紺碧のSpielplatz

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グリズリー(Grizzly Lachsfang am Wasserfall)

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はらぺこクマさん大集合(笑)!

さぁ、鮭がやってきた!
鮭が母川に戻ってきて滝をさかのぼると、グリズリー一家は大よろこび。
グリズリー一家の一員になり、他のプレイヤーよりたくさん鮭をつかまえよう。
鮭は、滝つぼに落ちるぎりぎりのところにいっぱいいる!
でも、気を付けて!
そこは、とても滑りやすく、油断するときみたちも一緒に滝つぼに落ちてしまうよ。

No.405

・グリズリー(Grizzly Lachsfang am Wasserfall)

・Anna Oppolzer & Stefan Kloss作

・Amigo

・6歳から

・2人から4人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

「グリズリー」は、発売当時からなんとなく気になっていました。
タイルを押し出すというので、「ナイアガラ」に似てるんだろうな、だったらおもしろいだろうな…と思いつつも、似ているゲームはスルーしなければという理性(笑)もあり…

…でも、久しぶりに「ナイアガラ」で遊んだら、やっぱりおもしろくて、気まぐれに「グリズリー」を調べたら投げ売り価格(笑)になってので、つい購入…
…このパターン、ほんっと多いな(笑)。

さて、ルールです。
箱を裏返しにして、その上に滝をのせます。
人数に合わせて、レーンに水タイルを置きます。
クマの岩の下にも並べます。
人数に合わせた枚数の水タイルを積み重ねて、その上に岩を置きます。
水タイルのストックがなくなったら、岩がのった水タイルを使います。

滝つぼに一番近い水タイルとその隣のタイルの上に、1匹ずつ鮭タイルをのせます。
残りの鮭タイルは、滝つぼにストックとして置きます。

各プレイヤーは、クマこまとクマタイルを受け取ります。
スタートプレイヤーは、スタートプレイヤータイルとさいころ5つを受け取ります。

手番が来たら、さいころをまとめてふります。
出た目をさいころの色と同じ色の滝のレーンで実行します。
1.水が流れる
水が流れるシンボルが出たら、その色の滝のレーンに水タイルを押し込んで、水を流します。
その際、水タイルや鮭タイルが滝つぼに落ちたら、そのままにします。
クマは、それまでにつかまえた鮭があっても、クマこまだけがクマの岩に戻されます。
2.鮭の滝登り
鮭のシンボルが出たら、その色の滝のラインの水タイルに滝つぼ側から1匹ずつおいていきます。
クマこまがのっている水タイルの上には、鮭タイルは置きません。
3.鮭をつかまえる
さいころの目をすべて実行したら、スタートプレイヤーから順番に、クマこまを動かします。
・何ますでもすすめますが、岩を乗り越えること、他のクマを飛び越えること、すでに他のクマがいる水タイルにのること、はできません。
・いったん水タイルの上にとまったら、それ以上は動けません。
鮭タイルをつかまえてから、再び動くこともできません。
・鮭タイルのある水タイルにとまったら、鮭タイルの上にクマこまをのせると、鮭をつかまえたことになります。
・移動の際には、クマの下にある鮭と一緒に動かします。
・クマは何匹でも鮭をつかまえることができます。
・クマの岩に戻ったら、つかまえた鮭を自分の前に置きます。

それを繰り返し、岩がのった水タイルを使い始めるか、鮭タイルが補充できなくなったら、ゲーム終了です。
岩がのった水タイルを使い始めたら、そのラウンドを終了まで行って、ゲーム終了になります。
鮭タイルが補充できなくなったら、すぐにゲーム終了になります。

集めた鮭が1番多かったプレイヤーの勝ちです。

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はらぺこクマさん大集合!

