宝石探しは、さらに続く！
油断のならない渦流が、宝石を狙うカヌーを翻弄する。
彼らの最後の頼みの綱は、水浴びビーバーと、先を急ぐヘラジカだ。
しかし、2倍の積み荷を積むことのできるカヌーは、荒稼ぎを狙う盗人をますます勢いづかせている…
No.384
・ナイアガラ 拡張・川の精（Flussgeister am Niagara）
・Thomas Liesching作
・Zoch
・8歳から
・3人から6人
・時間…30分から45分
・日本語化…必要ありません
・Spiel des Jahres受賞（2005年）のNiagaraの拡張です
ナイアガラ（本体）はこちら
「川の精」は、「ナイアガラ」がSpiel des Jahresを受賞した後に発売された拡張です。
「ナイアガラ」本体は5人までですが、「川の精」があれば6人まで遊べます。
また、いくつか新しいルールを増やして、川の流れが速くなりました（笑）。
さて、ルールです。
・1艘で宝石を2つ運べるカヌー
文字通り、宝石を2つ運ぶことができます。
・渦流（うずまき）
このシールが貼られたプレートには、カヌーを置くことができません。
下流へ進むとき、カヌーが渦流にとまったら、もう1ます下流に流されます。
上流へ進むとき、カヌーは通常のますでは1点ですが、渦流のますでは2点数えます。
渦流のますでとまってしまう場合は、下流に1ます戻されます。
渦流が滝つぼに落ちたら、すぐに上流に戻されます。
・新しいパドルカード
→なわ
なわカードを使うと、手番で自分のカヌーを岸にのせることができます。
そのラウンドの処理がすべて終わったら、その前にきたプレートにカヌーを戻します。
→1/2/3
このカードでは、カヌーは1艘しか動かしません。
1から3の好きな数を選んで動かします。
→7
7点分動かすことができます。
・水浴びビーバー
水浴びビーバーは、気候ボードのそばにおきます。
雲が+2に移動したら、ビーバーを川の上流のプレートに置きます。
ビーバーがいても、カヌーを置いてかまいません。
ビーバーが滝つぼに落ちたら、雲を0に戻します。
・先を急ぐヘラジカ
ヘラジカはピンクの宝石の近くに置いておきます。
手番を始める時に、カヌーがピンクの宝石の位置にあったらヘラジカにのせてもらうことができます。
ヘラジカにのったカヌーは、通常のパドルカードの点数にプラス2点加えて移動できます（たとえば、5のパドルカードなら7点分になります）。
カヌーが船着場に戻ったら、ヘラジカはまたピンクの宝石の位置に戻ります。
家族で遊ぶ日（227）。
天気のよい午後に、夫（青）、1号（茶色）、2号（黄色）、わたし（赤）の4人でプレイ。
ルールを全部入れたら、多すぎてパニックになる人がいるかなと思ったけれど、ここは強気でいく（笑）。
…てか、個人に直接影響があるのは渦流ぐらいで、あとは出てきたら一緒に処理すればいい。
Spiel des Jahres受賞作の拡張として、この辺の匙かげんはすばらしい。
スタートプレイヤーは、わたし。
前回「ナイアガラ」を遊んだとき、おもしろすぎてほとんど写真撮ってなかったので、今回はマメに写真を撮るように心がける（笑）。
1ラウンド目…前回の反省を生かして、大きい数は出さない（笑）。
一番最初は、カヌー1つしか出せないのだから、とカヌー1つしか動かせないパドルカードを選ぶ。
3を選ぶと、渦流に流されて4進むことになるので、2で止まる。
夫は、1…めちゃくちゃ慎重な出だし（笑）。
2号は、3…渦流に流されて4…あ、そっか、4でもダイジョウブ…だったかな？
1号は、5！…いきなりチャレンジャーだなぁ…
夫が1を出してくれたので、川は1流れただけ…1号かなり助かる（笑）。
たぶん、これで全員「なーんだ、結構ダイジョウブじゃん！」と思ってしまったらしい（笑）。
次のラウンドでは、わたしは4を出し、2つ積めるカヌーに宝石積んで、2つ目のカヌーも出発させる。
夫と、1号は2で、静かに動いているけれど、ここで勝負し2号が5を出す。
わたし「すげっ、5、ですか」
2号「だって、ちょうどいいもん」
ちゃっちゃと動かして宝石2つ積む…
夫と1号のおかげで、川は2だけ流れる。
…宝石積んで、そろそろ戻らないと滝つぼが近い…
ふふん、そのためにちゃんと大きい数を残しておいたのよっ（笑）。
ところが、ここでカヌーが2つ川にあるときは両方とも動かすというのにしばられる。
せっかく2つ積めるカヌーなのに、1つで戻るなんてもったいない…えーっとそしたら、こっちはここで積んで、これは戻って…
一生懸命数を数える（笑）。
他の3人も「いち、に、さん…」「Eins, Zwei, Drei…」とかやってる（笑）。
流された位置が青の宝石だったので、わたしはそれを乗せて一目散に船着場を目指す…そこで数え間違えて、6でいいところを7出したわたし（爆）。
…6までもちゃんと数えられないらしい…
どうにかわたしのカヌーは戻れたので、意地悪したろと次のラウンドで雲のパドルカードを出して、気候を+1にする。
自分のカヌーは川にないから、関係ないもんねー（感じ悪ー）。
