むかしあるところに、おいしい果物がたくさん実る森がありました。
光り輝く様々な色と甘い香りに囲まれ、何よりも素晴らしいのは、これらの果物をミックスしたフルーツジュースが作れること!
みなさんはこの森の動物となり、一番おいしいフルーツジュースを探すのです。
親切な森の住人たちが、みなさんに果物をくれたり、交換したり、あるいは別の方法で手伝ってくれます。
しかも、一番乗りした場所にいれば、後から来た動物たちから果物をもらえるのです。
みなさんは、とってものどが渇いています!
さぁ、誰が一番最初にフルーツジュースで、のどの渇きをいやすことができるでしょうか?
No.387
・フルーツジュース(Fabelsaft)
・Friedemann Friese作
・2F
・8歳から
・2人から5人
・時間…25分
・日本語化…必要ですが、日本語版が出ています
「フルーツジュース」は、2016年発売で、緑のお兄さん(笑)Frieseさんの作品です。
Frieseさんとわたしの関係は微妙(笑)なのですが、師匠が推していたので、そんならという感じ(笑)で購入。
結果からいうと、おもしろかったので、拡張まで買ってたりするんですが(爆)。
さて、ルールです。
カードは、きらないでください。
同じ番号のカードは、それぞれ4枚あります。
1から6の同じ番号のカード4枚を、表にして積み重ねて置きます。
残りのカードは、表にして積み重ね山札とします。
くだものカードはよくきって、各プレイヤーに2枚ずつ配ります。
各プレイヤーは、それぞれ動物のこまを選び、同じ動物のタイルを受け取ります。
スタートプレイヤーは、残った動物こまから1つ選び、スタートプレイヤーマーカーとして自分の前に置きます。
手番がきたら、自分の動物こまを場にあるカードの山から1つ選んで、その上に置きます。
動物こまは、必ず他のカードに動かします。
選んだカードの上にすでに他の動物こまがいたら、その動物こまのプレイヤーに手札のくだものを1枚渡します。
手札のくだものがなかったら、渡せないので渡しません(笑)。
それから、選んだカードのアクションを行います。
アクションによって、くだものを増やしていきます。
あるいは、選んだカードにかかれたくだものを持っていたら、そのくだものカードを出してジュースを作ります。
くだものカードを捨て札にして、選んだカード(こまを置いたカード)を1枚受け取り、裏返しにして自分の前に置きます。
それから、山札から1枚場に出します。
まだ同じ番号のカードが場に出ていなかったら、新しい場所に置きます。
すでに同じ番号のカードが場に出ていたら、その上に積み重ねます。
それを繰り返して、1番最初に人数に合わせた数のフルーツジュースを作った人の勝ちです。
天気の悪い午後に、1号(黒・ペンギン)、2号(黄・キリン)、わたし(赤・へび)の3人でプレイ。
説明書を読んだときは、全然ピンとこなかったのだけれど、実際にカードを並べて遊び始めたら、3人とも「あー」「なるほどー」「そういうことかー」と納得(笑)。
人々がFrieseさんを鬼才というわけが分かったっ(単純・笑)!
スタートプレイヤーは、わたし。
スタートプレイヤーマーカーは、残った動物こまというのもいい考え!
プレイ人数5人までなのに、なんで6匹入ってるのかと思ったら、そういうことだったのか!
ウチは、スタートマーカーはゾウにする(笑)。
最初は、まずカードを読むところから(笑)。
…と言っても、全部読んで全部理解する必要はない。
序盤は、なんでもいいからくだものが欲しい(笑)。
となると、くだもの2つくれるサイ…がいいかな?
わたしは、へびをサイのところにおいて、くだものカードを2枚もらう。
手番終了。
2号は「えー、サイがよかったけど、サイとられた…」
わたし「あ、でも、ままにくだもの1個くれたら、2号もサイのとこ、来れるよ?」
2号「そんなことするわけないじゃん」…さすがゲーマー(笑)。
2号のキリンは、カメのところへ。
カメは、くだものカードを好きなだけ表にし続けることができて、ダブらなければもらえるというよくあるパターン、当たると大儲けという場所(笑)。
2号、3枚目ですでにダブる(笑)
2号「早すぎるっつーの」(笑)
1号は、ちょっと悩んでブラックパックへ。
誰かにバナナをあげて、かわりに2つくだものをもらうというやつ…「ままのほうがくだもの多いよね?」…ちっ。
わたしは、バナナを受け取り、手札からくだものを2つ1号に渡す。
全員、先人がいるところには絶対行かない(笑)という鉄則、すでに厳守(笑)。
最初のうちは、2歩進んで3歩下がるという感じだけれど、徐々に増えてくると5歩進んで2歩下がるぐらいな感じになる(笑)。
サイとカメが人気で、3人でぐるぐる(笑)。
ただし、カメはアタリハズレが大きすぎ(笑)。
ようやく1号が、ジュース完成。
「ココナッツ3個と、あとはじゃあ、バナナ」とヘラジカで、ジュースを作る。
ヘラジカのカードは1枚裏返しで1号の前に置かれ、山札から次の1枚(7番のカード)が置かれる。
新しいカードが出てくると、3人ともさっと説明を読む…プレイ中にちょっとずつルールが増えるって、ゲームの流れを止めることなくとても心地よい。
ついでにいうと、「フルーツジュース」の場合は同じ番号のカード4枚がジュースになれば、そのルールもなくなるという素晴らしさ。
そう、増えるだけではなく、ちゃんと減ってく(笑)!