家族で遊ぶ日(242)。
このところ、新しいゲーム続きだったので、すぐ分かる簡単なゲーム…ということで、「グリズリー」を出してみる。
説明書は大きくて、しかも図がとても分かりやすい!
Amigoも、説明書に関しては分かりやすい印象。
しかも、ドイツのゲームにしてはクマがかわいい…と思ったんだけど、それってわたしの感性がマヒしてきてるってことだろうか(笑)?
うわーっ、やーめーてー(笑)。

ざっと説明して、すぐに始める。
まぁ、「ナイアガラ」経験者ならそーんなに難しくないと思う。
夫(灰色)、1号(緑)、2号(オレンジ)、わたし(赤)でスタート。

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コースごとに流れが変わる川

わたし「水タイルは、回収しない。こっちにある岩ののった水タイルを使ったら、それが最終ラウンドね。」
2号「…でもさ、クマが落ちたらどーなるの?鮭を返すとか(笑)?」
…それは「ナイアガラ」だっつーの(笑)。
わたし「何も返さなくていいんだって。鮭は逃げちゃうけど、クマはぬれるだけでクマの岩に戻って来れる」
…にしても、質問がゲーマー寄りだよね(笑)。

スタートプレイヤーは、わたし。
さいころをふると...

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出だしとしては悪くない

緑のレーンは、水タイルを1枚入れる。

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川が1枚分流れる…

ピンクのレーンは、鮭が1匹飛び上がる。

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こうやって滝つぼぎりぎりに鮭が集まってくる

この場合は、滝つぼぎりぎりの水タイルにすでに鮭がいても、その上に1匹のせる。
さいころの目が2匹以上だったら、滝ぎりぎりの水タイルから1匹ずつのせる。
…つまり、滝つぼぎりぎりの水タイルに一番多く鮭がのることになる…

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どこに行こうかな…

すべてのさいころを処理したら、順番にクマを動かす…注意しなきゃいけないのは、川のレーンとレーンの間にある壁(イメージはプールのコースロープ・笑)。
これは乗り越えられないので、よけなきゃいけない。
…とはいうものの、まだ初回、全員思い通りにクマを移動。
コワいもの知らずのわたしたちは、ちゃっかり2匹の鮭の上にクマを置く(笑)。

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狙いは当然2匹いる場所!

そんな感じで、怖いもの知らずのわたしたちはかなり大胆に鮭を集める。
…ホントにねぇ、今回は川の流れが緩やかだったんだよね(笑)。

それでも、しばらくして夫がさいころをふると…緑のさいころ、水タイル1枚!

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出てしまった!!

水タイル1枚入れると…

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ちゃ~ら~ら~ら~ら~ん

1号のクマ、滝つぼへ…
1号「いきなり落とされると思わなかった…」
残りの3人、あわてて自分のクマがいるレーンの色のさいころチェック(遅いっつーの・笑)。
残りの3人は助かったものの、ここで夫「戻ったら鮭は取られない?」(笑)。
「うん、取られない。自分のモノになる」と言ったら、夫のクマは岩にまっしぐら(笑)。
でも、2号とわたしは「もうちょっと…行けるよね?」

そして、1号と2号、すぐさまさいころを調べる(笑)。
2号「あ、これ…水タイル最大で2つだよ」
1号「…ってことは、2枚残しておけば落ちない」
2号「でも、2枚残したらほとんど鮭いないじゃん」
…そう、これ、ほんっとよく考えてある!!

そのあとは、全員安全運転…と思いきや。
1号、かなり向こう見ずに攻める(笑)!
2号、一旦戻って確保してから、攻める(笑)。
夫、ちまちま戻るので、あんまりたまらない(笑)。
わたし、コワがって水タイルを2枚残すので、全然たまらない(笑)。

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また1号がためている…

2号、一旦確保して気が大きくなったのか、滝つぼぎりぎりで集めまくる(笑)。
「だってさー、これ、コワがってたら全然集められないって」…確かに(笑)。

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落ちてナンボ(笑)

途中、わたしは慎重だったはずが、つい鮭3匹の山に目がくらんでのってしまい、見事に滝つぼに叩き落される(笑)。
当然、1号と2号爆笑…するよね、そりゃ(笑)。

そして、なーぜーかー水タイルが出ないレーンで滝つぼぎりぎりで鮭を集めまくる2号。

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ありえん(笑)!