そして、そのラウンドで一番小さい数は4！
わたしの+1が加算されて、なんと5も川が流れる…
案の定、読み間違った2号が滝つぼへ。
2号「まま、ずりー」
ずりくないよ、ルールどーりやってるよ（笑）。
全員すでに宝石をいくつか集めていたので、2号に「カヌー買い戻す？」と聞くと、「いや、カヌーに宝石払うのもったいない」…おや。
「でもさ、2つ積めるカヌーだよ？」
「いや、ここはあえてカヌー1つでやってみる！」
…これも、漢というのでせうか（笑）？
そして気がつく、パドルカードが増えたということは、当然使ったパドルカードが戻ってくるまで時間がかかるということ。
…序盤は、宝石を狙って好きな数を出せたけど、中盤以降「これじゃー、多い」「これじゃー、少ない」となってくる（笑）。
ここで、渦流に悩まされる（笑）。
だって、2点必要ってかなり重い。
宝石積むのに2点必要で、しかも渦流通過するのに2点って、めっちゃキツイ…川を上るのがとても大変（笑）。
とはいうものの、わたしが気候を+1にしてしまったために、他の3人は今あるカヌーを動かさなければならない状況（笑）。
つまり、気候を戻すことができない（笑）。
…って、笑ってるわたしもカヌー動かし始めたら、全然戻れないことに気がつく（笑）。
たった1つの違いなのに、大違い…
空のまま流されるカヌーたち（笑）。
終盤になると、選択肢がほとんどなくて用もないのに「なわ」とか、カヌー進めたいけど「雲」のカードを出すしかない。
実は、ここが一番おもしろいところでもある（笑）。
なぜなら、思わぬ方向にカヌーも川も動くから（笑）。
…でも、今回は夫とわたしが同時に「なわ」を出し、1号と2号が同時に「雲」を出したので、なんと川は流れず（笑）。
「せっかくなわでつないだのに意味なし」とわたしが言えば、2号「雲出したけど、0になっただけで意味なし」（笑）。
なんとか流されずにとどまった1号、ここでヘラジカにのせてもらう。
…ヘラジカにのったカヌーはどう見ても、お菓子やさんのエクレア（笑）。
ピンクの宝石を乗せて一気に船着場へ。
「いいなぁ、それ」とわたしが言うと、「うん、2点だけど結構大きいね」と1号。
…わたしもエクレアになりたい（笑）。
そして、ようやくカードが戻って来る！
夫も「これで、カードまた全部使えるんだよね！」とうれしそう（笑）。
…と思ったのに、カードが戻って来て1ラウンド目でいきなり1号が「あら？宝石、全部そろったかも…」
えええーっ（笑）。
そこから夫とわたしは大急ぎで戻ろうとしたけど、足りず…よりによって2つ宝石を積んだカヌー川に置き去り（笑）。
というわけで、勝ったのはやっぱり1号。
ちなみに、集めた宝石わたしが1番少ない（笑）。
…やっぱり意地悪しちゃダメってことだよね。
いやー、楽しかった！
この拡張は、マストだと思います。
5人から6人まで遊べるようになるというのも利点ですが、1番おもしろくしてくれるのは何といっても渦流のルール。
これが川の激流を上手く表していて、ものすごく楽しかったです。
そして、なわでとどまるってのも、激流に合ってる（笑）。
この拡張を入れると、ナイアガラ川がより激しく流れる感じで、カヌーを操る感がすごいのです。
そして、1号とわたしが「こういうかわいいキャラは、ジャマをする」と思ったビーバーは出番なし（笑）。
今まで遊んだ中で、気候が+2になったことってあったかな？と思うぐらいウチでは起こりえない+2なので、ビーバーくん残念。
途中から2号のおもちゃになってました（笑）。
すごくかわいいから、使いたいっと思って+2にするプレイヤーがいると思ったのかな？
確かに使ってみたいけど、+2なんて危なすぎる…と思いきや、ねずみリーダーさんのところではデフォルトが+2らしいです（笑）。
やっぱり、アレかな、滝から落ちてナンボ、みたいな感じかな（爆）。
今度一緒に遊んでみたいです（笑）。
ナイアガラ 拡張・滝の精・その2はこちら
☆今日のありがとう☆
その1
今日もいい天気！
しかも、気持ち暖かくなったような…春が近づいてきてる気がします。
その2
やることいっぱいだけど、やりたいこともいっぱい。
やりたいことがいっぱいって、しあわせなことだなと思いました。
その3
ぎっくり腰になったつもりはないけど、腰がじわじわっと痛む…やな感じーと思っていたら、痛みが強くなる…
まず立ち上がる、座るが痛い。
前かがみがムリ。
歩くのは平気だけど、重い荷物もったらずしっと来る感じ…ヤバいかな、これ…
…と思ってたら。
帰宅した1号も「腰が痛い」とのたまう。
「え、1号も腰が痛いの？おんなじだー！」と言うと、「やっぱ天気のせいかな」と1号。
え？
天気のせい…なの？
…と思ったせいか、夕方には痛みかなり楽になってました（爆）。
これ、なんでしょうか（笑）。
その4
ある方から、いい言葉をたくさんいただいて、とてもうれしかったです。
わたしもそういう言葉を発していきたいっとすーごく思いました。
その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ！
ルンルン♪