これ、めちゃくちゃいいんでない?
しばらくすると、2号「7番のカードって、いきなり6つもくだもの集めなきゃいけないんだね。今までは4つでもジュースが作れたのに」
わたし「あ、ホントだー、そこまで見る余裕なかったわー」
1号「…ちゃんと見たほうがいいと思うよ?」
…ここんち、1号、2号のほうがよっぽどゲーマー(笑)。
セイウチ(8番)が出てくると、市場もできる!
たかだかカードを出していくだけなのに、広がっていく感じがとても楽しい。
新しいカードのジュースは、作るのに必要なくだものが増えると分かったので、当然1番から6番のジュースを狙う。
少ないくだものでできるジュースのほうがお得だもの(生活臭プンプンでお送りいたしております)。
中盤になると、全員慣れてきて欲しいくだものを集められるようになってくる。
…とはいうものの、3人とも懲りずにカメのところに行っては、1つももらえず帰ってくる(笑)。
「カメさぁ、いっぱいもらえそうな気がしちゃうけど、全然もらってない…」と2号。
「欲張るからダメなんだよ。2枚なら…」と言いながら2枚目を表にした1号、ダブる(笑)。
思わず2号とわたしが笑ったら、「ままっ、ちゃんとカードきってないでしょう??」…ちゃんときったってばー(笑)。
そんなこんなで、気がついたら2号とわたしがジュース4本完成。
くだものカードが多かったわたしの勝ち、以下2号、1号。
おもしろいってんで、翌日続き(笑)。
…これ、ほんっとよくできてる(笑)。
チャック付き袋がたんまり同封してあるので、途中でやめるなら山ごとに袋に入れておけば、次遊ぶ時は袋から出して並べればすぐ再開できるという…すごい。
なにより遊ぼうと思えば、延々続けられるシステム…これ、全員トランス状態になったら、充分可能(それはそれでコワい気もする・笑)。
序盤は、せっせとくだもの集め。
わたしは、せっせと集めたいちごとココナッツで2番のジュースを作る。
今回は、いちごが豊作(笑)。
2号も2番のジュースを作る…いちごとブドウのミックス…おいしい…かなぁ?
1号は、市場がお気に入りらしくせっせと通う(笑)。
わたし「市場、便利そうだけど、わたしが欲しいくだものはない…」
2号「うん、いらないのばっかりおいてある…」
1号「そーかなー、結構便利だよ?」
どうやら、2号とわたしが持っていて、1号は持ってないくだものが市場に多いらしい。
全員あっちをうろうろ、こっちをうろうろで、ジュースを作ってゆく。
足りなくても、どっかに落ちてる(笑)って感じがホントおもしろい。
気がつくと、わたしリーチ。
2号が「あれ?まま、もう3本作ったの?…って、ことは次で終わる?」と言い、わたし手元を見ると…あら?もう3本?
わたし「…みたいだね。3本も作った記憶ないけど(笑)」
1号「でも、3本作ってたよ?」
…そう言われても、記憶にない(笑)。
トランスしてたのか(笑)?
そんなこんなで、わたし4本目を完成させて、ゲーム終了。
1号と2号も3本ずつ完成させていて、くだものカードの数で、2位は1号、3位は2号。
なーるーほーどーと、うなりっぱなしのゲーム。
Frieseさんのゲームとわたしは、あんまり相性がよくないのですが、これは大アタリ!
ダラダラと続く(しかもめちゃくちゃ分かりづらいことが多い)説明書を読まずに、サクッとゲームに入り込めて、しかもすーごく楽しい!!
やることは、「フルーツジュースを作る」(笑)。
あちらこちらに動物たちに会って、「くだものください」と頼む感じでくだもの集めて、集まったら、そのくだものでジュース作ってくれる動物の所に行くっていう流れ、全然不自然じゃないから、すぐに理解できる!
行きたい動物のところに直接行けるっていうのも、すっきりしてていいし、誰かがいたらお詫びのくだもの進呈ってのもいい(笑)。
1号は「おもしろかった。簡単なのに、どんどん変わっていくのがよかった」、2号は「ジュースを作るのがおもしろい。楽しかった!」とのこと。
拡張もう買ったし、ぜひ続けて遊びたいです。
☆今日のありがとう☆
その1
今日は朝から荒れ模様。
雨が降ったと思ったら、日が差す…と思ったら、強風…と思ったら、雨が…(以下略)
ただ、わたしが外出した時は雨が降ってなかったので、助かりました!
その2
肩の痛み、おかげさまでかなりよくなってきました。
違和感はあるものの、痛みがかなり和らいでホッとしてます。
…相変わらず、服は「着る」ではなく「入る」ですが(笑)。
その3
オリンピックのフィギアスケート…なんでこんなみょうちきりんなことになってしまったのでしょう。
才能ある15歳の女の子を搾取する大人たちがあまりにも醜い。
銅メダリストの坂本さんののびのびした笑顔がとても素敵でした。
おめでとうございまーっす。
その4
今日の夕飯は照り焼きチキン。
いつもの人気レシピで作ったら、3人ともやっぱり「おいしい!」
おいしいと言われると、やる気出ます(笑)!
その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