…こんなにため込んで、しかも滝つぼぎりぎりなのになぜ落ちないんだ(笑)?
そんなこんなで、鮭が補充できなくなって即終了。
勝ったのは、もちろんぶっちぎりで2号。
以下、1号、夫、わたし。
ちなみに、2号1号と夫わたしの間にはかなりの差が…

おもしろかったです。
今回は、中盤以降ほとんど水タイルが出なくて、鮭ばっかりだったので、滝つぼぎりぎりを攻めた2号は大漁(笑)
落ちるかもしれないっというドキドキ感が少なすぎました(笑)。

さいころを使うゲームは、どうしても出目次第でゲームの印象がガラッと変わってしまいますが、「グリズリー」も水タイルばかり出て鮭が出なくても、鮭ばかり出て水タイルが出なくても、どちらもつまらなくなると思います。
でも、ルールは分かりやすいし、子どもも一緒にきゃーきゃー騒ぎながら遊べます。
なんせあの夫が「このゲームは、簡単すぎる」と言ったぐらいですから(笑)。
…ったくどの口が言うんだかっ(笑)。

次回は、ぜひ水の流れが速いのを経験したいです(←「ナイアガラ」慣れしてるとこーなる・笑)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
朝は雨。
昼前から雨はやんで、あっという間に青空が出てくる。
風はまだ冷たいけど(By小田さん)、天気がよくなってうれしいです。

その2
2号「まま、チェロの先生が、モーツァルトのトリオの36番の楽譜用意してくださいって」
…はぁ?36番?
とりあえずネットで調べる。
案の定出て来ない。
わたし「あのさぁ、36番って何?モーツァルトはKV(ケッヘル番号)で言ってくれないとわかんないっつーの」
2号「…先生に聞いたら、YouTubeのサイト教えてくれた」
2人で先生が送ってくれたYouTubeを見る…「ほら、ここにあった、KV!」
それで調べたら、一発で出てくる(笑)。
演奏聞きながら、2号もわたしも「でもさ、これチェロ弾いてる?ピアノとバイオリンばっかじゃん…」(笑)
楽譜見たら…チェロ、全休符が多い…
2号「先生、簡単ですよって言ってたけど…」…全休符が多いからかな(笑)?

その3
でも、チェロって割とそーなりがち…他の楽器と合わせると、どーしても縁の下の力持ち的になって、あんまり目立たない(笑)。
でも、土台ともいうべき低音がちゃんとしてないと、高音のメロディーだけじゃふにゃふにゃになっちゃって、ちっとも素敵じゃない。
だから、チェロだってとっても大事なのです。

その4
友人の夫は、「料理がまずい」とよく言うとか。
今どきそんなバカがいるんだーと思いながら、夫にその話をすると。
夫「ぼくは、きみの料理がまずくても、いちいちコメントしようとは思わないけどなぁ」
わたし「それは、あなたも料理するからじゃない?自分で料理する人は、料理がいかに大変か分かってるから、そういうこと言わないと思う。その夫、料理できないんだって」
夫「だいたいそういうこと言うなら、自分で作ればいいよなぁ」
…あー、この人と結婚できてよかったーっと思った瞬間(笑)。

その5
わたし「だってさ、わたしのおばさんがご飯のあと日本茶いれてくれた時、とってもおいしかったから『とってもおいしい!』って言ったら、横からおじさんが『こんなもん、だれでもできる!』って言ってね、わたしが『じゃあ、次回はおじさんがいれてくださいね』って言ったら、おじさん絶句してた」
夫「…予想外の返答だったんだね(笑)」
わたし「そ。生意気な姪めーってなもんじゃない(笑)?」
ちなみに、おじは料理できませーん。

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪♪♪