紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ウクマ(Ukuma)

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デザインに惹かれました

このゲームでは、あなたの素早さが問われます。
相手の背後に向かって、形と色が合うようにカードを並べてください。

No.383

・ウクマ(Ukuma)

・Andreas Schleicher作

・Game Factory

・7歳から

・2人用

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

「ウクマ」は、クリスマスが終わった後、ワゴンセールで見つけました。
デザインが目を引いて、手ごろなサイズだったので購入(笑)。
こういうのが侮れないゲームだったりするのです。
…と思ったんですが(笑)。

まずは、ルールです。
白と黒のカードに分けて、それぞれよくきり裏返しに積み重ねて山札にします。
それぞれ1番上のカードを表にします。
その2枚を、条件に合うように置けたら、スタートカードとして表にしておきます。

組み合わせて置く条件は…
・必ず1辺は、自分のカードに接していること
・接しているカードと、色と形が一致していること
・相手のカードと1辺が接しているか、あるいは、相手のカードがななめの位置にあること
です。
この3つの条件をすべて満たしていなければ、カードを置くことはできません。

スタートカードが置かれたら、それぞれの山札から3枚手札としてとり、スタートです。
2人とも同時に手札を条件に合わせて置きます。
その際、相手のカードの後ろに回り込むように置きます。

手札3枚は、使い切るまで補充できません。
手札が置けない、あるいは置きたくない場合は、その時点の手札をすべて捨て札にして、新しく山札から手札を3枚取ります。

どちらかが、相手のカードの後ろに回り込むか、相手側の机のふちにカードが置かれたら、そのプレイヤーの勝ちでゲーム終了です。

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幾何学的なデザイン

天気のよい午後に、2号とわたしの2人でプレイ。
箱はマグネットで閉まるようになっていて、なかなかしっかりした作り。

ところが。
カードを箱から出して、きってみると…

…カードが反り返ってるから、積み重ねられないっ!!
2号「…これ、どうやって積み重ねるの??」
わたし「…積み重ねようとしても、雪崩じゃん、これ。もしかして、ここからゲーム始まってるとか?」

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やらせではありません(笑)

…もうね、この時点で2人ともかなりやる気失う(笑)。
「ラット ザッコ」もそうだったけど、カードが反り返ってるって、ほんっとやめて欲しい。
それだけで、スムーズな進行からほど遠くなると思うんだけど?

まぁ、いい。
気を取り直して、2号は山札2つに分けて、1つには調味料入れを置くことにする(爆)。
いや、でも、マジで積み重ねられないんだって(笑)。

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塩の手を借りる(笑)

わたし「まず、1枚ずつ出して、で、それが合うかどうか確かめて…あ、これならどーにかなるね」
2号「うん」
とりあえず準備はできた。
調味料入れのおかげで(笑)。

わたし「で、あとは、色と形が合うようにするの。置けなかったり、置きたくなかったら、手札は全部捨てて、新しく3枚とって」
2号「え、置きたくなくても捨てていいの」
わたし「らしいよ」

というわけで、スタート。

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素早い出だしの2号

2号がさらっとおいたので、あわてて合うのを探す…

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えーっと、これ?

で、わたしも攻めなきゃいけないんだけど…

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余談だけど、カードの反り返りがよーく分かる…

「なんで、そんなに早いのよっ!」とキレかかる(笑)。
…って、横に合わせるだけなら、赤か青が合えば置けるのに、なぜか迷ったわたし(笑)。

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わたしだって!

始めてみたら、結構忙しい。
横に広げるのはそんなに大変じゃないんだけど(青か赤に合わせるだけ)、縦に進もうと思うと、形がいろいろで、2人ともしょっちゅう置き間違える(笑)。
置いてみて「あ、これ、合ってる?」と相手に聞く始末(特にわたし・笑)。

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あぶなかった…

最後は、手札が残った2号が時間をかけて悩んだけれど、どちらも背後には回り込めず。
引き分け…でいいのかな。

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あぶなかった…その2

…まぁ、いつもなら「もう1回やろ!」となるのですが、カードの質の悪さに2人ともうんざりしてしまい、無言で箱にしまう。
2号「もうやんなくていいよね」
わたし「うん、もうやんなくていい(笑)」

…1にも2にも、カードの質が悪すぎ。
これじゃあ、どんなにおもしろいゲームでも、すべて台無しではないかと。
ボードゲームメーカーともあろうものが、こんなひどいカードで製品化しちゃうなんて、ほんっと残念。

ゲーム自体はデザインがきれいなので、カードが並んでいくのを見るのは単純に楽しかったです。
ただし、ルール自体は全くひねりはなく、ちょっと知能テスト的な感じがなきにしもあらず。
アブストラクトが苦手なわたしは、1度のプレイで充分でした(笑)。

ちなみに、やっぱりというか、なんというか…made in Chinaでした。
アメリカやフランスのメーカーは前々からですが、最近はドイツのメーカーもmade in Chinaが増えたなぁと思います。
ドイツのメーカーは、割とmade in Germanyやmade in EUにこだわって制作している印象だったのですが。

中国製だから低品質だとは思いませんが、個人的な感想として低品質だなと思うと(感じると)中国製であることが多いです。
それでも、値段と品質が釣り合っていれば納得できるのですが、「ウクマ」は定価13ユーロ前後…Amigoのカードゲームが8ユーロ前後なのに、これはちょっと…
逆に、コンポーネントの質が高いと思う(感じる)のは、ドイツのメーカーの古いゲームに多いです。

もちろん、今もドイツ製(ヨーロッパ製)にこだわってボードゲームを作っているメーカーもあるので、わたしは意識してそこを応援していきたいと思っています。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日もいい天気!
青空見てたら元気になるし、飛行機雲見てたら飛行機に乗りたくなりました(笑)!

その2
アジア食材やさんで買い物。
レジで小銭を出そうとしたら、お財布から10セント玉が転がり落ちるっ!
しかも見事に車輪のように転がってゆき、お店の出入口まで転がり続ける…その上、次の瞬間、出入口の前を犬(笑)が歩いて、自動ドアが開く!
いやーん、わたしの10セント玉、勝手に店から脱出??っと思ったら、自動ドアの直前で力尽きて倒れる10セント玉。
こんなに転がるとは思わなかった…

その3
…という話を1号にしたら、「店員さん、笑ってたでしょ」と言うので、「いいや、あそこの店員さん、愛想ないもん。こんなおもしろいもの見ないでどーすんのーとは思ったけど」と言ったら、1号爆笑。
いや、だって、あれはすごかったよ、自動ドアいきなり開いて、絶対このまま10セント玉外に行くと思ったのに行かなかったんだもん(笑)!
…って、そこじゃない(笑)?

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