「島が見えた!!」船の上をくるくる飛んで、きみたちの周囲を見張っているおうむのココが言いました。
カタンの島が目の前に現れました。森や牧場、黄金のサトウキビ畑、洞穴が隠れている丘もあるたくさんの小さな島々…冒険好きな海賊にはうってつけの場所です!
すぐさま最初の基地を作り始めました。
島の奥に入っていくと、金の宝の島を見つけました。なんとかして一番最初にその島に自分の基地を作ろうとしていると、島のあちこちを飛び回っていたココが戻ってきて叫びました。「幽霊海賊、幽霊海賊がいるよ!」
ココが怖がったのは、海にポツンとある岩山でした。その上には恐ろしい海賊の気味の悪い要塞がありました。もうすぐ幽霊海賊は、自分がカタン島の唯一の主ではないことに気づくでしょう。きみたちが探検するのを邪魔しにくるかもしれません。でも、幽霊海賊に邪魔されても、きっと親愛なるおうむのココが助けてくれますよ。
No.313
・カタン ジュニア(Die Siedler von Catan Junior)
・Klaus Teuber作
・Kosmos
・6歳から
・3人から4人
・時間…30分
・日本語化…一部カードを日本語化する必要がありますが、和訳シートで遊べると思います。
家族で遊ぶ日も163回目。
最初のうちは、ひたすら「チケットトゥライド」シリーズを遊びまくり、いい加減飽きたということで恐る恐る「マイシティ」で遊んでみたら、意外にも4人とも楽しめました。
味をしめたわたしは、パズルつながり(笑)で「クマ牧場」を出してみましたが、これも好評!
そうなると、わたしの密かな野望がよみがえる(笑)。
そのわたしの密かな野望とは。
「家族で『カタン』で遊ぶ」(笑)。
それが野望?と思われるかもしれませんが、なんせメンバーに若干1名新しいルールに抵抗がある人(笑)がおりますので、めっちゃハードル高いのです(笑)。
でも、ボードゲームにうとい夫が唯一知っていたタイトルの1つが「カタン」で、いつかは遊んでみたいと思っていました。
…だいたい、ドイツ人なのに「カタン」で遊んだことないって、絶対邪道(偏見発言お許しを・笑)。
そして、その野望を実現すべく段階を踏んで導入することにしました。
…って、えらそうに書きましたが、なんのことはない、1号2号の時と同じくまずは「カタン ジュニア」で遊んでみるってだけです(爆)。
まぁ、夫の導入でも使うことになろうとは思っていませんでしたが(笑)。
ボードを広げます(3人用と4人用があります)。
各プレイヤーは、同じ色の基地と船、早見表、ラム酒と木をうけとります。
ボードの指定の位置に基地をおき、幽霊海賊は、幽霊海賊の城におきます。
市場ボードをひろげ、その上に各収穫物を1枚ずつおきます。
残りの収穫物は種類別にして、表向きに積み重ねておきます。
手番がきたら、以下のアクションを行います。
1.さいころをふります
さいころをふって、出た目の土地に接するように基地があるプレイヤーは、その土地の収穫物をもらいます。
ただし、6が出たら、誰も何ももらえず、出したプレイヤーは幽霊海賊のこまを移動させます。
幽霊海賊のいる土地では、収穫物がもらえません。
2.基地や船を作ります
早見表にかかれた収穫物を手札から出すと、基地や船を作ることができます。
基地の隣には必ず船、船の隣には必ず基地がくるように作ってゆきます。
錨のシンボルのあるますに城を建てたら、港タイルをもらいます。
あるいは、ココカードを買うこともできます。
ココカードを買ったら、すぐにその効果を使います。
3.手札の交換
欲しい収穫物が手札にないときは、交換することができます。
・市場のカードと交換します
市場との交換は、一手番につき1度だけです。
・他のプレイヤーの手札と交換します
手番のプレイヤーは、他のプレイヤーに欲しい収穫物がないかどうかたずね、あったら交換することができます。
・ストックの収穫物と交換します
同じ収穫物を3枚と、ストックから好きな収穫物を1枚を交換できます。
・港タイルをつかって交換する
港タイルにかかれた収穫物2枚と、ストックから好きな収穫物を1枚を交換できます。
2と3は、好きな順番で行ってかまいません。
これをくりかえして、1番最初に基地を7つ建てたプレイヤーの勝ちです。
曇り空の午後に、2号、夫、わたしの3人でプレイ。
とにかく簡単にプレイしようと、おすすめの「プレイヤー間交換なし、3:1交換なし、港タイルなし、港タイル交換もなし」で遊ぶことにする。
これだけシンプルにして分からなかったらしょうがないよなぁと覚悟(笑)してたんだけど、意外にも夫はあっさり理解。
「基地を全部建てたら勝ち」
「基地、船、基地、船の順番でならべる」
「さいころふって、カード交換して、建てるで手番おしまい」
…これで、ほぼルールは網羅できるってすばらしい(笑)。
一番小さい人(笑)ということで、2号がスタートプレイヤー。
さいころふって…いきなり5!
