)。

いやー、ほんっと楽しかった!!
師匠、こんな楽しいゲーム紹介してくださって本当にありがとうございます!
師匠のとこで見なかったら、パッケージで却下してたと思います(笑)。

とにかく楽しくておもしろかった!
分かりやすいルールでありながら、読みもふんだんにあって、何より滝つぼに落ちる瞬間はやっぱりおもしろい(笑)。
乗り換えのルールも、「こっちの方がイケそうだ、乗り換えろ!」みたいな感じで乗り換えると、「裏切り者ー」とか「一人にしないでー」と大騒ぎ(笑)。

また、上にも書きましたが、こまをネットでキャッチするアイディアはほんっと秀逸(笑)。
ボートは粉々だけど、人は助かったって感じで見るだけでおかしいのです。

ちなみに、箱に印刷されている「Kinderspiel für Groß & Klein(大人と子どものための子ども用ゲーム)」は、いいゲームが多くて、一時期そのマークを目安にゲームを選んでいたことがあります。
例えば、「島が見えた!」「ウッドチャック」などです。
これからまた意識して探そうかなと思います。

 

☆今日のありがとう☆

その1
買い物に行く。
スーパーの入り口で、バッグの中に出さなきゃいけない手紙が入っていることを思い出す。
買い物のあとでもいいやーと思いかけて、いや、わたしは忘れる!と思ったので、引き返して郵便ポストに投函。
よし、ちゃんと任務完了(笑)!

その2
それから、改めてスーパーへ。
入り口で買い物メモを探す…ない!
忘れてきたか?と思ったけど、今日はちゃんとバッグにいれたの覚えてる!
えー、どうしよう、メモ入れたのは覚えてるけど、何書いたか覚えてない…(笑)

その3
…もしかして、手紙出しに行ったとき落としたのかな?
まさかね?
でも一応…と見に行ったら、道のど真ん中に落ちてた(爆)。
さすがに日本語で書かれたメモには、誰も興味がなかったらしい(笑)。
あー、でも、見つかってよかった!

その4
そんなわけで、無事買い物できました!