「5はここだから、まだ何も起きない。ここに基地があったら金がもらえる」と言うと、「えー、何にももらえないのー」としょっぱなから、いきなりしらける(笑)。
…確かにね、手札2枚しかないし、いきなり何ももらえないと出鼻くじかれるよね。
2号は、市場でラム酒と羊毛を交換して、羊毛と木で出航。
「いいなぁ」(笑)。
そして、わたし。
また5…何これ(笑)。
ココカード狙いで、市場で金と交換。
夫…6…なんなのこれ、全然収穫できないじゃんっ!
「えー、これじゃー、何にもできないじゃん」と夫。
「こうなっちゃうとつまんないんだけど…ホントならね、さいころで2とか3が出ると自動的に収穫物がもらえるの」
「ふーん」
夫は幽霊海賊を5におく(笑)。
そんな感じで徐々に盛り上がっていく予定だったのに、今回はさいころの出目が全くついてなくて、一番出たのが5だったという(笑)。
その次に4と3という感じで、1と2が全然出ないっ!
…ここで問題になるのが、初期設定では1か2が出れば羊毛がもらえるようになってること。
でも、逆にいえば、1と2がでないと、羊毛はもらえない。
羊毛は、船だけでなく、基地建てるのにも必要なのにー!!
羊毛が全くもらえないので、わたしは船が出せない。
仕方がないので、ココカードに頼るも、いらん木を2枚ももらう。
でも、羊毛がないのは2号と夫も同じ、ただ、2人はココカードでよりによって羊毛をもらう!!
…そして、どこにも行けない赤(涙)。
対して、2号(黄色)は着実に伸ばし、夫(青)が追う…
結局ゲーム中に2が出たのは1回だけ。
わたしは幽霊海賊ばかり動かしてた…
そんなわけで、最後はココカードをひいた2号が幽霊城に城をおけることになり、それが7つめの城でそのまま終了。
勝ったのは2号、以下夫、ずっと下がってわたし。
夫いわく「こんなつまんないゲーム、初めてだ」…うん、わたしもそう思う(笑)。
「でも、いきなりオリジナルの『カタン』で遊んだら、あなたは『ムリ!!』って言うと思ったから、ジュニアバージョンでしかもルールもいくつかなくして簡単にしたんだよ。じゃあ、次はオリジナルやろうね」と言っておきましたが、さいころ運が強すぎて、そこがうまく機能しないとこんなにおもしろくなくなるのかって感じでした(笑)。
全員羊毛がもらえなくてにっちもさっちもいかず、わたしは山のように木がたまるけど、何もできずひたすらさいころふるだけ。
子ども用だと思えば、遊べますが、導入として遊んだら、なんだかなぁという感じでした。
でも、まだ1号と2号がオリジナル「カタン」年齢に達していない頃は、ジュニアには大変お世話になりました。
その時は、すごくおもしろかったです。
1号も2号も真剣そのもので、お城建てたり、船出したり。
きっと、さいころの出目がわりと均等だったんだろうなぁ…
今回は、真剣に「このさいころには、2が出ない仕掛けがある」と思ったぐらい2が出ませんでした(笑)。
☆今日のありがとう☆
その1
女子ソフト。
始球式を見て、感動!!
その場で見られなくても、ちゃんと伝わるものがあるってすごいなと思います。
そして、バッテリーの彼女たちはまずグラウンドにおじぎ。
終わった時もおじぎして、日本チームもおじぎして…小さいことだけれど、これってすばらしい礼儀だと思います。
その2
…で、思い出したのですが、国際線がまだ成田空港のみだった頃。
あー、行きたくねーなんて思いながら乗った飛行機。
牽引車におされて飛行機がターミナルを離れたころ、ふと窓の外を見ると。
係の方たちが横1列にならんで、手をふってくださっていました。
その瞬間、涙がぽろぽろ…
最後にきれいにおじぎしてくださって、「がんばってきてね!」と肩を押された気がしました。
これは、羽田空港でも行われていて、見るとすごくすごく励まされます。
その3
ついてにいうと、飛行機の誘導係の方も、日本では誘導が終わるときれいにおじぎなさるんですよね。
それを見ると、「わー、日本に帰ってきたー」って思います。
その4
そしてサッカー。
ピッチに入る前におじぎ、出る時もおじぎ…美しいなと思います。
その5
サッカー男子、1勝おめでとうございます!
次の試合がすっごく楽しみです。